There's no cure for a fool
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昼になり、次の島にもう2時間もすれば着くとベポからの報告があった。
久しぶりの島と、回復後の外出でいつもよりテンションが高い名無しだった。
「やったー!ベポ!降りたらどこいく?!何食べる?!ってか全部だよね!」
ベ「全部行けるかな〜」
「何を弱気な!それでも大食い部のエースか?!」
ベ「入った覚えないけど」
シャ「アイツ闘牛の牛並に興奮してねぇ?」
ペ「久々だから嬉しくて仕方ないんだろう」
そうこうしてるうちに、一行の船は待ちわびた新しい島へ到着した。
例のごとく人の話を聞かず飛び出そうとすると名無しをその辺にあった樽とシャンブられローの隣に下船についての話が終わるまで待機させられた名無しだった。
「はぁ〜全くキャプテンのゴリラ野郎〜あいつ絶対私の事人間だと思ってないよね」
ベ「名無しがキャプテンの言うこと聞かないからだよ」
「キャプテンの言うこと聞く義務はない」
ベ「でも名無しキャプテンの船の一員なんだから立場的には下だよ」
「そんなバナナ」
下船して計画通りベポと食べ歩きに出かけていた名無しは、船での出来事を話していた。
「大体朝のキャプテン態度もおかしかったしさ、絶対変な薬飲んでるよねモグモグ
じゃなかったらあの不健康なクマの説明がつかねぇモグモグ」
ベ「確かにモグモグ全然寝てないよね…不健康なのは違いないよねモグモグ」
歩きながら屋台で買った食べ物を食べていた名無しは、角から出てきた人物に気づかず、ぶつかった。
ドンッ
「ほげっ!」
?「大丈夫か?」
コケそうになった瞬間、グッと腕を掴まれ、誰かに支えられた。
お礼を言おうと名無しが顔を上げると、助けてくれたのは海軍の問題児ことスモーカーだった。
「…えっと、ありがとうございます?」
ス「おう、前見て歩けよ」
スモーカーは名無しにそう声をかけると、ポンっと頭に手を置いて、歩いていった。
ベ「名無し〜!大丈夫?!今のって海軍じゃない… 名無し?」
ベポが名無しに声をかけると、全く反応が無かったので、心配そうに名無しの顔を覗き込むと、バカみたいにポカンと口をあけた名無しがボソリと呟いた。
「…かっこいい〜」
ベ「え??…ええーっ?!」
そう言った名無しの顔はほのかに赤く、目は正しくハートになっており完全に恋する乙女顔になっていた。
驚いたベポは一瞬理解出来なかったが、直ぐに悟り、名無しの肩にガシリとフワフワの手を置いた。
ベ「ちょっと名無し?!今のは海軍なんだよ!?俺らの天敵なんだよ?!分かってる????」
「流石に分かってるよ…けど、その、さ、ちょ、ベポっあんまり揺らさないで首が取れるぅっ!!!」
ベ「だってぇ〜!名無しが名無しじゃないよ〜!!」
「至って普通だからもう揺らさないで、吐く、さっきのラーメン全部出るるるるぁ!」
ベポがあまりに激しくガクガクと揺らしてくるので、名無しは白目を向いて気絶寸前だった。
そこへ、丁度近くを通ったロー、ペンギン、シャチが何事かと話しかけてきた。
ペ「ベポ、名無しが死にかけてるから離してやれ」
シャ「どーしたんだよベポ、名無しがお前の食いもん取ったのか?」
ベ「それもあったけどそれどころじゃないよ〜!ね〜!キャプテン!!名無しが海軍に恋しちゃったよ!!!!!!」
間
ロペシャ「「「はぁ?」」」
ベ「ねぇ〜!どうしよう!…皆??」
名無しとベポ以外の3人はベポのあまりに衝撃的な発言に思考回路はショート寸ぜ…ショートした。
シャ「… 名無し、?海軍って知ってるか?海軍ってのはな俺たちの敵だぞ?俺たちって海賊だからな?な?海賊ってしってるか?海軍の敵だ」
「流石の私も知ってるよ!なんだよ!」
ペ「あばばばば」
「ひええ!ペンギンがぁぁ!!!」
周りの引くほどの慌てように名無しすらもテンパってしまっている中、ローは1人その状況を眺めていた。そして、おもむろに口を開いた。目つきはいつも以上に鋭く、人でも殺してきたのかと疑うほどだった。
ロ「ところで、その海軍兵はどこのどいつなんだ?」
ベ「白猟のスモーカーだよ!」
ロ「何?」
ローはスモーカーの名前を聞くと、ピクリと反応した。
ペ「スモーカーっていやぁロギア系の能力者だったな」
シャ「キャプテンには劣るけど顔立ち整ってるよな」
「そうそう、角でぶつかって助けられた時かっこよすぎて惚れた」
シャ「お前チョロすぎねぇ?」
「いや〜自分でも驚きの惚れやすさ」
ペ「いや、認めんからな!俺は!!」
「別にペンギンの許可はいらなくね?」
若干正気を戻し始めたペンギンとシャチは名無しと会話を続けていたが、ローだけはその名前を聞いてから明らかに機嫌が悪そうにムスッとし、静かに立っていた。
べ「キャプテン、大丈夫?」
ロ「気に食わねぇ」
ベ「すんません…」
ロ「ベポは関係ねぇよ」
