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※甘いですが、少し下ネタにつきご注意を





にこにこ、と微笑む宗次郎。笑顔で呼ばれた。



名無しさん。こちらに来てもらえます?」

「あ……うん。」

「…はいはい、照れるのも可愛いですけど、僕のところで照れてください。」



そういって腕を引かれて。
未だにどきどきしてしまう。



「…最近は自分ではしてないんですか?」



目を丸くさせて訊く宗次郎。



「え…?やだなぁ、何も気にしないですよ。ただ…」



ふふ、と何かを企むような笑顔。



「…やりがいがあるなぁって思いました。大丈夫です、大丈夫です、優しくしますから。安心して…ほら、力を抜いてくださいね。」



目を細めて、こちらを見下ろす宗次郎。
その表情にとてもどきどきとしてしまった。



* * * * *





「この辺り、きもちいいですか?」

「ん…う…」

「じゃあ、しばらくここ擦りますね。えいっ。」

「んっ…ふぁ…っ、」




「んー…と。」

「っ…、ふ、ん…っ…」

「……随分気持ち良さそうですね。」

「…ん……う…」

(これはおそらく…聞こえてないなぁ。まあいいか♪)





「そ、宗次郎…」

「はい…?どうしました…?」

「…もう、っ、そこ大丈夫だから…」

「そうですね…進めましょうか。」



「…あっ、」

「…名無しさん、もう目がとろんってなってる。」

「ん、ふ…っ、」

「ゆっくり、たっぷりしてあげますから。」



そうしながら暫く時間が経った頃。

宗次郎は外側をすりすり、と触りながら。
そっと囁いた。



「…ねえ、名無しさん。」

「…っ…?」



覆いかぶさるように覗き込んで、静かに告げる。



「奥の方……入れますね?」

「…うん…」



「入れますね……、ん……」

「…ッ、っ……ぁ…」

「ああ…ダメですよ。力抜いてください…怖いですか?」

「ん…大、丈夫…」



「あ…名無しさん、ここ…」

「んうっ…」

「…大丈夫、安心してくださいね。ん…」

「ッ…、ッ…あ、っ…」



「そのまま……ん、もう少しですから。」

「ん…っ…」



「……はい、よくできました。」




「…名無しさん。仕上げに…耳、ふーってしますね。」

「う…ん?」



──おぼろげとなっていた意識がふいに覚める感覚。
名無しがそっと目を開けたとき、



「っ…ひゃ、ああんっ…/// 」

「ふー……」

「ん、ん、んっ//」

「はぁ……」

「ッ、ひ、あ…ッ、っ//」


「…はい、お終いです。」



宗次郎は優しい笑顔で、名無しの肩をとんとん、と叩いた。



「っ…ッ、いつもそれはいいって//」

「だって仕上げは大切じゃないですか。」

「だ、だって…」

「でも、可愛かったですよ?」



この笑顔で首を傾げてそう言われると、もう何も言えなかった。



「はい、じゃあ反対側も耳かきするので。次はこっち向いてごろんしてください♪」



膝をぽんぽん、と叩いて、にこにこと告げられ。


照れながら寝転ぶと、



「きゃっ///」

名無しさん可愛いなぁ。」

「ちょ、ちょっと、宗次郎…!//」



ぎゅーっと抱きすくめられた。



「わああっ…え、ちょ、ちょっと…!//」

「えー…もう、恥ずかしがり屋さんなんですから♪」

(し、死ぬかと思ったっ…///)



「じゃあ始めますね。…あ。」

「?」



名無しさん。」

「はい?」

「ひとつ思ったんですけど…」



こちらを見下ろす宗次郎。



「…僕以外に耳かき、させないでくださいね。」

「え?」

「返事。」

「あ、はい…?」

「はい、よくできましたね♪

じゃあ…こちらも始めますね…?」





あなたの下で愛でられる時

(為されるがままに甘えたい)




(一度書いてみたかったお話でした…♪

冒頭のところで、名無し様は宗次郎に膝枕されております(*´▽`*)
お読みいただきありがとうございました♪)

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