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「ねえなにしてるの?」
楽屋でファンのメッセージを読んでいたら後頭部から刺激が…
天ちゃんが私の髪の毛をいじっている。
たまに痛い、そんなに絡まっているのかな?
山﨑「枝毛みっけ!」
髪の毛流してくれているのかと思ったら違うみたい。
井上「おっ!最年少に髪の毛整えてもらってる~」
武本「ほんまや!」
関「(パシャパシャ)」
「いたっ」
「ちょ、やめ。え?」
天ちゃんが満足そうにジップロックに入れている。
「なにしてるの?」
山﨑「えへへ」
「うわっ気持ちわる!」
山﨑「嫌がる優さん好きです」
「趣味悪すぎでしょ!」
反応が面白いのかケラケラ笑っている。
こんな小娘に馬鹿にされるなんて…。
田村「優さーん!」
ほぼ首をヘッドロックしてきた。
「く、くるしい」
田村「おはようございます!」
「おあよ、、はなして、、」
田村「すみません、大丈夫ですか!」
「…あぁうん大丈夫だよ」
田村「ならよかったです~」
保乃ちゃんの力強すぎて椅子から立って引きずられた。
あんな可愛いのになんちゅう力だ。
「はぁ、つかれグっ」
背中から衝撃を受けた。
一瞬日大の悪質タックルが頭をよぎる。
森田「おんぶ~!」
「あのさぁ…。地味に痛かったからね?はい、おりてね」
森田「ごめんなさい、次からは優しくいきますね!」
「それはいいから降りてって」
体を揺するとひかるちゃんはズリズリと落ちていった。
森田「う、あ、あ~」
とか言いながらおろされるのも楽しんでいやがった。
森田「やっぱ優さんの背中いいですよね」
「ゆいぽんの背中でいいじゃん」
森田「いや、そんな、恐れ多い!」
「私はいいんかい!」
森田「あっはwww」
小林「どうしたのひかる、そんなに笑って」
「あのね、ひかるちゃんがゆいぽんのせn」
森田「いや!なんでもないんですよ!」
恥ずかしいのか全力で両手を使って口を覆ってきた。
「(喋んないから外して?)」
って目線を送る
森田「静かにしてください!」
「モガモガ!(喋ってなかったでしょ!)」
小林「2人してなにやってんのw」
ゆいぽん助けて、、そう思っていたら救世主が
「最近2期生ばっかで寂しいぞ~」
グイっとひかるちゃんから離してくれたのは理佐だった。
小林「ほんとそれ、優いつから2期生になったの?」
「いやなってないんですけど?」
森田「…」
なんかひかるちゃん静かだなって思ったら両手を凝視していた。
理佐「どうしたの?」
小林「ひかる?」
森田「よだれついちゃいました…」
理佐「えっ」
森田「これ…」
そういうと私たちに両手を突き出してきた。
かすかに光っているのがみえた。
理佐「うわぁ」
小林「ひかる可哀相」
これは自業自得じゃ…
「あの。ごめんね?拭くから手貸して」
森田「ねぇ井上見て~」
急に2期生のいる方に走っていった。
「あちょっと!まっグっ」
理佐にヘッドロックをかけられた
あれ?デジャブ?
理佐「まぁまあ、久しぶりに話そうよ」
「いや、あれ片づけないと」
森田「夏鈴みてこれ、優さんのよだれ」
藤吉「…」
2期生全員に見せているじゃないか!
止めに行かないと!
理佐「駄目だよ~優は1期~」
そう言いながらきつく締めてきた。
「いや、あの、私のプライドが」
藤吉「(クンクン)」
まさか匂いを嗅ぐなんて思っていなかった。みんなもその様子に驚いている。
森田「ど、どう?」
藤吉「…ひかるのハンドクリームの匂いしかせん」
臭いって言われるんじゃないかって内心冷や冷やしてしまった。
松田「ほんと?私も嗅ぎたい~」
田村「保乃も~」
「ちょ、ちょっと!私先輩なんですけど!?」
菅井side
今日も優の周りは2期生で溢れている。
加入当時から真面目で学級委員気質だった優はいつのまにかいじられポジションに立っていた。
そんな優が初めて大きな声で騒いでるのを見たときは目を疑った。
みんなも「あの優が?」みたいな感じだったし。
嬉しかった半面寂しいと思った。私たちといるときより楽しいのかなとか…。
一時期そのことで優に気まずさがあって勝手にぎくしゃくたときがあった。
本心を知るべく、勇気を出して聞いてみたら
優はギョッとし、くしゃっと笑った。
「そんなわけないじゃん!まさか妬いてたの?笑」
とからかわれてしまった。
不安だったんだからねと言えば、話す頻度増やすようにするよと言ってくれた。
優と話した日以降1期生とも絡んでいる姿を見かけるようになった。
でも、やっぱり2期生といすぎな気もするなぁ…。と思ってしまう。
そう思っているのは私だけじゃなくてほかの1期生もそう思っていた。
特に理佐は優がブームの時に2期生に盗られたのを引きずっているのか暇さえあれば優を見ている。
しかも優の私物をわざと持って帰って家まで帰しに行くなんてこともしているらしい。
さすがに私はそんなことしないかな…。
理佐「なんか言った?」
「ううん!なんも言ってないよ」
理佐「あっそう」
理佐「優こっち来ないかな…」
「ん~あ、ゆいぽん」
理佐「あ行ってくる」
理佐は優が2期生としか遊んでないときは絶対行かないんだよね。
いつか行けるようになったらいいね。