「あー!キャプテンなにベポいじめてるんすかー!パワハラで訴えてやる!」
ロ「(イラッ) 名無し、気を楽にしろ…」
「どしぇーっ!」
end
続きます
久しぶりの島と、回復後の外出でいつもよりテンションが高い名無しだった。
「やったー!ベポ!降りたらどこいく?!何食べる?!ってか全部だよね!」
ベ「全部行けるかな〜」
「何を弱気な!それでも大食い部のエースか?!」
ベ「入った覚えないけど」
シャ「アイツ闘牛の牛並に興奮してねぇ?」
ペ「久々だから嬉しくて仕方ないんだろう」
そうこうしてるうちに、一行の船は待ちわびた新しい島へ到着した。
例のごとく人の話を聞かず飛び出そうとすると名無しをその辺にあった樽とシャンブられローの隣に下船についての話が終わるまで待機させられた名無しだった。
「はぁ〜全くキャプテンのゴリラ野郎〜あいつ絶対私の事人間だと思ってないよね」
ベ「名無しがキャプテンの言うこと聞かないからだよ」
「キャプテンの言うこと聞く義務はない」
ベ「でも名無しキャプテンの船の一員なんだから立場的には下だよ」
「そんなバナナ」
下船して計画通りベポと食べ歩きに出かけていた名無しは、船での出来事を話していた。
「大体朝のキャプテン態度もおかしかったしさ、絶対変な薬飲んでるよねモグモグ
じゃなかったらあの不健康なクマの説明がつかねぇモグモグ」
ベ「確かにモグモグ全然寝てないよね…不健康なのは違いないよねモグモグ」
歩きながら屋台で買った食べ物を食べていた名無しは、角から出てきた人物に気づかず、ぶつかった。
ドンッ
「ほげっ!」
?「大丈夫か?」
コケそうになった瞬間、グッと腕を掴まれ、誰かに支えられた。
お礼を言おうと名無しが顔を上げると、助けてくれたのは海軍の問題児ことスモーカーだった。
「…えっと、ありがとうございます?」
ス「おう、前見て歩けよ」
スモーカーは名無しにそう声をかけると、ポンっと頭に手を置いて、歩いていった。
ベ「名無し〜!大丈夫?!今のって海軍じゃない… 名無し?」
ベポが名無しに声をかけると、全く反応が無かったので、心配そうに名無しの顔を覗き込むと、バカみたいにポカンと口をあけた名無しがボソリと呟いた。
「…かっこいい〜」
ベ「え??…ええーっ?!」
そう言った名無しの顔はほのかに赤く、目は正しくハートになっており完全に恋する乙女顔になっていた。
驚いたベポは一瞬理解出来なかったが、直ぐに悟り、名無しの肩にガシリとフワフワの手を置いた。
ベ「ちょっと名無し?!今のは海軍なんだよ!?俺らの天敵なんだよ?!分かってる????」
「流石に分かってるよ…けど、その、さ、ちょ、ベポっあんまり揺らさないで首が取れるぅっ!!!」
ベ「だってぇ〜!名無しが名無しじゃないよ〜!!」
「至って普通だからもう揺らさないで、吐く、さっきのラーメン全部出るるるるぁ!」
ベポがあまりに激しくガクガクと揺らしてくるので、名無しは白目を向いて気絶寸前だった。
そこへ、丁度近くを通ったロー、ペンギン、シャチが何事かと話しかけてきた。
ペ「ベポ、名無しが死にかけてるから離してやれ」
シャ「どーしたんだよベポ、名無しがお前の食いもん取ったのか?」
ベ「それもあったけどそれどころじゃないよ〜!ね〜!キャプテン!!名無しが海軍に恋しちゃったよ!!!!!!」
間
ロペシャ「「「はぁ?」」」
ベ「ねぇ〜!どうしよう!…皆??」
名無しとベポ以外の3人はベポのあまりに衝撃的な発言に思考回路はショート寸ぜ…ショートした。
シャ「… 名無し、?海軍って知ってるか?海軍ってのはな俺たちの敵だぞ?俺たちって海賊だからな?な?海賊ってしってるか?海軍の敵だ」
「流石の私も知ってるよ!なんだよ!」
ペ「あばばばば」
「ひええ!ペンギンがぁぁ!!!」
周りの引くほどの慌てように名無しすらもテンパってしまっている中、ローは1人その状況を眺めていた。そして、おもむろに口を開いた。目つきはいつも以上に鋭く、人でも殺してきたのかと疑うほどだった。
ロ「ところで、その海軍兵はどこのどいつなんだ?」
ベ「白猟のスモーカーだよ!」
ロ「何?」
ローはスモーカーの名前を聞くと、ピクリと反応した。
ペ「スモーカーっていやぁロギア系の能力者だったな」
シャ「キャプテンには劣るけど顔立ち整ってるよな」
「そうそう、角でぶつかって助けられた時かっこよすぎて惚れた」
シャ「お前チョロすぎねぇ?」
「いや〜自分でも驚きの惚れやすさ」
ペ「いや、認めんからな!俺は!!」
「別にペンギンの許可はいらなくね?」
若干正気を戻し始めたペンギンとシャチは名無しと会話を続けていたが、ローだけはその名前を聞いてから明らかに機嫌が悪そうにムスッとし、静かに立っていた。
べ「キャプテン、大丈夫?」
ロ「気に食わねぇ」
ベ「すんません…」
ロ「ベポは関係ねぇよ」
「あー!キャプテンなにベポいじめてるんすかー!パワハラで訴えてやる!」
ロ「(イラッ) 名無し、気を楽にしろ…」
「どしぇーっ!」
end
続きます