第1章
夢小説設定
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頑丈な扉が開いていく。
扉の前には4人。
先頭に立つのはガタイのいいスーツの男
彼の胸元には黄色のチーフが入っている。
4人で扉の中に入ってゆくと
扉が開いたことに驚いているのか
ここに辿り着いたことに驚いているのか
はたまた、みたこともないスーツ集団に自分たちが襲われていることに驚いているのか…
そんな表情で銃を構える会長がいた。
「く、来るな!」
銃を持つ手は動揺か恐怖で震えている。
ここは避難用の部屋だったのか、物もなく無機質で狭い。
「お、お前らはいったい誰なんだ」
「ん〜誰やろなあ〜」
会長の疑問に、持っている棒をクルクル振り回しながら曖昧に答える後ろのオレンジのチーフの彼。
「…pioggia 」
先頭に立つ彼が仲間を呼ぶ
意図を汲み取ったのか、両手に銃を持つ彼が会長に向けて引き金を引いた
カンッ…
パンッと玉が飛び出したのとほぼ同時に飛んだのは会長の銃。床に落ちた無機質な音が響き渡る。
手を抑える会長に、先頭の彼が飛びつくや否や
首根っこを掴み身体を持ち上げ、足をかけ地面へと倒し
動けないよう首に肘を当て手と脚を固める。
「くっ…や、やめろ……」
「やめてほしかったらお前の部屋にある金庫の番号を言うんだな。」
「……」
こっちを睨んでくる割に頑なに答えない会長。
グッと力を肘に入れる
「っ…わかった!きゅ、きゅうなな…っ!!」
「バーカ。やめるかってな。」
耐えきれなくなった会長が口を割った…のだが、言いかけている途中に首に肘鉄をいれる
ぱたっと体から力が抜け屍となった会長。
「cielo 、終わった」
『お〜おつかれ〜じゃあ金庫開けていっぱい金もらって帰ってきて〜』
「了解」
立ちながら手をぱんぱんとはたき、無機質な部屋を出ていく彼らたち
「そういえば、番号聞かんでよかったん??」
「cieloが知ってると思うよ」
「あ、せやな」
「うぃ〜終わったぁ〜?」
「うわっ!お前も血だらけじゃん…マジで勘弁して」
ぞろぞろと来た道を引き返し、車へと帰る彼ら
そんな姿を後ろから見守る彼は、このチームのリーダである。
どことなく親のような温かい目線をしながら
ああ、今日も無事に任務終了
はやく帰ろう、俺らの家に。
なんて、ぼんやり思いながら
「ほら、はやく帰るぞ」
って仲間のもとへ駆け寄ったのだった。
_守るべきものがあると強くなれるよね
〈lampo 〉HIKARU IWAMOTO
イタリア語で雷
「NEVE 」の戦闘隊員かつリーダー。チームの創設者である。鍛えられた体格で相手を仕留める。そんな見た目と裏腹に甘いものに目がない。ギャップ萌え最高。
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頑丈な扉が開いていく。
扉の前には4人。
先頭に立つのはガタイのいいスーツの男
彼の胸元には黄色のチーフが入っている。
4人で扉の中に入ってゆくと
扉が開いたことに驚いているのか
ここに辿り着いたことに驚いているのか
はたまた、みたこともないスーツ集団に自分たちが襲われていることに驚いているのか…
そんな表情で銃を構える会長がいた。
「く、来るな!」
銃を持つ手は動揺か恐怖で震えている。
ここは避難用の部屋だったのか、物もなく無機質で狭い。
「お、お前らはいったい誰なんだ」
「ん〜誰やろなあ〜」
会長の疑問に、持っている棒をクルクル振り回しながら曖昧に答える後ろのオレンジのチーフの彼。
「…
先頭に立つ彼が仲間を呼ぶ
意図を汲み取ったのか、両手に銃を持つ彼が会長に向けて引き金を引いた
カンッ…
パンッと玉が飛び出したのとほぼ同時に飛んだのは会長の銃。床に落ちた無機質な音が響き渡る。
手を抑える会長に、先頭の彼が飛びつくや否や
首根っこを掴み身体を持ち上げ、足をかけ地面へと倒し
動けないよう首に肘を当て手と脚を固める。
「くっ…や、やめろ……」
「やめてほしかったらお前の部屋にある金庫の番号を言うんだな。」
「……」
こっちを睨んでくる割に頑なに答えない会長。
グッと力を肘に入れる
「っ…わかった!きゅ、きゅうなな…っ!!」
「バーカ。やめるかってな。」
耐えきれなくなった会長が口を割った…のだが、言いかけている途中に首に肘鉄をいれる
ぱたっと体から力が抜け屍となった会長。
「
『お〜おつかれ〜じゃあ金庫開けていっぱい金もらって帰ってきて〜』
「了解」
立ちながら手をぱんぱんとはたき、無機質な部屋を出ていく彼らたち
「そういえば、番号聞かんでよかったん??」
「cieloが知ってると思うよ」
「あ、せやな」
「うぃ〜終わったぁ〜?」
「うわっ!お前も血だらけじゃん…マジで勘弁して」
ぞろぞろと来た道を引き返し、車へと帰る彼ら
そんな姿を後ろから見守る彼は、このチームのリーダである。
どことなく親のような温かい目線をしながら
ああ、今日も無事に任務終了
はやく帰ろう、俺らの家に。
なんて、ぼんやり思いながら
「ほら、はやく帰るぞ」
って仲間のもとへ駆け寄ったのだった。
_守るべきものがあると強くなれるよね
〈
イタリア語で雷
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