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断片-2
2025/08/06 04:332025/05/21
・瑞希と京介が友達になったばかりの頃。
・京介は中国の歴史や文化に興味があり、中国語も学習しています。
・中国語の知識が不正確な可能性があります。真剣に受け取らないでください。
京介の部屋にて。
京介、瑞希、床に座って雑談しているところ。
瑞希「ちょっと中国語を教えてほしいんやけど、構へん?」
京介「いいぞ。今、暇だからな。しかしいきなり教えろと言われても困るな… どんなことから知りたいんだ?」
瑞希「仕事で北京に行くことになったから、簡単な自己紹介くらいは中国語でしたいなって」
京介「わかった。では文法の説明は抜きで、フレーズを丸暗記しよう。まずは你们好(nǐ men hǎo)」
瑞希「ニーハオちゃうんけ?」
京介「你好は一人が相手のとき。仕事で挨拶するなら複数人が相手だろう。だから你们好だ。中国語は声調が命だ。最初は発音はできないものだから、せめて声調だけは合わせろ。もう一度、你们好」
瑞希「ニーメンハオ」
京介「とりあえず良しとしよう。次は名前だ。…ちょっと声調を調べるから待ってろ」
瑞希「わかった」
京介、スマホを手に取る。ネットで『寺田瑞希』の声調を調べる。
京介「(スマホから顔を上げて)我叫寺田瑞希(wǒ jiào sì tián ruì xī)。これで自分の名前が言える」
瑞希「何て? ごめん、もう一回」
京介「(ゆっくりと発音して)我叫寺田瑞希」
瑞希「ウォー、チャオ、スー、ティエン、ルイ、シー。こんな感じけ?」
京介「まあ…通じなかったら漢字で書け。そのまま日本語で『テラダ ミズキ』と言っても構わん。次は自分の国籍でも言おうか。我是日本人(wǒ shì rì běn rén)。繰り返すぞ、(ゆっくりと発音して)我是日本人」
瑞希「待って、どうやって発音するん? 難しすぎへん?」
京介「日本人(rì běn rén)だろ? 最初は俺も難儀したのだ。rの音を出すときは、舌を後ろに反らして、rì běn rén。実はお前の名前にも入ってるんだぞ。寺田瑞希(sì tián ruì xī)のruìだ」
瑞希「俺、中国語は無理かもしれへん…」
京介「諦めるのが早すぎるぞ。最初は発音はできなくて当然だ。中国語なんて通じなかったら書けばいいのだ」
瑞希「でも自己紹介の度にそれを言わなあかんねんで。そんな重要なフレーズすら言われへんなんて、俺、中国語に向いてへんわ…」
京介「大丈夫だ。日本語の発音でリーベンレンでいいから、とりあえず言ってみろ。歓迎してもらえるぞ」
瑞希「そんなもんけ?」
京介「そんなものだ。日本人だってそうだろう。片言でも日本語で挨拶されたら嬉しいだろう?」
瑞希「確かにそうやな… やってみるわ」
京介「その意気だ。加油(jiā yóu)!」
2025/05/22
※勇と歩は恋人です。
夜。勇の部屋の寝室にて。
部屋は間接照明のみ。
勇、歩、ベッドで向かい合うように横になっている。素肌に布団をかけた状態。
布団から歩の肩が出ている。肩にはトカゲのタトゥー。
勇「タトゥー、綺麗になりましたね」
歩「そうだろ? やっと傷も治ったところだよ。やっぱり定期的にリタッチはしておくべきだよな。タトゥーを入れてから今までしたことなかったけど」
勇「リカルドはタトゥーを増やすつもりないんですか? 桐生さんとかすごいですよ」
歩「さすがにトミーくらい入れちゃったら、日本での生活に困るよ。これ以上は増やせないな」
勇「そうですよね。せめて隠せるくらいじゃないと大変ですよね」
歩「勇は温泉に入るのが好きだから、やっぱりタトゥーを入れるつもりはない?」
勇「ないですね。生きがいがなくなっちゃう」
歩「もし温泉でもタトゥーが解禁されたとしたら、勇ならどんなタトゥーを入れる?」
勇「そうなったとしても入れないかな、僕は」
歩「入れるとしたらだよ。ifで考えて」
勇「何でしょうね… 白虎とか? 会津といえば白虎隊ですし」
歩「でも白虎隊って悲しい最期だったんだろ?」
勇「確かに… ちょっと縁起が悪いかもしれません」
歩「あれにしたらどう? 何だっけ、あれ、福島の有名な人形…」
勇「赤べこですか?」
歩「そう、それ!」
勇「縁起は良いですが… 赤べこのタトゥーってマヌケじゃないですか?」
歩「(笑って)ちょっとヌケてる柄の方が、勇の雰囲気にも合ってるよ」
