爆豪派閥
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寮の共有スペース
切島くん、上鳴くん、瀬呂くん、爆豪くん、私の五人で各自好きなことをして過ごしていた。
切島くんはダンベルで筋トレしていたり、上鳴くんや瀬呂くんは雑誌を読んでいたり、爆豪くんはスマホをいじっていたり、自由だ。
そんな私もとくにすることも無くスマホをいじっていた。
すると突然上鳴くんが口を開く
「なぁ心理テストやらねぇ!?」
「「「心理テスト?」」」
爆豪くん以外のみんなでそう聞き返す。
それにしても急だな。
「チッくだらねぇ」
爆豪くんはそう言い捨て、またスマホを見始めてしまった。
「心理テストってどんなん?」
瀬呂くんが上鳴くんに問いかける。
「良くぞ聞いてくれました!
今流行ってるヤツなんだけどさ! これが結構当たってんのよ!」
絶対ろくな事じゃなさそうだなと思いながら、耳を傾ける。
「で、これが問題
【あなたはショッピングモールに来ました。
三階建てのモールです。
三階のお店に目当ての商品がありますが、一階や二階の他のお店も楽しそうです。
さて、あなたはこのモールでどうやって買い物をして周りますか?】
ってやつなんだけど! どうよ? じゃあまず切島から!」
「!? 初っ端俺かよ!」
切島くんか、ちょっと気になるかも。
「えぇ…んーそうだな。俺はまず一階と二階で一通り見てから、三階で目当てのもん買って、あと飯とか食って帰るかな」
「へぇー」
「お前ほんとは興味ねぇだろ!?」
興味なさそうな上鳴くんに切島くんがつっこむ。
「んじゃー次は瀬呂な」
「俺もやんのかよ…んーそうね。俺は、一階から三階まで一通り見てまわってから、目当てのもの買ったあと、じっくり一階まで堪能して帰るかな。」
「おぉ…」
「なんだよその反応」
「んじゃ次爆豪」
「いや聞けよ」
またまた瀬呂くんにツッコまれていて笑いそうになる。
というかこれいつまで続くの?
「あぁ? 俺はやんねぇぞ。くだんねェ」
「そんなこと言って、ほんとは怖ぇんじゃねーの? 笑」
「あァ? んだとてめェ 上等だワやってやるよ」
上鳴くんが爆豪くんを煽る。
怖いもの知らずだな、と思いながら私は傍観を決め込んでいた。
「俺ァ三階まで行って目当てのモン買ったら寄り道しねぇでさっさと帰る」
「まあ爆豪らしいな」
「そうだな。いかにも爆豪って感じで面白みもなんもねぇ」
「おい。」
切島くんと瀬呂くんにそう言われ、爆豪くんはキレる一歩手前だった。
「で、みょうじはどうなん?」
「ふぇ!?」
上鳴くんから急にこちらに話題を向けられ、変な声が出る。
「さっきからずっと傍観決め込んでっけど、どうなん? ぶっちゃけ俺みょうじのが一番気になんだけど」
「俺も気になってんのよね」
「俺も!」
「……」
みんなから一気にこちらに視線が向く。
爆豪くんが無言のまま視線だけこちらに向いてるのが怖い。
「んー私はそうだなぁ…
まず一階から二階まで隅々まで丁寧に見てまわって、それで三階に着いたあともすぐには買わずにじっくり時間をかけて選んで、それから目当てのものを買って、大事に持って帰るかな」
「「「おぉ…」」」
どういう反応なんだそれ。
「で、結果はどうなのよ?」
瀬呂くんが上鳴くんに問いかける。
「あぁそれなんだけどさ!
んーどうしよっかなー言っちゃおうかなー」
「はよ言えや」
「焦らすなんて漢らしくねぇぞ!」
「今漢らしさ関係なくない?」
痺れを切らした爆豪くんが爆破しそうになったのでようやく上鳴くんが結果を言う。
結果は、その人がどんなエッチをするかが分かる
というものだった。
「最低すぎんでしょ」
「恥ずかしすぎるしにたい」
「しぬな! みょうじ!」
「ぶっ殺す」
顔が茹で蛸のようになり、涙目になっている私を切島くんが必死に宥めてくれる。
「ちょ! そんな怒んなって…
でもこれ結構当たってると思わん?」
「どこがよ」
瀬呂くんが呆れたように笑う。
「まず切島は、ねちっこいタイプだろ?」
「……」
「で、瀬呂はなにからなにまで丁寧にするタイプ」
「…絶妙に否定しずらい」
「爆豪はさっさと済ませる淡白なタイプっしょ」
「あァ?」
ズバズバ言うなぁ…
「んで最後にみょうじ!」
遂に来てしまった…
「みょうじは…
想像したら勃ちそう…」
「「「想像すんな!」」」
上鳴くん以外の全員の声が揃った。
もうほんとに恥ずかしすぎて泣きそう…
「もう終わり! 解散!」
私は無理やり話を終わらせ、立ち上がりお風呂に向かった。
「えぇーこれからがいいとこなのに…」
「知るか!」
私が居なくなったあと、その話題が二時間続いていたことは知る由もない。
切島くん、上鳴くん、瀬呂くん、爆豪くん、私の五人で各自好きなことをして過ごしていた。
切島くんはダンベルで筋トレしていたり、上鳴くんや瀬呂くんは雑誌を読んでいたり、爆豪くんはスマホをいじっていたり、自由だ。
そんな私もとくにすることも無くスマホをいじっていた。
すると突然上鳴くんが口を開く
「なぁ心理テストやらねぇ!?」
「「「心理テスト?」」」
爆豪くん以外のみんなでそう聞き返す。
それにしても急だな。
「チッくだらねぇ」
爆豪くんはそう言い捨て、またスマホを見始めてしまった。
「心理テストってどんなん?」
瀬呂くんが上鳴くんに問いかける。
「良くぞ聞いてくれました!
