世界で一番美しいラブレター
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翌日、クラスの友だちに岸本先輩の事を聞いてみると、目を爛々と輝かせて反応した。
「何?!名前、岸本先輩がタイプなん?!」
「えー!意外!っていうか、名前が男の人の話するん初めてちゃう?!」
『え…いや…そういうのんとはちょっとちゃうんやけど…』
現役女子高生というやつは、どうしてこうも何でも恋バナに結び付けようとするのだろう。私はただ、岸本先輩の横顔を描きたいだけなのに。
「私はバスケ部なら南先輩がええなぁ。クールでちょっと怖そうな所がかっこええもん」
「なー!南先輩、彼女とかおるんか知りたいわ〜」
『ちょ…南先輩やなくて私が聞いてんのは岸本先輩やねんけど…』
結局、友だちから聞けた岸本先輩の情報は陽気でオモロい目立つ存在ということだけで、部活の先輩から聞いたことと大して変わらなかった。
それから私は、岸本先輩を校内で見掛ける度に目で追うようになっていた。廊下を歩いていても、やっぱり横顔は綺麗だった。
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「何?!名前、岸本先輩がタイプなん?!」
「えー!意外!っていうか、名前が男の人の話するん初めてちゃう?!」
『え…いや…そういうのんとはちょっとちゃうんやけど…』
現役女子高生というやつは、どうしてこうも何でも恋バナに結び付けようとするのだろう。私はただ、岸本先輩の横顔を描きたいだけなのに。
「私はバスケ部なら南先輩がええなぁ。クールでちょっと怖そうな所がかっこええもん」
「なー!南先輩、彼女とかおるんか知りたいわ〜」
『ちょ…南先輩やなくて私が聞いてんのは岸本先輩やねんけど…』
結局、友だちから聞けた岸本先輩の情報は陽気でオモロい目立つ存在ということだけで、部活の先輩から聞いたことと大して変わらなかった。
それから私は、岸本先輩を校内で見掛ける度に目で追うようになっていた。廊下を歩いていても、やっぱり横顔は綺麗だった。
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