ハリーポッター
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「これを使うといい」
ルーピンが貸してくれたハンカチは、茶色のチェックが入っていて、どこのブランドかもわからないロゴが刺繍されたシンプルなものだった。授業で手が汚れてしまったノノは(わぁ〜///)と心で叫びながら、そっとハンカチを受け取った。ルーピン先生のにくいところは“さりげなさ”だな、とノノはいつも感じていた。押し付け感がなくて、自然。ノノは部屋に戻ると、ハンカチを取り出して、それをすっと顔に当てた。
「せっけんの...香り」
この香りは、ルーピン先生そのものからも香るのかな。想像して、急に恥ずかしくなる。目を閉じて思い浮かべる。この石鹸の香りのする先生を後ろから抱きしめて...すると困ったルーピン先生の顔が私を見ていて...。ハンカチ一つでこんなにも幸せな想像の世界。
洗うのはまだ早い。今日は1日、このハンカチで先生を思おう。
...end
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