10:勝手に
NAME CHANGE
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
南くんが広島に出発してから、2日が経った。
私はまだ夏期講習に行けず、気を紛らわす為に普段しないような所を掃除したりしていた。
いつまでもこのままで良い訳ではないと頭では分かっているが、次に自分がどう行動すれば良いのか分からない。
掃除を終え、気が付くと夕方だった。食料がほぼ無いため、いつものスーパーに行くことにした。
スーパーに行く途中、遠くから私に手を振る人がいた。
誰だろう?
段々近付いて行くと、南くんのお母さんだと分かった。
『あ、こんにちは』
「名前ちゃん、おでかけ?」
『ちょっとスーパーに』
「今日はお父さんとご飯食べられるん?」
『いえ…』
「ほんなら、一緒にどう?今日私も一人やから、テキトーに済まそうと思っててんけど。一人でご飯食べるの寂しいわ」
一人だと自分が何をするべきなのか、そればかり考えて結局答えは出ない。誰かといた方が気が紛れて良いかもしれない。そう思い、私は南くんのお母さんの誘いを受けた。
.
私はまだ夏期講習に行けず、気を紛らわす為に普段しないような所を掃除したりしていた。
いつまでもこのままで良い訳ではないと頭では分かっているが、次に自分がどう行動すれば良いのか分からない。
掃除を終え、気が付くと夕方だった。食料がほぼ無いため、いつものスーパーに行くことにした。
スーパーに行く途中、遠くから私に手を振る人がいた。
誰だろう?
段々近付いて行くと、南くんのお母さんだと分かった。
『あ、こんにちは』
「名前ちゃん、おでかけ?」
『ちょっとスーパーに』
「今日はお父さんとご飯食べられるん?」
『いえ…』
「ほんなら、一緒にどう?今日私も一人やから、テキトーに済まそうと思っててんけど。一人でご飯食べるの寂しいわ」
一人だと自分が何をするべきなのか、そればかり考えて結局答えは出ない。誰かといた方が気が紛れて良いかもしれない。そう思い、私は南くんのお母さんの誘いを受けた。
.