There's no cure for a fool
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名無しは興奮気にローに話しかけた。
「今日何の日か知ってます?!?!」
ロ「お前の命日か?」
「勝手に殺すなよ」
やれやれと呆れながら名無しはさらに話を続けた。
「聖バレンタインデーですよ!」
ロ「だからお前の命日だろ?」
「耳にバナナ入ってます???あ、キャプテンの大好物ですもんね今日もおやつバナナですか?」
ロ「ボケ返すな」
「だって私のツッコミなんて誰も期待してないしなんならやりたくないし」
ロ「ところでなんでそれでテンションが猿になってんだ?」
「いや、猿はキャプテ…じゃなくて、ならない方がおかしいでしょ!バレンタインデーですよ?!チョコレート山ほど食べてもいいんですよ!?」
ロ「そんな決まりはなかった気がするが」
「名無し法で定められてる」
ロ「(無視)…大体バレンタインデーは女が男にチョコやるんじゃないのか?お前あげる側だろ」
「名無し法では違いますってことで、…はい!」
そう言ってニコニコしながらローの前に手を差し出したが、見事に後ろに手を捻りあげられた。
「いだだだだだ!!!!!!???」
ロ「ははっ」
「ほんまもんのサイコパスやでぇ」
やっとの思いでローの捻りから脱出した名無しは既にクタクタだった。
そこへペンギンがやってきた。
ペ「名無し、そんなところで何をヘタレているんだ?」
「うわぁ〜んペンギンお兄ちゃん〜!!」
ペ「?!?!」
その時、ペンギンに電流走るーーー!
そう言って泣きながらペンギンに抱きつく名無しの顔はさながらデ○ノートの主人公を彷彿とさせるしたり顔だった。
名無しに抱きつかれてから手を顔で覆い動かないペンギンを気にし、ローが声をかけた。
ロ「おい、ペンギン…大丈夫か?」
ペ「…が………た…、」
ロ「あ?なんだ?」
ペ「昔の名無しが帰ってきたーーーーっ!!!!!!!!」
ロ「?!?!?!」
あまりのペンギンの興奮ぶりにローも思わず医者は何処だと呼ぼうとしたところで名無しがローに話しかけた。
「ペンギンはね、私にお兄ちゃんって呼ばれると内なるシスコン魂が蘇るんだよ!」
ロ「バカなのか?」
「キャプテンがチョコくれないしいじわるするからだもーんざまあみろ〜い」
そう言うと名無しはペンギンに上目遣いで話しかけた。
「ねーお兄ちゃん?キャプテンが私にチョコくれないし腕捻ってきたんだよ?酷くない?」
ペ「何?ちょっとキャプテン、あんた何考えてんすか名無しはこんなに可愛い俺の妹なんすよ?それに手出すってどういうことだ?え?チョコレート欲しいってんならあげたらいいじゃないですかケチってんじゃねぇぞ金庫にどんだけ金貯めてんだあんたそれをいつ使うのか?今だろ?」
ノンブレスでローに謎理論の説教をするペンギンにもはや理解が出来ずショートするローだった。
「めちゃくちゃウザかろう」
ロ「お前が1番ウザイな」
ペ「ちょっと何人のかわいい妹にウザイとかぬかしてんだあんたふざけるなよ」
ロ「これは俺が悪いのか?」
「正直今でもこれが健在でびびったし話聞いてると私が悪い気がしてきた」
ロ「お前意外と頭使えるじゃねぇか」
「元から天才ですが?」
ペ「名無しは生まれた時から俺の妹だから天才なんです」
ロ「こいつは急に何を言ってんだ?バグってんのか?」
「気絶させれば治るよ」
名無しのその言葉と同時に強烈な右ストレートをペンギンの顔面に決めたローだった。
「はぁ、まぁキャプテンからチョコ貰おうなんて話が無理だったんだよな」
ロ「ようやく気づいたか」
うんうん唸った後、名無しはハイっと言って小さな袋をローに渡した。
ロ「あ?なんだ?爆発物か?」
「バカやろう!!!!チョコレートだよ!!!!この名無しちゃんが直々に食べ物を上げようとしてんだぞーー!!!素直に受け取れい!」
ぷんすこ怒りながら押し付けるように渡す名無しに、フッと笑い、キャプテンは静かにそれを受け取った。
ロ「有難く受け取ってやる」
「よっしゃ〜!受け取りましたね?!?!?!?!来月のお返し楽しみにしてまーす!3倍返しですからね!あざーっす!じゃ!」
ロ「あいつ…」