勇「(不満そうな様子で)何ですか、それ。せっかく入れるならイカつい柄にしたいですよ」
歩「イカついのにしたいの? (少し考えてから)それなら背中一面の般若とかどう?」
勇「さすがにイカつすぎますよ。般若をモノにできるのは寺田さんくらいですよ」
(インサート)瑞希の後ろ姿。背中一面に般若が描かれたパーカーを着ている。
勇「僕には無理ですね」
歩「そうだな… 勇にはイカついのは似合わないよ。赤べこがいいよ」
勇「赤べこか… 僕、般若を制する男になるまでは、タトゥーを入れないことにしますね」
歩「般若なの!?」
勇「やるんだったら寺田さんを凌駕したいじゃないですか」
歩「たぶん勇が般若を制することはないよ」
2025/05/24
真澄の部屋のリビングにて。
真澄、京介、ルームウェアを着てくつろいでいる。
真澄は風呂から上がったばかりの様子。
真澄、ポーチから化粧品を取り出して、
真澄「今日はこれを試します」
京介「韓国で買ったやつか?」
真澄「そう。日本でも売ってるけどね」
真澄、美容液を手に取り、掌に延ばしながら、
真澄「極小の針がたくさん入ってるんだって。それで肌に穴を開けて、美容液を浸透させるみたい」
京介「それ、使っても大丈夫なのか?」
真澄「大丈夫だよ。友達が使ってるんだけど、すごく効果があるって言ってたよ。ちょっと痛いらしいけど」
真澄、掌で美容液を顔に擦り込む。
真澄「意外と痛くないかも」
真澄、美容液を擦り込み続けてから、
真澄「やっぱりチクチクする」
京介「当たり前だろう。肌は何ともないのか?」
京介、手を伸ばして、真澄の頬を触る。
真澄、京介の手から逃げるように、上半身を反らす。
真澄「痛いって言ってるでしょ」
京介、手を引っ込める。
京介「ああ、すまない」
真澄「キョンも試してみてよ」
真澄、立ち上がり、京介の隣りに座る。
京介「俺は遠慮する」
真澄「私の痛みを知ってほしいから」
真澄、美容液を手に取り、掌に伸ばす。
真澄「こっち向いて」
京介、真澄の方に顔を向ける。
真澄、京介の頬に美容液を擦り込む。
真澄が少し擦り込んでから、京介が逃げるように上半身を反らす。
京介「痛い! やめろ!」
真澄「(笑いながら)大袈裟すぎ。さすがにそこまで痛くないから」
京介「本当に痛いぞ。これは確実に肌に悪い」
京介、立ち上がり、
京介「洗い流してくる」
真澄「擦ったら逆に痛いんじゃない?」
京介、その場に座る。
京介「そうだな。これ、絶対に使わない方がいいぞ」
真澄「そんなことないよ。浸透してる感じはする」
京介「何で痛い思いまでしたがるんだ?」
真澄「私にもわからない。でも例えるなら筋トレみたいな感じかな。一種の快感があるのかも」
京介「真澄、SなのかMなのかわからんな…」
2025/05/25
※透はドイツに短期留学したことがあります。
寮の廊下にて。
成美、和真の部屋のドアをノックする。
成美「和真、入るぞ」
部屋の中から声がして、
和真「ごめん、一瞬だけ待って」
少し間が空いてから、ドアが開く。和真が顔を出す。
和真、パンツだけを身につけている。
和真「いいよ」
成美、部屋に入る。
成美、和真、リビングに進みながら、
成美「少し時間をやったんだから、服くらい着やがれ」
和真「ちゃんと着たよ。成美が来るまでは全裸だったんだから」
成美「和真なりに気遣いはしたんだな。それはどうも」
成美、ソファーに座る。
成美「何でそこまで服が嫌いなの?」
和真「窮屈だからだよ。それ以外に理由ある?」
成美「外では我慢して服を着てんの?」
和真「そういうことになるね。世間が許すなら、裸で生活したいよね」
和真、成美の隣りの座る。
和真「人って何で服を着ないといけないんだと思う?」
成美「そう言われれば考えたことなかったな… 股間を隠すため?」
和真「みんなが裸なら隠さなくてもいいじゃん、恥という概念がなくなるんだから」
成美「確かに。寒さから身を守るため?」
和真「それは合理的な理由かも。でも暑かったら裸でいいじゃん」
成美「屁理屈ばかりうるせぇな。もうドイツに移住した方がいいぞ。ドイツには裸の文化があるって、呉本から聞いたぞ」
和真「それとは違うんだよな… 俺は裸でビーチに行きたいんじゃないんだよ。裸でコンビニに行きたいんだよ」
成美「行ったらいいんじゃね? 俺は止めねぇぜ。止めるのはポリだけだ」
和真「そこが問題なんだよね。警察官だって裸体を持ってるのに、何で裸を取り締まるのかな」
