第1章
夢小説設定
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「The NINE」の2階。個人の部屋がそれぞれある中の1番奥にある部屋。
部屋の中はモノクロでまとめられていて無機質である。
ある女が、大きな机にまるで理科の実験のように試験管やビーカーなどを広げ、
何かを企むような顔つきでノートパソコンに向かっていた。
コンコン
部屋の扉がノックされ
「萌〜起きてる?ふっかが出前取ってくれるって!」
と同居人の声が聞こえる
「え!わたしかつ丼食べたい!」
その声にパッと顔を上げ、立ちあがり
ついでに1つのスプレーボトルを持ち、部屋を出る
「こんな時間にかつ丼なんか食べたら太るよ〜?」
「いいの、今日は集中しすぎてお腹ぺこぺこだから」
なんて会話しながら地下のリビングに降りる。
「calma 起きてたの」
「うん?あ、みんな仕事行ってたの?あれ今日だったのか」
「あ、仕事モード抜けてなかったわ」
仕事用の呼び方で呼ばれたので不思議に思ったが、よくみると何人かはスーツを着ていて少し生臭い。
「お前ほっといたら飯も食べねえで部屋籠るからな」
「ほい、萌もなんか頼みな」
「やった!ふっか男前〜!」
「だろ?惚れた?」
「ごめん前言撤回。こーじ、わたしかつ丼で!」
「ふっか断られてんじゃん笑」
彼女がリビングに降りると、わらわらと同居人の男たち8人が集まってくる
今日の仕事は誰が活躍したのか、こんな倒し方をしたのだとか、お金がいっぱいあっただとか…
そんな話をしていたら届いた出前。
みんなで机を囲って食べていて、彼女のかつ丼ももうカツ一切れとご飯少し。
すると、隣の男の箸をすすめるスピードが急に落ちた
その男の向かい側に座っている男がその姿に気づき
「あれ、ふっかさんもうお腹いっぱい?」
と声をかける
彼はさっきまで調子よくしゃべっていたのに顔色が悪く、眉毛もハの字を描いている。
「…なんか、お腹下ってきたかも…」
とお腹を抑えうずくまりだした
隣の彼女は、なぜか…ニヤついている。
そして、あ〜んとひとくちで残りのかつ丼を平げ
「ふっか、ごちそうさまでした!」
と手を合わせた。
隣の彼はお礼なんか耳にも入らない状況で
「…ちょ、こーじあとあげるわ!やべえ」
と慌てて立ち上がりトイレに駆けて行った
その様子を他の7人はみていると、1人が何かに気づき彼女に問いかけた
「お前、なにしたの笑」
「ふふっ、その名も〈即効!スーパー下痢剤〉〜!」
と満面の笑みでピースし
彼女の片方の手には、部屋に出るときに持ったスプレーボトルが。
「う〜わ、おれ絶対やだ。」
7人は驚愕した顔持ちで、ドン引きしている
「いや〜成功成功〜」
空いていたお腹も満たし、実験にも成功したからか満足気にソファにダイブする
向こうのほうからは
「ねえ!!萌ー!!止まんねえんだけどなにしたのー!!」
なんて、断末魔の叫び声の如く助けを求める声が聞こえてくるのであった…
_ごく普通の日常より、スリルある非日常のほうが楽しいじゃん?
〈calma 〉斉藤 萌
イタリア語で凪
「NEVE 」の紅一点。多様な知識で様々な薬品を作り出す。情報収集も得意。過保護なメンバーのせいであまり戦場にはいかない。まあ本人も行きたくない。でもスーツは着てみたい。
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「The NINE」の2階。個人の部屋がそれぞれある中の1番奥にある部屋。
部屋の中はモノクロでまとめられていて無機質である。
ある女が、大きな机にまるで理科の実験のように試験管やビーカーなどを広げ、
何かを企むような顔つきでノートパソコンに向かっていた。
コンコン
部屋の扉がノックされ
「萌〜起きてる?ふっかが出前取ってくれるって!」
と同居人の声が聞こえる
「え!わたしかつ丼食べたい!」
その声にパッと顔を上げ、立ちあがり
ついでに1つのスプレーボトルを持ち、部屋を出る
「こんな時間にかつ丼なんか食べたら太るよ〜?」
「いいの、今日は集中しすぎてお腹ぺこぺこだから」
なんて会話しながら地下のリビングに降りる。
「
「うん?あ、みんな仕事行ってたの?あれ今日だったのか」
「あ、仕事モード抜けてなかったわ」
仕事用の呼び方で呼ばれたので不思議に思ったが、よくみると何人かはスーツを着ていて少し生臭い。
「お前ほっといたら飯も食べねえで部屋籠るからな」
「ほい、萌もなんか頼みな」
「やった!ふっか男前〜!」
「だろ?惚れた?」
「ごめん前言撤回。こーじ、わたしかつ丼で!」
「ふっか断られてんじゃん笑」
彼女がリビングに降りると、わらわらと同居人の男たち8人が集まってくる
今日の仕事は誰が活躍したのか、こんな倒し方をしたのだとか、お金がいっぱいあっただとか…
そんな話をしていたら届いた出前。
みんなで机を囲って食べていて、彼女のかつ丼ももうカツ一切れとご飯少し。
すると、隣の男の箸をすすめるスピードが急に落ちた
その男の向かい側に座っている男がその姿に気づき
「あれ、ふっかさんもうお腹いっぱい?」
と声をかける
彼はさっきまで調子よくしゃべっていたのに顔色が悪く、眉毛もハの字を描いている。
「…なんか、お腹下ってきたかも…」
とお腹を抑えうずくまりだした
隣の彼女は、なぜか…ニヤついている。
そして、あ〜んとひとくちで残りのかつ丼を平げ
「ふっか、ごちそうさまでした!」
と手を合わせた。
隣の彼はお礼なんか耳にも入らない状況で
「…ちょ、こーじあとあげるわ!やべえ」
と慌てて立ち上がりトイレに駆けて行った
その様子を他の7人はみていると、1人が何かに気づき彼女に問いかけた
「お前、なにしたの笑」
「ふふっ、その名も〈即効!スーパー下痢剤〉〜!」
と満面の笑みでピースし
彼女の片方の手には、部屋に出るときに持ったスプレーボトルが。
「う〜わ、おれ絶対やだ。」
7人は驚愕した顔持ちで、ドン引きしている
「いや〜成功成功〜」
空いていたお腹も満たし、実験にも成功したからか満足気にソファにダイブする
向こうのほうからは
「ねえ!!萌ー!!止まんねえんだけどなにしたのー!!」
なんて、断末魔の叫び声の如く助けを求める声が聞こえてくるのであった…
_ごく普通の日常より、スリルある非日常のほうが楽しいじゃん?
〈
イタリア語で凪
「
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