diary

これが私の生きる道

2024/09/05 20:36
これが私の生きる道を更新しました。
あれこれ悩みながら書いたのですが、実力不足のため思ったことが表現できていないような…
以下は釈明です。本当はこういうことが書きたかったのです。

◆タイトルはPUFFYの名曲より。歌詞も二人にぴったりなんです。
◆この話ではタイトルは重要。「クィアはこうやって生きるべき」と言いたいのではなくて、これが知久と成美の生きる道なのです。
◆現状を肯定しているわけでもなければ、パートナーシップ制度や同性婚を否定しているわけでもありません。ただ彼らはどうしても制度からはみ出してしまう人なので、その中でどうやって生きるかということを書きたかったのです。
◆TSGには現状に抵抗するタイプもいますが、知久と成美はそうではありません。何となく多数派に合わせながら、現行制度の中でサバイブしています。
◆知久と成美はどちらも家族と不仲。彼らがパートナーシップ制度を利用したがっているのは、家族より優先したい人がいることを、行政に認めてもらいたいからです。
◆念のため書いておきます。パートナーシップ制度と同性婚は異なる制度です。パートナーシップ制度は法律婚と同等ではありません。公的に家族として認められるわけではないので、配慮してもらえるかどうかは良心によるのです。
◆服装で抑圧を表現しているつもり。どちらも普段はラフな格好。
◆知久のタトゥーは3ヶ所。背中にセフィロトの樹、左肩にバステト、右手首の内側に肉球です。
◆こういう利用を意図した制度ではないだろうということは、知久も成美もわかっています。
◆でも異性同士は友情婚も別居婚もしているので、マイノリティーだけ正当性を問われるのは不公平なんだよな。
◆シスヘテロとはシスジェンダー(生まれたときに割り当てられた性で生きていて、性自認に違和感を持っていない)のヘテロセクシュアル(性的指向が異性に向いている)のこと。つまり性的多数派のことです。
◆成美は性自認はデミガール(部分的に女性としてのアイデンティティーがあること)。見た目は女性的。対外的にはオシャレな男性ということにしている。
◆知久はアセクシュアル(他者に性的な惹かれを感じないこと)でアロマンティック(他者に恋愛的な惹かれを感じないこと)。対外的にはモテないヘテロセクシュアルということにしている。
◆彼らが関係性を偽ったのは、どちらもわかりやすいクィアではないから。いちいち説明を求められるのが面倒なんです。
◆alloとはallosexual(他者に性的指向が向くこと)とalloromantic(他者に恋愛的指向が向くこと)のこと。アセクシュアルとアロマンティックの対義語。
※日本語では定着していないこと、アロマンティック(aromantic)と混同しやすいことから、英字で表記しています。
◆当たり前のようにミックスジュースを登場させたけど、これって関西のローカルな飲み物だったような。これは牛乳とフルーツを撹拌させた飲み物のことで、スムージーとフルーツオーレの中間みたいな感じ。
◆成美は義理を重んじるので、仲間を裏切ることはありません。知久にとってもメリットが大きい契約なのです。

コメント

[ ログインして送信 ]

名前
コメント内容
削除用パスワード ※空欄可