成美「勝手に言ってろ」
× × ×
※瑞希は157cmと小柄、尚人は180cmのマッチョです。
寮の廊下にて。
瑞希、尚人の部屋のチャイムを押す。
瑞希「尚人、入るで」
部屋の中から声がして、
尚人「どうぞ。入って」
瑞希、ドアを開けて、部屋に入る。
瑞希、リビングに入る。
尚人、タオルで汗を拭いているところ。上半身は裸のままで、下はジャージを履いている。
尚人「何か飲む? プロテインやったらすぐに用意できるけど」
瑞希「今は何もいらんかな」
尚人「そう?」
瑞希、ソファーに座る。
尚人、キッチンに向かう。キッチンはペニンシュラタイプ。
尚人、キッチンでプロテインのドリンクを作る。
瑞希、尚人の様子を眺めている。
瑞希「尚人、何を目指してん?」
尚人「質問の意味は?」
瑞希「ボディービルの大会に出たいとか、そういう目標があるんかなって」
尚人「特定の目標があるわけではないんやけど… ただ行けるところまで行きたいってだけ」
瑞希「(苦笑して)そうなんや。ストイックやな」
尚人、プロテインシェイカーを持って、リビングに戻る。
尚人、瑞希の隣りに座る。
瑞希、少しだけ尚人から離れる。
尚人「ごめん。汗臭かった?」
瑞希「ちゃうねん、圧がすごいねん」
尚人「そう? 俺なんてまだまだやで。俺の通ってるジムでは細い方やから」
瑞希「比較対象がおかしいねん。どこぞのマッチョの話なんてしてへんから。俺と比較しろや」
尚人「大袈裟やな。俺くらいやったら普通体型の範疇やろ」
瑞希「マッチョの世界の常識はどうでもええから、一般常識の話をしてくれへん? それよりいつまで裸やねん」
尚人「運動したばかりやから暑いねん。もう少し待って」
瑞希「暑いってホンマに? 見せたいだけちゃうやろな」
尚人「まさか。俺はナルシシストちゃうねん」
尚人、テーブルにプロテインシェイカーを置き、代わりにハンドグリップを持つ。
尚人、右手でハンドグリップを握る。
瑞希、立ち上がる。
尚人「どないしたん? トイレ?」
瑞希「帰るわ」
尚人「もう帰るん? さっき来たところやん」
瑞希「尚人は筋トレしたいみたいやし、お邪魔やったかなって…」
尚人「別に。気にせんでええで。手が暇やっただけやから。何やったら瑞希も一緒にしたらええやん、筋トレ」
瑞希「結構。そうや、俺、家で将棋を観たいねん。将棋あること忘れてたわ」
尚人「そう、やることあるんやったらしゃあないけど…」
瑞希、玄関の方へ向かいながら、
瑞希「ほな、またな。今度は服を着ながら話そうな」
2025/05/27
本部の休憩室にて。
昴、知久、コーヒーを飲みながら雑談。
休憩室には人がまばら。
昴「最近、ちょっとしたマイブームがあるんですよ」
知久「へぇ、何なん?」
昴「BDSMです」
知久「(思わず大声が出そうになるが、できるだけ声のボリュームを抑えて)えっ!?」
知久、思わず周囲を見回す。近くのテーブルの人と目が合い、慌てて目を逸らす。
知久、昴の方に向き直って、
知久「それ、ここでしてええ話なん?」
昴「BDSMくらい何だって言うんですか。みんなやってますよ」
知久「そうなんかな? 俺、アセクシュアルやから知らへんだけかな」
昴「僕のパートナーはアセクシュアルでアロマンティックですよ」
知久「そうなん!? アセクシュアルでもBDSMすることあるんや…」
昴「契約的な関係に安心感を覚えるらしいですよ。桐生さんも試してみたらどうですか?」
知久「俺はええかな… ちなみにどっちか聞いてもええ?」
昴「僕ですか? Mですよ」
知久「昴がM!? ニヤニヤしながら蝋燭とか垂らしてそうやのに?」
昴「(呆れた様子で)BDSMを何だと思ってるんですか… 自分でもやってみて意外だったんですが、Mも楽しいですよ。そこでだけは弱いところを曝け出せるので好きですね」
知久「そういうもんなんや… 昴が素直になってるところ、ちょっと見てみたいかもしれへん」
昴「ぜひ桐生さんも試してみるといいですよ。桐生さんは気遣いができるし、Sに向いていそうですよ」
知久「ちょっとだけ興味は湧いたけど、俺はやっぱりええかな」
2025/07/06
※勇は福島県の出身で、大阪に来たばかりです。
※勇は仕事では後輩です。
昼。寮の廊下、知久の部屋の前にて。
勇、知久の部屋のチャイムを押す。
勇「(声を張り上げて)桐生さん、こんにちは、いらっしゃいますか」
部屋の中から足音。