バタバタと船内へ駆けて行く名無しを見ながら、先程の慣れない態度に気まずそうな名無しの顔が過ぎり、不思議と機嫌が良いローだった。
end
「今日何の日か知ってます?!?!」
ロ「お前の命日か?」
「勝手に殺すなよ」
やれやれと呆れながら名無しはさらに話を続けた。
「聖バレンタインデーですよ!」
ロ「だからお前の命日だろ?」
「耳にバナナ入ってます???あ、キャプテンの大好物ですもんね今日もおやつバナナですか?」
ロ「ボケ返すな」
「だって私のツッコミなんて誰も期待してないしなんならやりたくないし」
ロ「ところでなんでそれでテンションが猿になってんだ?」
「いや、猿はキャプテ…じゃなくて、ならない方がおかしいでしょ!バレンタインデーですよ?!チョコレート山ほど食べてもいいんですよ!?」
ロ「そんな決まりはなかった気がするが」
「名無し法で定められてる」
ロ「(無視)…大体バレンタインデーは女が男にチョコやるんじゃないのか?お前あげる側だろ」
「名無し法では違いますってことで、…はい!」
そう言ってニコニコしながらローの前に手を差し出したが、見事に後ろに手を捻りあげられた。
「いだだだだだ!!!!!!???」
ロ「ははっ」
「ほんまもんのサイコパスやでぇ」
やっとの思いでローの捻りから脱出した名無しは既にクタクタだった。
そこへペンギンがやってきた。
ペ「名無し、そんなところで何をヘタレているんだ?」
「うわぁ〜んペンギンお兄ちゃん〜!!」
ペ「?!?!」
その時、ペンギンに電流走るーーー!
そう言って泣きながらペンギンに抱きつく名無しの顔はさながらデ○ノートの主人公を彷彿とさせるしたり顔だった。
名無しに抱きつかれてから手を顔で覆い動かないペンギンを気にし、ローが声をかけた。
ロ「おい、ペンギン…大丈夫か?」
ペ「…が………た…、」
ロ「あ?なんだ?」
ペ「昔の名無しが帰ってきたーーーーっ!!!!!!!!」
ロ「?!?!?!」
あまりのペンギンの興奮ぶりにローも思わず医者は何処だと呼ぼうとしたところで名無しがローに話しかけた。
「ペンギンはね、私にお兄ちゃんって呼ばれると内なるシスコン魂が蘇るんだよ!」
ロ「バカなのか?」
「キャプテンがチョコくれないしいじわるするからだもーんざまあみろ〜い」
そう言うと名無しはペンギンに上目遣いで話しかけた。
「ねーお兄ちゃん?キャプテンが私にチョコくれないし腕捻ってきたんだよ?酷くない?」
ペ「何?ちょっとキャプテン、あんた何考えてんすか名無しはこんなに可愛い俺の妹なんすよ?それに手出すってどういうことだ?え?チョコレート欲しいってんならあげたらいいじゃないですかケチってんじゃねぇぞ金庫にどんだけ金貯めてんだあんたそれをいつ使うのか?今だろ?」
ノンブレスでローに謎理論の説教をするペンギンにもはや理解が出来ずショートするローだった。
「めちゃくちゃウザかろう」
ロ「お前が1番ウザイな」
ペ「ちょっと何人のかわいい妹にウザイとかぬかしてんだあんたふざけるなよ」
ロ「これは俺が悪いのか?」
「正直今でもこれが健在でびびったし話聞いてると私が悪い気がしてきた」
ロ「お前意外と頭使えるじゃねぇか」
「元から天才ですが?」
ペ「名無しは生まれた時から俺の妹だから天才なんです」
ロ「こいつは急に何を言ってんだ?バグってんのか?」
「気絶させれば治るよ」
名無しのその言葉と同時に強烈な右ストレートをペンギンの顔面に決めたローだった。
「はぁ、まぁキャプテンからチョコ貰おうなんて話が無理だったんだよな」
ロ「ようやく気づいたか」
うんうん唸った後、名無しはハイっと言って小さな袋をローに渡した。
ロ「あ?なんだ?爆発物か?」
「バカやろう!!!!チョコレートだよ!!!!この名無しちゃんが直々に食べ物を上げようとしてんだぞーー!!!素直に受け取れい!」
ぷんすこ怒りながら押し付けるように渡す名無しに、フッと笑い、キャプテンは静かにそれを受け取った。
ロ「有難く受け取ってやる」
「よっしゃ〜!受け取りましたね?!?!?!?!来月のお返し楽しみにしてまーす!3倍返しですからね!あざーっす!じゃ!」
ロ「あいつ…」
バタバタと船内へ駆けて行く名無しを見ながら、先程の慣れない態度に気まずそうな名無しの顔が過ぎり、不思議と機嫌が良いローだった。
end