There's no cure for a fool
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食堂にて
ベ「なんか今日めっちゃ静かだね?」
シャ「確かに…なんでこんな静かなんだろ」
ペ「…名無し見てなくないか?」
ベシャ「「それだ?!?!?!」」
いつもの名無しの声が聞こえず静まり返っていた食堂に、ベポとシャチの声が響いた。
シャ「どうしたんだ?いつもだったら『ふぁ〜お腹空いた〜!Heyシェフ今日はなんだい? 』とか言ってやってくるのに」
ペ「しかも自分が作ったわけじゃないのに、『 みんな!お残しは許しまへんで!!!!』とか言ってくるのにな」
ベ「何かあったのかなぁ?」
心配だし見に行こうよ〜!というベポに着いて名無しの部屋へ向かう3人だった。
コンコン
ペ「名無し、大丈夫か?何かあったのか?」
ペンギンがノックをし、声をかけると、ドア越しに名無しの声が聞こえ、ガチャりとドアが開いた。
「うう…ペンギン〜?」
現れたのは、顔を赤くし、目をトロンとさせた名無しだった。
シャ「おまっ、大丈夫か?!熱あるのか?」
ベ「名無し大丈夫?!早く横になって!!」
「うう〜」
ベポにベッドまで運ばれ寝かされた名無しは、コホコホと苦しそうに咳をしていた。
シャ「大丈夫か?」
ペ「お腹出して寝てたのか?」
ロ「こないだ馬鹿みたいに雪の中で遊んでたからだろ」
シャ「キャプテン?!いつの間に?!」
ベ「俺全然気づかなかったよ〜!」
シャチ達が話していると、ドアの近くにもたれかかったローが話しかけてきた。
ロ「お前ら仕事に戻れ、俺が見とく」
ペ「ありがとうございます…後でまた来ます」
ローはシャチ達を持ち場へ返すと、名無しのベッドに近寄り、近くにあった椅子に腰掛けた。
ロ「はぁ…バカは風邪引かないはずなんだがなぁ?」
「…私は天才ですが?」
ロ「寝言は寝て言え。熱は?測ったのか?」
「ん〜まだです」
すると、ローは名無しの額に手を当てた。
「キャプテンの手、冷たくて気持ち〜です〜」
ロ「…37度ちょいってとこか」
「ふぇ〜、さすがだ」
ロ「俺は医者だ。体はダルいか?薬持ってきてやるからちょっと待ってろ」
そう言って、名無しから手を離し部屋から出ていこうとするローのパーカーを、名無しはギュッと掴んだ。
「…キャプテン」
その声にローは振り向くと、静かに元の椅子に腰掛けた。
名無しの表情は熱に浮かされ赤く、視線は何となく気まずそうに外していた。
いつもと違う表情に、ローは戸惑ったが、すがってきた嬉しさに、無意識にそっと腕を伸ばし、名無しの頭を撫でた。
「ありがとう、ございます」
ロ「いてやるから早く寝ろ」
「はーい」
そういうと、名無しは嬉しそうに返事をし、安心したというように眠りについた。
数分後、すぅすぅと寝息が聞こえ、眠ったことが分かった。
ローは気まずそうに口元を手で抑え、ゴクリ唾を飲み込んだ。
ロ「なんでこんなに心臓がザワつくんだ?」
end
そうきたか
ベ「なんか今日めっちゃ静かだね?」
シャ「確かに…なんでこんな静かなんだろ」
ペ「…名無し見てなくないか?」
ベシャ「「それだ?!?!?!」」
いつもの名無しの声が聞こえず静まり返っていた食堂に、ベポとシャチの声が響いた。
シャ「どうしたんだ?いつもだったら『ふぁ〜お腹空いた〜!Heyシェフ今日はなんだい? 』とか言ってやってくるのに」
ペ「しかも自分が作ったわけじゃないのに、『 みんな!お残しは許しまへんで!!!!』とか言ってくるのにな」
ベ「何かあったのかなぁ?」
心配だし見に行こうよ〜!というベポに着いて名無しの部屋へ向かう3人だった。
コンコン
ペ「名無し、大丈夫か?何かあったのか?」
ペンギンがノックをし、声をかけると、ドア越しに名無しの声が聞こえ、ガチャりとドアが開いた。
「うう…ペンギン〜?」
現れたのは、顔を赤くし、目をトロンとさせた名無しだった。
シャ「おまっ、大丈夫か?!熱あるのか?」
ベ「名無し大丈夫?!早く横になって!!」
「うう〜」
ベポにベッドまで運ばれ寝かされた名無しは、コホコホと苦しそうに咳をしていた。
シャ「大丈夫か?」
ペ「お腹出して寝てたのか?」
ロ「こないだ馬鹿みたいに雪の中で遊んでたからだろ」
シャ「キャプテン?!いつの間に?!」
ベ「俺全然気づかなかったよ〜!」
シャチ達が話していると、ドアの近くにもたれかかったローが話しかけてきた。
ロ「お前ら仕事に戻れ、俺が見とく」
ペ「ありがとうございます…後でまた来ます」
ローはシャチ達を持ち場へ返すと、名無しのベッドに近寄り、近くにあった椅子に腰掛けた。
ロ「はぁ…バカは風邪引かないはずなんだがなぁ?」
「…私は天才ですが?」
ロ「寝言は寝て言え。熱は?測ったのか?」
「ん〜まだです」
すると、ローは名無しの額に手を当てた。
「キャプテンの手、冷たくて気持ち〜です〜」
ロ「…37度ちょいってとこか」
「ふぇ〜、さすがだ」
ロ「俺は医者だ。体はダルいか?薬持ってきてやるからちょっと待ってろ」
そう言って、名無しから手を離し部屋から出ていこうとするローのパーカーを、名無しはギュッと掴んだ。
「…キャプテン」
その声にローは振り向くと、静かに元の椅子に腰掛けた。
名無しの表情は熱に浮かされ赤く、視線は何となく気まずそうに外していた。
いつもと違う表情に、ローは戸惑ったが、すがってきた嬉しさに、無意識にそっと腕を伸ばし、名無しの頭を撫でた。
「ありがとう、ございます」
ロ「いてやるから早く寝ろ」
「はーい」
そういうと、名無しは嬉しそうに返事をし、安心したというように眠りについた。
数分後、すぅすぅと寝息が聞こえ、眠ったことが分かった。
ローは気まずそうに口元を手で抑え、ゴクリ唾を飲み込んだ。
ロ「なんでこんなに心臓がザワつくんだ?」
end
そうきたか