玄関のドアが開き、知久が顔を出す。知久の髪は寝癖で爆発している。目も眠そう。
知久「何?」
勇「もしかしてお休みのところ邪魔してしまいましたかね?」
知久「そういうことになるな。昼寝しててん」
勇「それは失礼しました。でも桐生さんに聞いてもらわないといけないことがありまして」
知久「俺に? 相良さんが?」
勇「ちょっと発声練習しますね。(両手を腹に置いて、音階を上げていく)あーあーあーあーあー♪ あーあーあーあーあー♪」
知久「ホンマに何なん!?」
勇「うん、今日も良い声。ではいきますね」
勇、足を肩幅に開き、手を後ろに組む。
勇「(腹から声を出して)六甲颪に 颯爽と 蒼天翔ける 日輪の♪」
知久「ストップ、待って、いきなりどないしたん?」
勇「だって今日が評価の日なんでしょ?」
知久「評価? 何のこと? 俺、何も知らへんで」
勇「丹羽さんから聞きましたよ。僕の人事評価は桐生さんがやっていて、それは阪神タイガースに対する忠誠心で計る、と」
知久「そんなわけないやろ。いちいち昴に騙されんなや」
勇「(不満そうな様子で)それ、僕が悪いんですかね? 騙す丹羽さんが悪いんじゃないんですかね?」
知久「騙されるから揶揄われんねん」
勇「桐生さんは詐欺事件が起こったときに、詐欺師よりも被害者が悪いと考えるんですか? もちろん詐欺師が悪いですよね?」
知久「それは当たり前に詐欺師が悪いけど、騙されんように自衛するんも大事やろ。まだ昴に騙されてる内はええけど、そんなんやったらいつかホンマに詐欺師に騙されんで」
勇「失礼な。むしろ僕は騙されそうなおばあさんを助けて、警察から表彰されたことがあるんですよ」
知久「(苦笑して)ほな、何で昴に騙されんねん」
勇「丹羽さんは詐欺師さえも上回っています」
知久「それはない、絶対にない。とりあえず帰って。人事評価の話は嘘やから」
勇「待ってください、せっかく六甲おろしを覚えたんです。僕の努力を無駄にしないでくださいよ」
知久、玄関のドアを閉める。
勇「仕方ない、ここで歌うか…」
勇、再び歌う姿勢を整えて、
勇「(寮に響き渡る声量で)六甲颪に 颯爽と♪」
知久、玄関のドアを開ける。
知久「わかった。最後まで聞くから、せめて声量を下げてくれへん?」
勇「はい。よかった、これで僕の熱意をお届けすることができますね。では3番まで歌いますね」
知久「1番だけで大丈夫やから」
2025/07/08
※栄太はインドと日本にルーツがあります。出身地はUKです。
居酒屋にて。
栄太、知久、飲食しながら雑談している。
知久「そろそろ選挙やな。注目の候補者はいてる?」
栄太「ああ、参院選が近いんでしたね。すみません、あまり情報を追ってなくて」
知久「栄太が? どないしてん?」
栄太「もう疲れたんですよ、政治の話」
知久「今回の選挙はホンマにひどいもんな」
栄太「ひどい? そんな言葉では済まされませんよ。どこを見てもヘイト、ヘイト、ヘイト。ただ情勢を知ろうとするだけで、いちいち差別を目にしないといけないんですよ。To hell with this g****** country. 」
知久「Hey, watch your mouth. We’re not at home. 」
栄太「すみません。でも言わずにいられなくて…」
知久「気持ちはわかるけど…」
栄太「わかる? 参政党が演説しているかもと思ったら、こっちは安心して駅前を歩くことすらできない。そんなこと貴方にはわからないでしょ」
知久「ごめん、そうやんな。俺と栄太では体験してることが全然ちゃう。想像力がなかった」
栄太「…違う、私はトミーを責めたいんじゃない。こちらこそごめんなさい。感情をどこに持って行けばいいのかわからないんです」
知久「栄太、俺やって怖いねん。あいつらがファーストしたがってる『日本人』に、クィアで精神疾患のある俺は含まれへんのやから。いつか『福祉として安楽死させてあげよう』とか言われるかもな」
栄太「私こそ想像力がありませんね、誰も安全ではいられないのに」
知久「…ところであいつらは排外主義を掲げて、その先に何がしたいんやろな。『いなくなってほしい』の先にあるんは、『殺せ』しかないのに」
栄太「殺したいんでしょ、きっと。そんなこと歴史を振り返れば明らかです」
知久「悪趣味な奴らやな。差別では絶対に幸せにならへん。人生の幸福に必要なんは、ただ食って遊んで寝る日々やで。その毎日を守るために政治はあるんやろ」
