jewelry
【短編用】名前変換
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窓の外は荒れ狂う豪雪。
部屋はその寒さに比例するかの様に冷え切っていた。
宗次郎は、一枚の布団の中から、横たわって外をぼーっと眺めていた。
「…頭痛っ、…コホッ!コホ…」
あ~…完全に風邪引いちゃったなぁ~…
今日名無しと遊びに行く筈だったのに、こんな荒れ雪じゃ…
そうしていると扉の奥から誰の足音が聞こえてきた。
「宗次郎…!」
入って来たのは名無しだった。
「あっ…名無し今日は…コホッ…ゴホッ!」
「!!…宗次郎!どうしたの!?すごい顔色悪いよ!」
名無しは心配そうに瞳を潤わせて顔を覗きこんだ。
「…ちょっと風邪引いたみたいで…コホッ…」
名無しは宗次郎の額と自分の額合わせた。
名無し…
そんな事されたら…
僕おかしくなっちゃいますよ…
「すごい熱…。今日は大人しく休んでて。志々雄さんには私から話しとくわ」
「…名無しっ…」
何処にも行かないでください…
名無し…
あぁ…、
意識が…朦朧と…―――
「ちょっと待っててね!薬とりにいってくるから」
「名無し…!」
宗次郎はそのまま名無しを押し倒した。
「きゃ…!宗次郎?」
宗次郎の瞳は明らかに正気を失っていた。
まるで獣の様に息が荒い。
「…ゃ、やだ…!ちょ…」
何時もの宗次郎じゃない…!
宗次郎は押し倒した名無しの豊富な胸を鷲づかみにした。
「あっ!…痛っ!…宗次郎!」
名無しは必死に抵抗するがそれも虚しく、力で制する事も出来ず、されるが侭の状態に陥った。
「ふっ…ん…ぁ、」
勢いよく口を塞がれ、二人の粘着な液が交ざり合う。
舌を絡ませて、唾液の音が部屋に響き渡り長い口付けをした。
宗次郎の吐息が熱くて堪らない…
「あっ…ぁ、…ひゃ…やめ、てぇ…」
すらすらと着物を解き、名無しの素肌が露となった。
卑屈に宗次郎は片方を揉みほぐしもう片方の乳輪をゆっくり舐め始めた。
「ハァ、ハァ…名無し…」
「宗っ…はぁぅ…!んんっ」
名無しは敏感にそれを感じているが、なによりも不快感に襲われて、一層に色気を増していた。
「綺麗…名無し」
「んっ…あぁん!はっぁ…」
散々先端を口で転ばし遊び終わると、段々下へ降りて行き両足を開かされた。
そして蜜を垂らした花が咲いていた。
「やだっ…!見ないでぇ……」
「…」
宗次郎は無言で花に顔を近づけ蜜を舌で絡め取った。
「ひゃんっ!ぁぁ…」
いきなりの行為に名無しの身体が反射的に浮く。
クチュ…クチュ…
「はぁぁん!だ、めぇ…」
舌で蕾を撫でたり、入口を突いたり抜いたりして丁寧に舐めていく。
「あっ!それはや…ぁぁ!」
花を口で覆い、一気に蜜と共に吸い込まれた。
ゴク…
「おいし…」
宗次郎は全部の蜜を飲み込んだ。
同時に名無しはイク直前でぐったり力無くした。
「ハァ…ハァ…宗次郎ぉ、」
宗次郎は止まる間もなく膨張した自身を取り出し名無しの花に一気に押し込んだ。
「いゃぁ!!痛っ…」
「直に濡れますよ…」
中心を上下に行き来させ、先端を入口に接触させると、みるみる内に液が溢れ出す。
「ほら…」
「早く…入れ、てぇ…?」
名無しの表情が一気に宗次郎を欲情させていた。
「ん…名無しッ」
軽く口付けを交わし、緩んだ瞬時に自身を押し込んだ。
「ぁあん!…すごく、熱いよぅ!!」
「僕も…すごい気持ち良い…ッ」
最初は徐々に動き出して、打ち付ける速度が速くなる事に二人を絶頂させていく。
「ぁ…!はぁ、も、イキそ…」
「一緒に…いこ…」
「…ぁあ!」
最後に力強く打ち上げ、入りきらない白濁状の液が放たれた。
「ハァ…ハァ…」
「名無し…」
名無しはいつもの宗次郎に戻っている事に安心したのかそっと抱きしめた。
「宗次郎の…馬鹿…」
「ごめんなさい、名無し。怖かった?僕のこと嫌いになった…?」
切なげで真っ直ぐな瞳が名無しを捕らえる。
「うそ…、大好きだよ」
名無しは強く宗次郎を抱きしめた。
「風邪大丈夫?」
「…名無しとエッチしてたら大分治りましたよ。でもね……」
「でも?」
「…あんまり覚えて無いんです。」
「やっぱり!…ヘ……ヘクシュ!」
「風邪移っちゃいましたか?」
宗次郎は不適な笑みをした。
嫌な予感…
「なっ何?」
「さあっ、もう一回やりますよ♪」
「やっ!なんでそうなるの…んっ」
その後…
二人の風邪の移し合いは長時間続いた。
しかし志々雄さんの怒りの説教は言うまでもなくそれ以上続いたという…
END