第1章
夢小説設定
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向こうのほうから怒りのような銃撃音が響いている。
さっき通りかかったところは真っ赤な絨毯が引かれているようだった。
先ほど合流した仲間は、向こうを片付けてきたと言っていた。
リーダーは今のところ、依頼主に渡さなければならないものを探しているのだろう…。
…おれも、もっと戦いたい!!
少し小柄で金髪。黒のスーツを身につけているが、もはや返り血で赤に染まっている。
ピンク色のチーフを胸元に入れた男は
少年のようなキラキラとした目を瞬かせ、敵を仕留めたい意欲でウズウズしていた。
しばらくして銃撃音や、ドンドンと聞こえる闘いの音が止む。
『みんな、あとは1番奥の部屋に会長がいて、その手前に幹部がうじゃうじゃいるだけ。
みんなは会長のところ向かって。
で、幹部のところは…tempesta 暴れな』
『『了解』』
「まじっ!?やった〜!!」
イヤモニから聞こえてきた指示にみなが了承し、彼は餌を与えられた犬のように走ってゆく。
着いた先には厳つい奴らが5人こちらを睨んで待ち受けていた
彼はまるで左右にブンブンと揺らしていたしっぽがしゅんとうなだれるように
「なんだ、5人しかいないの??」
と気分を落とした。
だが、ニヤリと口の端をあげたかと思うと
「まあいいや、遊び相手になってよ」
なんて言って、右手に赤い液体が滴るナイフを持ちながら、正面から突っ込んでゆく
彼は1人で、相手は5人だ。
あっという間に囲まれる。一斉に彼に襲いかかってきた。
彼は正面の奴に飛びつき、よじ登ったかと思うと、そいつを壁にし飛び移り後ろのやつの首をナイフで仕留める。
ブシュッと嫌な音が聞こえる。
その隙に左右にいた2人をサッサっと刺し、振り向くと残りは2人
2人はまた彼に襲いかかってくる
彼は舌舐めずりをし、くるりと後ろを向いたかと思うと走り出した
急に逃げる彼に一瞬驚きを隠せないが、チャンスとばかりに追う2人の相手たち
彼の前には部屋の壁が迫る
2人は追い詰めたも同然で一気に襲いかかろうとしたその矢先
トンッ
目の前の彼が消えた。
いや、正確には宙に舞った。
彼の視界はぐるりと1回転をし、現れる敵の背後。
奴らはしまったと思うこともなく
トドメを刺された。
無惨にも血を流して倒れる5人の幹部たち。
「あれ?もう終わり?」
そんな部屋の中にポツンと残された彼
物足りなさそうに倒れる1人に近づく
「ねえ〜まだ遊んでよ〜……?」
その体をつついたり蹴ったりしてると聞こえた微かな息遣いに
「わ、まだ生きてんじゃん!」
パアッと目が光り、笑顔になった
「ん〜何がいいかな〜…こう?」
なんて言いながら手のひらをブスッと刺す
敵はさらなる痛みにビクッと反応はしたがもはや意識はないのであろう。
「え〜じゃあこう?」
また彼は、太ももあたりをブスッと刺した
その時、イヤモニから聞こえてきた仲間の声。
どうやら、会長の部屋に乗り込んだらしい。
ああ、もう遊びは終わりみたいだ。
『気はすんだ?tempesta』
「う〜ん、足りないけど、まあいいや!」
__また遊ぼうねえ?
〈tempesta 〉DAISUKE SAKUMA
イタリア語で嵐
「NEVE 」の戦闘隊員。ナイフを武器とし身軽で狂気に満ちている。天真爛漫で明るい雰囲気だが根は根暗。仲間思いで、特にcielo の指示は絶対。好きな言葉は「最高ピーマソ」
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向こうのほうから怒りのような銃撃音が響いている。
さっき通りかかったところは真っ赤な絨毯が引かれているようだった。
先ほど合流した仲間は、向こうを片付けてきたと言っていた。
リーダーは今のところ、依頼主に渡さなければならないものを探しているのだろう…。
…おれも、もっと戦いたい!!
少し小柄で金髪。黒のスーツを身につけているが、もはや返り血で赤に染まっている。
ピンク色のチーフを胸元に入れた男は
少年のようなキラキラとした目を瞬かせ、敵を仕留めたい意欲でウズウズしていた。
しばらくして銃撃音や、ドンドンと聞こえる闘いの音が止む。
『みんな、あとは1番奥の部屋に会長がいて、その手前に幹部がうじゃうじゃいるだけ。
みんなは会長のところ向かって。
で、幹部のところは…
『『了解』』
「まじっ!?やった〜!!」
イヤモニから聞こえてきた指示にみなが了承し、彼は餌を与えられた犬のように走ってゆく。
着いた先には厳つい奴らが5人こちらを睨んで待ち受けていた
彼はまるで左右にブンブンと揺らしていたしっぽがしゅんとうなだれるように
「なんだ、5人しかいないの??」
と気分を落とした。
だが、ニヤリと口の端をあげたかと思うと
「まあいいや、遊び相手になってよ」
なんて言って、右手に赤い液体が滴るナイフを持ちながら、正面から突っ込んでゆく
彼は1人で、相手は5人だ。
あっという間に囲まれる。一斉に彼に襲いかかってきた。
彼は正面の奴に飛びつき、よじ登ったかと思うと、そいつを壁にし飛び移り後ろのやつの首をナイフで仕留める。
ブシュッと嫌な音が聞こえる。
その隙に左右にいた2人をサッサっと刺し、振り向くと残りは2人
2人はまた彼に襲いかかってくる
彼は舌舐めずりをし、くるりと後ろを向いたかと思うと走り出した
急に逃げる彼に一瞬驚きを隠せないが、チャンスとばかりに追う2人の相手たち
彼の前には部屋の壁が迫る
2人は追い詰めたも同然で一気に襲いかかろうとしたその矢先
トンッ
目の前の彼が消えた。
いや、正確には宙に舞った。
彼の視界はぐるりと1回転をし、現れる敵の背後。
奴らはしまったと思うこともなく
トドメを刺された。
無惨にも血を流して倒れる5人の幹部たち。
「あれ?もう終わり?」
そんな部屋の中にポツンと残された彼
物足りなさそうに倒れる1人に近づく
「ねえ〜まだ遊んでよ〜……?」
その体をつついたり蹴ったりしてると聞こえた微かな息遣いに
「わ、まだ生きてんじゃん!」
パアッと目が光り、笑顔になった
「ん〜何がいいかな〜…こう?」
なんて言いながら手のひらをブスッと刺す
敵はさらなる痛みにビクッと反応はしたがもはや意識はないのであろう。
「え〜じゃあこう?」
また彼は、太ももあたりをブスッと刺した
その時、イヤモニから聞こえてきた仲間の声。
どうやら、会長の部屋に乗り込んだらしい。
ああ、もう遊びは終わりみたいだ。
『気はすんだ?tempesta』
「う〜ん、足りないけど、まあいいや!」
__また遊ぼうねえ?
〈
イタリア語で嵐
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