栄太「差別したいという欲望の前では、そういう当たり前のことさえ忘れてしまうんでしょうね。生活を守らない政治なんて政治ではないのですが」
・瑞希と京介が友達になったばかりの頃。
・京介は中国の歴史や文化に興味があり、中国語も学習しています。
・中国語の知識が不正確な可能性があります。真剣に受け取らないでください。
京介の部屋にて。
京介、瑞希、床に座って雑談しているところ。
瑞希「ちょっと中国語を教えてほしいんやけど、構へん?」
京介「いいぞ。今、暇だからな。しかしいきなり教えろと言われても困るな… どんなことから知りたいんだ?」
瑞希「仕事で北京に行くことになったから、簡単な自己紹介くらいは中国語でしたいなって」
京介「わかった。では文法の説明は抜きで、フレーズを丸暗記しよう。まずは你们好(nǐ men hǎo)」
瑞希「ニーハオちゃうんけ?」
京介「你好は一人が相手のとき。仕事で挨拶するなら複数人が相手だろう。だから你们好だ。中国語は声調が命だ。最初は発音はできないものだから、せめて声調だけは合わせろ。もう一度、你们好」
瑞希「ニーメンハオ」
京介「とりあえず良しとしよう。次は名前だ。…ちょっと声調を調べるから待ってろ」
瑞希「わかった」
京介、スマホを手に取る。ネットで『寺田瑞希』の声調を調べる。
京介「(スマホから顔を上げて)我叫寺田瑞希(wǒ jiào sì tián ruì xī)。これで自分の名前が言える」
瑞希「何て? ごめん、もう一回」
京介「(ゆっくりと発音して)我叫寺田瑞希」
瑞希「ウォー、チャオ、スー、ティエン、ルイ、シー。こんな感じけ?」
京介「まあ…通じなかったら漢字で書け。そのまま日本語で『テラダ ミズキ』と言っても構わん。次は自分の国籍でも言おうか。我是日本人(wǒ shì rì běn rén)。繰り返すぞ、(ゆっくりと発音して)我是日本人」
瑞希「待って、どうやって発音するん? 難しすぎへん?」
京介「日本人(rì běn rén)だろ? 最初は俺も難儀したのだ。rの音を出すときは、舌を後ろに反らして、rì běn rén。実はお前の名前にも入ってるんだぞ。寺田瑞希(sì tián ruì xī)のruìだ」
瑞希「俺、中国語は無理かもしれへん…」
京介「諦めるのが早すぎるぞ。最初は発音はできなくて当然だ。中国語なんて通じなかったら書けばいいのだ」
瑞希「でも自己紹介の度にそれを言わなあかんねんで。そんな重要なフレーズすら言われへんなんて、俺、中国語に向いてへんわ…」
京介「大丈夫だ。日本語の発音でリーベンレンでいいから、とりあえず言ってみろ。歓迎してもらえるぞ」
瑞希「そんなもんけ?」
京介「そんなものだ。日本人だってそうだろう。片言でも日本語で挨拶されたら嬉しいだろう?」
瑞希「確かにそうやな… やってみるわ」
京介「その意気だ。加油(jiā yóu)!」
2025/05/22
※勇と歩は恋人です。
夜。勇の部屋の寝室にて。
部屋は間接照明のみ。
勇、歩、ベッドで向かい合うように横になっている。素肌に布団をかけた状態。
布団から歩の肩が出ている。肩にはトカゲのタトゥー。
勇「タトゥー、綺麗になりましたね」
歩「そうだろ? やっと傷も治ったところだよ。やっぱり定期的にリタッチはしておくべきだよな。タトゥーを入れてから今までしたことなかったけど」
勇「リカルドはタトゥーを増やすつもりないんですか? 桐生さんとかすごいですよ」
歩「さすがにトミーくらい入れちゃったら、日本での生活に困るよ。これ以上は増やせないな」
勇「そうですよね。せめて隠せるくらいじゃないと大変ですよね」
歩「勇は温泉に入るのが好きだから、やっぱりタトゥーを入れるつもりはない?」
勇「ないですね。生きがいがなくなっちゃう」
歩「もし温泉でもタトゥーが解禁されたとしたら、勇ならどんなタトゥーを入れる?」
勇「そうなったとしても入れないかな、僕は」
歩「入れるとしたらだよ。ifで考えて」
勇「何でしょうね… 白虎とか? 会津といえば白虎隊ですし」
歩「でも白虎隊って悲しい最期だったんだろ?」
勇「確かに… ちょっと縁起が悪いかもしれません」
歩「あれにしたらどう? 何だっけ、あれ、福島の有名な人形…」
勇「赤べこですか?」
歩「そう、それ!」
勇「縁起は良いですが… 赤べこのタトゥーってマヌケじゃないですか?」
歩「(笑って)ちょっとヌケてる柄の方が、勇の雰囲気にも合ってるよ」
勇「(不満そうな様子で)何ですか、それ。せっかく入れるならイカつい柄にしたいですよ」
