南さんちのハロウィン
NAME CHANGE
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夜
子どもたちが寝た後、いつものように二人はソファーに座りビールを飲んでいた。そして、名前が缶を置いたのを確認すると、南の腕は名前の腰に回る。お互い言葉を交わさずとも、次にするのは唇を重ね、舌を絡め合うことだと分かる。ピチャピチャと粘性のある水音と、二人の吐息が小さく響く。
自然と名前がソファーに押し倒される体制になり、南の膝が名前の太ももの間に押し込まれる。そのまま膝でグリグリと下腹部を刺激しながら胸の突起を指で弾かれ、耳を優しく舐める。耳元に感じる舌の動きと音に名前はクラクラせずにはいられない。
『んっ……やぁっ……』
「…耳、弱いなぁ」
そのまま耳元で甘く囁くものだから、名前はさらにビクビクと反応してしまう。胸を触っていた南の指は既に濡れきった下半身に流れていき、突起を刺激しながら水を掻き出すように中を擦った。舌と舌が生み出すものよりも少し高く、深い水音が今度は響く。
『あぁっ……んんっ…ハァ…気持ちぃ……』
消えてしまいそうに名前が声を漏らすと、南は再び唇を貪りながら指の動きを速めていく。クチュクチュが段々とグチュグチュに変わっていき、伴って名前の声も悩ましさを増す。
『あっ……あっ…待っ…て……指でイきたない…っ…』
その言葉で南は指の動きを止める。
「ほな、何がええんや」
名前は潤んだ瞳で南を見つめ、そっと南の硬くなったモノに手をのばす。そしてソファから降り、床に膝をついてソレを咥えた。ジュルジュルと吸い付くように頭を動かし、時々目だけを南に向ける。南は優しく名前の頭に手を添え、快感を表情に出さずにはいられなかった。
「……っ……ちょ…いっぺん離してや」
そう言うと、南は戸棚の方に向かった。戸棚にはコンドームがあるため、もう繋がりたくなったのだと名前は思った。しかし、南の手には昼間、花屋の奥さんに貰った猫耳のカチューシャが持たれている。
『えっ…それ…』
「…これ着けてしてや」
南は名前の頭にカチューシャを着けた。南からこういうことを要求されることはなかなか無いことだったため、名前は素直に応じることにした。それでも多少恥ずかしさはあるため、節目がちに南のモノを咥える。先端だけ咥え、裏側をチロチロと舌で刺激すると、南から声が漏れる。
「…っ……ハァ…」
どんな顔をしているのだろうと、名前は舌の動きを続けながら見上げる。頬を紅く染めながら、何か耐えるような表情の南と目が合う。
「…おま……そんな目……反則や…」
そう言うと、南は名前に手をソファの背もたれにつかせ、腰を突き出す体制にした。そしてそのまま腰を掴み、一気に秘部を貫く。
『あぁぁっ…あっ……やぁ……っ…』
背中を反らすように快楽を全身で感じると、南が腰を押し付ける力が強く、速くなる。パンパンと音を立てて身体がぶつかる。その度に二人の快感は一番高い所に向かって昇り流れてゆく。
『んっ……ふぅっ……ハァッ……最後……ギューしたい……』
名前が顔だけ振り返り、懇願するような目で見つめる。猫耳をつけているからなのか、そうでないのかは分からないが南はいつも以上に興奮していた。
(ヤバ……俺、変態かもしれへん…)
そう思いながら、名前を抱き寄せ、座りながら向かい合う体制になる。そのまま下から突き上げれば、汗で湿った身体がよりぴったりと密着し、離れようとしない。愛しい妻が自分のモノを奥まで深く受け入れ、目はとろりと垂れ下がり、口を半開きにしてよがっている。
しかも、猫耳を着けて…。
南の硬度が増すと、名前は締め付けて離そうとしない。
『あぁぁ……も……イっ…ちゃ……』
「ハァッ……ハァッ…しっかり掴まっときや…」
奥の奥までねじ込まれた途端、名前はギュッと南にしがみ付き、足をピンと伸ばしたかと思うと、ガクガクと腰を震わせながら達してしまった。そこに追い討ちをかけるように南の息づかいが荒くなり、白い熱気がドクドクと吐き出された。
「たまには仮装すんのもええな」
『ハァ…ハァ……スケベ……』
最後にキスをして、二人の愛は今日も深まる。
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