今流行ってるヤツなんだけどさ! これが結構当たってんのよ!」
絶対ろくな事じゃなさそうだなと思いながら、耳を傾ける。
「で、これが問題
【あなたはショッピングモールに来ました。
三階建てのモールです。
三階のお店に目当ての商品がありますが、一階や二階の他のお店も楽しそうです。
さて、あなたはこのモールでどうやって買い物をして周りますか?】
ってやつなんだけど! どうよ? じゃあまず切島から!」
「!? 初っ端俺かよ!」
切島くんか、ちょっと気になるかも。
「えぇ…んーそうだな。俺はまず一階と二階で一通り見てから、三階で目当てのもん買って、あと飯とか食って帰るかな」
「へぇー」
「お前ほんとは興味ねぇだろ!?」
興味なさそうな上鳴くんに切島くんがつっこむ。
「んじゃー次は瀬呂な」
「俺もやんのかよ…んーそうね。俺は、一階から三階まで一通り見てまわってから、目当てのもの買ったあと、じっくり一階まで堪能して帰るかな。」
「おぉ…」
「なんだよその反応」
「んじゃ次爆豪」
「いや聞けよ」
またまた瀬呂くんにツッコまれていて笑いそうになる。
というかこれいつまで続くの?
「あぁ? 俺はやんねぇぞ。くだんねェ」
「そんなこと言って、ほんとは怖ぇんじゃねーの? 笑」
「あァ? んだとてめェ 上等だワやってやるよ」
上鳴くんが爆豪くんを煽る。
怖いもの知らずだな、と思いながら私は傍観を決め込んでいた。
「俺ァ三階まで行って目当てのモン買ったら寄り道しねぇでさっさと帰る」
「まあ爆豪らしいな」
「そうだな。いかにも爆豪って感じで面白みもなんもねぇ」
「おい。」
切島くんと瀬呂くんにそう言われ、爆豪くんはキレる一歩手前だった。
「で、みょうじはどうなん?」
「ふぇ!?」
上鳴くんから急にこちらに話題を向けられ、変な声が出る。
「さっきからずっと傍観決め込んでっけど、どうなん? ぶっちゃけ俺みょうじのが一番気になんだけど」
「俺も気になってんのよね」
「俺も!」
「……」
みんなから一気にこちらに視線が向く。
爆豪くんが無言のまま視線だけこちらに向いてるのが怖い。
「んー私はそうだなぁ…
まず一階から二階まで隅々まで丁寧に見てまわって、それで三階に着いたあともすぐには買わずにじっくり時間をかけて選んで、それから目当てのものを買って、大事に持って帰るかな」
「「「おぉ…」」」
どういう反応なんだそれ。
「で、結果はどうなのよ?」
瀬呂くんが上鳴くんに問いかける。
「あぁそれなんだけどさ!
んーどうしよっかなー言っちゃおうかなー」
「はよ言えや」
「焦らすなんて漢らしくねぇぞ!」
「今漢らしさ関係なくない?」
痺れを切らした爆豪くんが爆破しそうになったのでようやく上鳴くんが結果を言う。
結果は、その人がどんなエッチをするかが分かる
というものだった。
「最低すぎんでしょ」
「恥ずかしすぎるしにたい」
「しぬな! みょうじ!」
「ぶっ殺す」
顔が茹で蛸のようになり、涙目になっている私を切島くんが必死に宥めてくれる。
「ちょ! そんな怒んなって…
でもこれ結構当たってると思わん?」
「どこがよ」
瀬呂くんが呆れたように笑う。
「まず切島は、ねちっこいタイプだろ?」
「……」
「で、瀬呂はなにからなにまで丁寧にするタイプ」
「…絶妙に否定しずらい」
「爆豪はさっさと済ませる淡白なタイプっしょ」
「あァ?」
ズバズバ言うなぁ…
「んで最後にみょうじ!」
遂に来てしまった…
「みょうじは…
想像したら勃ちそう…」
「「「想像すんな!」」」
上鳴くん以外の全員の声が揃った。
もうほんとに恥ずかしすぎて泣きそう…
「もう終わり! 解散!」
私は無理やり話を終わらせ、立ち上がりお風呂に向かった。
「えぇーこれからがいいとこなのに…」
「知るか!」
私が居なくなったあと、その話題が二時間続いていたことは知る由もない。
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