07:鎧
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食事を終え、片付けを手伝おうとお皿を運ぶ。
「ええよ。名前ちゃんは早よ勉強教えたって」
『え、でも…何もせんのは申し訳ないです…』
「ほんなら後でコーヒー淹れるから、そん時手伝ってくれへん?声かけるわ」
『はい。分かりました』
「ほな、オレの部屋行こか」
私たちは2階にある南くんの部屋に行った。余計な物が無いシンプルな部屋は、南くんらしいなと思った。
「おお、めっちゃキレイやんけ。番長来るから片付けたやろ!」
「うっさい。余計なこと言うなや。早よ教科書出せ!」
南くんに言われ、岸本くんは渋々、教科書を出した。
『んで、何からやる?』
「何からやったらええの?」
「数学じゃ!数学!」
私が岸本くんに教えている間、南くんは自分のテスト勉強をしていた。
『じゃあ、今と同じようにこの問題やってみて』
「おう」
カリカリとペンの音が部屋に響く。
「…できた!」
『どれどれ…うん、正解!』
「ホンマ?おっしゃぁぁ!」
岸本くんが差し出した手に、パチッとタッチした。
『岸本くん、全然できてるやん』
「番長の教え方、めっちゃ分かりやすいわ。センコーら何やねん。教員免許剥奪したろ」
「お前、そういう時は難しい言葉使えんねんな」
「おっしゃ!次の問題も行くで!」
岸本くんはやる気になったのか、勢い良く問題を解き始めた。南くんもホッとしたようにし、それぞれ教科書と睨めっこを続けた。
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「ええよ。名前ちゃんは早よ勉強教えたって」
『え、でも…何もせんのは申し訳ないです…』
「ほんなら後でコーヒー淹れるから、そん時手伝ってくれへん?声かけるわ」
『はい。分かりました』
「ほな、オレの部屋行こか」
私たちは2階にある南くんの部屋に行った。余計な物が無いシンプルな部屋は、南くんらしいなと思った。
「おお、めっちゃキレイやんけ。番長来るから片付けたやろ!」
「うっさい。余計なこと言うなや。早よ教科書出せ!」
南くんに言われ、岸本くんは渋々、教科書を出した。
『んで、何からやる?』
「何からやったらええの?」
「数学じゃ!数学!」
私が岸本くんに教えている間、南くんは自分のテスト勉強をしていた。
『じゃあ、今と同じようにこの問題やってみて』
「おう」
カリカリとペンの音が部屋に響く。
「…できた!」
『どれどれ…うん、正解!』
「ホンマ?おっしゃぁぁ!」
岸本くんが差し出した手に、パチッとタッチした。
『岸本くん、全然できてるやん』
「番長の教え方、めっちゃ分かりやすいわ。センコーら何やねん。教員免許剥奪したろ」
「お前、そういう時は難しい言葉使えんねんな」
「おっしゃ!次の問題も行くで!」
岸本くんはやる気になったのか、勢い良く問題を解き始めた。南くんもホッとしたようにし、それぞれ教科書と睨めっこを続けた。
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