歩「イカついのにしたいの? (少し考えてから)それなら背中一面の般若とかどう?」
勇「さすがにイカつすぎますよ。般若をモノにできるのは寺田さんくらいですよ」
(インサート)瑞希の後ろ姿。背中一面に般若が描かれたパーカーを着ている。
勇「僕には無理ですね」
歩「そうだな… 勇にはイカついのは似合わないよ。赤べこがいいよ」
勇「赤べこか… 僕、般若を制する男になるまでは、タトゥーを入れないことにしますね」
歩「般若なの!?」
勇「やるんだったら寺田さんを凌駕したいじゃないですか」
歩「たぶん勇が般若を制することはないよ」
2025/05/24
真澄の部屋のリビングにて。
真澄、京介、ルームウェアを着てくつろいでいる。
真澄は風呂から上がったばかりの様子。
真澄、ポーチから化粧品を取り出して、
真澄「今日はこれを試します」
京介「韓国で買ったやつか?」
真澄「そう。日本でも売ってるけどね」
真澄、美容液を手に取り、掌に延ばしながら、
真澄「極小の針がたくさん入ってるんだって。それで肌に穴を開けて、美容液を浸透させるみたい」
京介「それ、使っても大丈夫なのか?」
真澄「大丈夫だよ。友達が使ってるんだけど、すごく効果があるって言ってたよ。ちょっと痛いらしいけど」
真澄、掌で美容液を顔に擦り込む。
真澄「意外と痛くないかも」
真澄、美容液を擦り込み続けてから、
真澄「やっぱりチクチクする」
京介「当たり前だろう。肌は何ともないのか?」
京介、手を伸ばして、真澄の頬を触る。
真澄、京介の手から逃げるように、上半身を反らす。
真澄「痛いって言ってるでしょ」
京介、手を引っ込める。
京介「ああ、すまない」
真澄「キョンも試してみてよ」
真澄、立ち上がり、京介の隣りに座る。
京介「俺は遠慮する」
真澄「私の痛みを知ってほしいから」
真澄、美容液を手に取り、掌に伸ばす。
真澄「こっち向いて」
京介、真澄の方に顔を向ける。
真澄、京介の頬に美容液を擦り込む。
真澄が少し擦り込んでから、京介が逃げるように上半身を反らす。
京介「痛い! やめろ!」
真澄「(笑いながら)大袈裟すぎ。さすがにそこまで痛くないから」
京介「本当に痛いぞ。これは確実に肌に悪い」
京介、立ち上がり、
京介「洗い流してくる」
真澄「擦ったら逆に痛いんじゃない?」
京介、その場に座る。
京介「そうだな。これ、絶対に使わない方がいいぞ」
真澄「そんなことないよ。浸透してる感じはする」
京介「何で痛い思いまでしたがるんだ?」
真澄「私にもわからない。でも例えるなら筋トレみたいな感じかな。一種の快感があるのかも」
京介「真澄、SなのかMなのかわからんな…」
2025/05/25
※透はドイツに短期留学したことがあります。
寮の廊下にて。
成美、和真の部屋のドアをノックする。
成美「和真、入るぞ」
部屋の中から声がして、
和真「ごめん、一瞬だけ待って」
少し間が空いてから、ドアが開く。和真が顔を出す。
和真、パンツだけを身につけている。
和真「いいよ」
成美、部屋に入る。
成美、和真、リビングに進みながら、
成美「少し時間をやったんだから、服くらい着やがれ」
和真「ちゃんと着たよ。成美が来るまでは全裸だったんだから」
成美「和真なりに気遣いはしたんだな。それはどうも」
成美、ソファーに座る。
成美「何でそこまで服が嫌いなの?」
和真「窮屈だからだよ。それ以外に理由ある?」
成美「外では我慢して服を着てんの?」
和真「そういうことになるね。世間が許すなら、裸で生活したいよね」
和真、成美の隣りの座る。
和真「人って何で服を着ないといけないんだと思う?」
成美「そう言われれば考えたことなかったな… 股間を隠すため?」
和真「みんなが裸なら隠さなくてもいいじゃん、恥という概念がなくなるんだから」
成美「確かに。寒さから身を守るため?」
和真「それは合理的な理由かも。でも暑かったら裸でいいじゃん」
成美「屁理屈ばかりうるせぇな。もうドイツに移住した方がいいぞ。ドイツには裸の文化があるって、呉本から聞いたぞ」
和真「それとは違うんだよな… 俺は裸でビーチに行きたいんじゃないんだよ。裸でコンビニに行きたいんだよ」
成美「行ったらいいんじゃね? 俺は止めねぇぜ。止めるのはポリだけだ」
和真「そこが問題なんだよね。警察官だって裸体を持ってるのに、何で裸を取り締まるのかな」
成美「勝手に言ってろ」
× × ×
※瑞希は157cmと小柄、尚人は180cmのマッチョです。
