〝好き〟を発表
NAME CHANGE
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その後、合奏をして演目を終えた。幼稚園を出た後、三人並んで歩いて帰る。もしかしたら、三人だけというのは初めてかもしれない。次男はお疲れ様のお菓子を貰って満足そうにしている。
「おかし、かえったらたべてええ?」
『もちろん!頑張ったなぁ。上手やったで〜』
名前は優しく微笑みながら、次男と話をした。
「お母さん見てニコニコのお父ちゃんが好きなんやろ?」
「うんっ!そうやで!」
「ほな、お父ちゃんがいつでもニコニコでおれるように、お母さんを守っていかなアカンで」
南の優しい口調と、目を細めて息子を見つめる姿に名前は胸がいっぱいになる。それを見兼ねてか、次男は二人の手をギュッと握り、左右を見上げながら満面の笑みを見せる。
「うんっ!まもる!!」
『ええ子に守って貰えて、ホンマ幸せやな〜。お父ちゃんにありがとう言わな』
「え?おとうちゃんに?なんで?」
『ええ子のお母さんにしてくれたから』
名前が言うと、次男はピカピカの笑顔で南の方を見上げる。それがあまりにも眩しくて、あまりにも愛に溢れていて、南は立ち止まって次男の目線と同じになるようにしゃがみ込んだ。
「おとうちゃん、ありがとう!!」
南は次男が好きな優しい笑みを浮かべ、わしゃわしゃと頭を撫でた。ニッと歯を見せるとびきりの笑顔は名前によく似ている。
ふと見上げると、同じ顔で微笑む名前の笑顔があった。
南の目は愛おしさでますます細められてゆく。
おわり
あとがき→