寮の廊下にて。
瑞希、尚人の部屋のチャイムを押す。
瑞希「尚人、入るで」
部屋の中から声がして、
尚人「どうぞ。入って」
瑞希、ドアを開けて、部屋に入る。
瑞希、リビングに入る。
尚人、タオルで汗を拭いているところ。上半身は裸のままで、下はジャージを履いている。
尚人「何か飲む? プロテインやったらすぐに用意できるけど」
瑞希「今は何もいらんかな」
尚人「そう?」
瑞希、ソファーに座る。
尚人、キッチンに向かう。キッチンはペニンシュラタイプ。
尚人、キッチンでプロテインのドリンクを作る。
瑞希、尚人の様子を眺めている。
瑞希「尚人、何を目指してん?」
尚人「質問の意味は?」
瑞希「ボディービルの大会に出たいとか、そういう目標があるんかなって」
尚人「特定の目標があるわけではないんやけど… ただ行けるところまで行きたいってだけ」
瑞希「(苦笑して)そうなんや。ストイックやな」
尚人、プロテインシェイカーを持って、リビングに戻る。
尚人、瑞希の隣りに座る。
瑞希、少しだけ尚人から離れる。
尚人「ごめん。汗臭かった?」
瑞希「ちゃうねん、圧がすごいねん」
尚人「そう? 俺なんてまだまだやで。俺の通ってるジムでは細い方やから」
瑞希「比較対象がおかしいねん。どこぞのマッチョの話なんてしてへんから。俺と比較しろや」
尚人「大袈裟やな。俺くらいやったら普通体型の範疇やろ」
瑞希「マッチョの世界の常識はどうでもええから、一般常識の話をしてくれへん? それよりいつまで裸やねん」
尚人「運動したばかりやから暑いねん。もう少し待って」
瑞希「暑いってホンマに? 見せたいだけちゃうやろな」
尚人「まさか。俺はナルシシストちゃうねん」
尚人、テーブルにプロテインシェイカーを置き、代わりにハンドグリップを持つ。
尚人、右手でハンドグリップを握る。
瑞希、立ち上がる。
尚人「どないしたん? トイレ?」
瑞希「帰るわ」
尚人「もう帰るん? さっき来たところやん」
瑞希「尚人は筋トレしたいみたいやし、お邪魔やったかなって…」
尚人「別に。気にせんでええで。手が暇やっただけやから。何やったら瑞希も一緒にしたらええやん、筋トレ」
瑞希「結構。そうや、俺、家で将棋を観たいねん。将棋あること忘れてたわ」
尚人「そう、やることあるんやったらしゃあないけど…」
瑞希、玄関の方へ向かいながら、
瑞希「ほな、またな。今度は服を着ながら話そうな」
2025/05/27
本部の休憩室にて。
昴、知久、コーヒーを飲みながら雑談。
休憩室には人がまばら。
昴「最近、ちょっとしたマイブームがあるんですよ」
知久「へぇ、何なん?」
昴「BDSMです」
知久「(思わず大声が出そうになるが、できるだけ声のボリュームを抑えて)えっ!?」
知久、思わず周囲を見回す。近くのテーブルの人と目が合い、慌てて目を逸らす。
知久、昴の方に向き直って、
知久「それ、ここでしてええ話なん?」
昴「BDSMくらい何だって言うんですか。みんなやってますよ」
知久「そうなんかな? 俺、アセクシュアルやから知らへんだけかな」
昴「僕のパートナーはアセクシュアルでアロマンティックですよ」
知久「そうなん!? アセクシュアルでもBDSMすることあるんや…」
昴「契約的な関係に安心感を覚えるらしいですよ。桐生さんも試してみたらどうですか?」
知久「俺はええかな… ちなみにどっちか聞いてもええ?」
昴「僕ですか? Mですよ」
知久「昴がM!? ニヤニヤしながら蝋燭とか垂らしてそうやのに?」
昴「(呆れた様子で)BDSMを何だと思ってるんですか… 自分でもやってみて意外だったんですが、Mも楽しいですよ。そこでだけは弱いところを曝け出せるので好きですね」
知久「そういうもんなんや… 昴が素直になってるところ、ちょっと見てみたいかもしれへん」
昴「ぜひ桐生さんも試してみるといいですよ。桐生さんは気遣いができるし、Sに向いていそうですよ」
知久「ちょっとだけ興味は湧いたけど、俺はやっぱりええかな」
2025/07/06
※勇は福島県の出身で、大阪に来たばかりです。
※勇は仕事では後輩です。
昼。寮の廊下、知久の部屋の前にて。
勇、知久の部屋のチャイムを押す。
勇「(声を張り上げて)桐生さん、こんにちは、いらっしゃいますか」
部屋の中から足音。
玄関のドアが開き、知久が顔を出す。知久の髪は寝癖で爆発している。目も眠そう。
知久「何?」
勇「もしかしてお休みのところ邪魔してしまいましたかね?」
知久「そういうことになるな。昼寝しててん」
勇「それは失礼しました。でも桐生さんに聞いてもらわないといけないことがありまして」
知久「俺に? 相良さんが?」
勇「ちょっと発声練習しますね。(両手を腹に置いて、音階を上げていく)あーあーあーあーあー♪ あーあーあーあーあー♪」
知久「ホンマに何なん!?」
勇「うん、今日も良い声。ではいきますね」
勇、足を肩幅に開き、手を後ろに組む。
勇「(腹から声を出して)六甲颪に 颯爽と 蒼天翔ける 日輪の♪」
知久「ストップ、待って、いきなりどないしたん?」
勇「だって今日が評価の日なんでしょ?」
知久「評価? 何のこと? 俺、何も知らへんで」
勇「丹羽さんから聞きましたよ。僕の人事評価は桐生さんがやっていて、それは阪神タイガースに対する忠誠心で計る、と」
知久「そんなわけないやろ。いちいち昴に騙されんなや」
勇「(不満そうな様子で)それ、僕が悪いんですかね? 騙す丹羽さんが悪いんじゃないんですかね?」
知久「騙されるから揶揄われんねん」
勇「桐生さんは詐欺事件が起こったときに、詐欺師よりも被害者が悪いと考えるんですか? もちろん詐欺師が悪いですよね?」
知久「それは当たり前に詐欺師が悪いけど、騙されんように自衛するんも大事やろ。まだ昴に騙されてる内はええけど、そんなんやったらいつかホンマに詐欺師に騙されんで」
勇「失礼な。むしろ僕は騙されそうなおばあさんを助けて、警察から表彰されたことがあるんですよ」
知久「(苦笑して)ほな、何で昴に騙されんねん」
勇「丹羽さんは詐欺師さえも上回っています」
知久「それはない、絶対にない。とりあえず帰って。人事評価の話は嘘やから」
勇「待ってください、せっかく六甲おろしを覚えたんです。僕の努力を無駄にしないでくださいよ」
知久、玄関のドアを閉める。
勇「仕方ない、ここで歌うか…」
勇、再び歌う姿勢を整えて、
勇「(寮に響き渡る声量で)六甲颪に 颯爽と♪」
知久、玄関のドアを開ける。
知久「わかった。最後まで聞くから、せめて声量を下げてくれへん?」
勇「はい。よかった、これで僕の熱意をお届けすることができますね。では3番まで歌いますね」
知久「1番だけで大丈夫やから」
2025/07/08
※栄太はインドと日本にルーツがあります。出身地はUKです。
居酒屋にて。
栄太、知久、飲食しながら雑談している。
知久「そろそろ選挙やな。注目の候補者はいてる?」
栄太「ああ、参院選が近いんでしたね。すみません、あまり情報を追ってなくて」
知久「栄太が? どないしてん?」
栄太「もう疲れたんですよ、政治の話」
知久「今回の選挙はホンマにひどいもんな」
栄太「ひどい? そんな言葉では済まされませんよ。どこを見てもヘイト、ヘイト、ヘイト。ただ情勢を知ろうとするだけで、いちいち差別を目にしないといけないんですよ。To hell with this g****** country. 」
知久「Hey, watch your mouth. We’re not at home. 」
栄太「すみません。でも言わずにいられなくて…」
知久「気持ちはわかるけど…」
栄太「わかる? 参政党が演説しているかもと思ったら、こっちは安心して駅前を歩くことすらできない。そんなこと貴方にはわからないでしょ」
知久「ごめん、そうやんな。俺と栄太では体験してることが全然ちゃう。想像力がなかった」
栄太「…違う、私はトミーを責めたいんじゃない。こちらこそごめんなさい。感情をどこに持って行けばいいのかわからないんです」
知久「栄太、俺やって怖いねん。あいつらがファーストしたがってる『日本人』に、クィアで精神疾患のある俺は含まれへんのやから。いつか『福祉として安楽死させてあげよう』とか言われるかもな」
栄太「私こそ想像力がありませんね、誰も安全ではいられないのに」
知久「…ところであいつらは排外主義を掲げて、その先に何がしたいんやろな。『いなくなってほしい』の先にあるんは、『殺せ』しかないのに」
栄太「殺したいんでしょ、きっと。そんなこと歴史を振り返れば明らかです」
知久「悪趣味な奴らやな。差別では絶対に幸せにならへん。人生の幸福に必要なんは、ただ食って遊んで寝る日々やで。その毎日を守るために政治はあるんやろ」
栄太「差別したいという欲望の前では、そういう当たり前のことさえ忘れてしまうんでしょうね。生活を守らない政治なんて政治ではないのですが」