ホントはね…
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俺の中に、変なモヤモヤが残ったまま日が過ぎてって…帰り道にアングリーが急に寄り道しようって言ってきた。
ナ「おいおい、どこ行くんだよぉ?」
ソ「ん…もう少しで着く。」
ナ「なんだよ、公園かよ☆なんだってこんなとこ……!?」
ソ「ごめん、兄ちゃん。俺、用思い出したから、行くね!……揉め事しないで帰ってきてよ!」
目に入ったのは、ブランコに座ってうつ向いてるアイツだった。アングリー、まさかアイツがいること知ってて俺をここに…?しばらくその場から動けなかったけど、モヤモヤしたもんがいい加減イヤで、静かに足を進ませた。
『………』
忘れなきゃ…河田君のこと、好きな気持ち。だって、もう戻れないもん。……席替えして、きっと清々としたよね。隣の席、私よりもずっとずーっと可愛い子だし…だからかな?河田君、最近ちゃんと学校来てるのって。
河田君、好きになっちゃったりして―。
ナ「ブランコなんて、お前ガキかよ?」
『っっ!!河田君…!!』
何で…ここにいるの?いつの間に…?帰らなきゃ…なにこれ…?体が震えて動けない……!!
ナ「…んな顔すんなよ。ちっとだけ付き合えよ。」
隣のブランコに腰を下ろすと、すぐにコイツは目をそらした。胸の辺りが、柄にもなくズキッとしたのがわかった。あんなに俺にかまってちゃんしてたコイツが、今は、俺を全力で避けようとしてる。
ナ「…お前よぉ…なんで俺にあんなに絡んできたわけ?」
あの時とは違う、ちょっと優しい声。少し、震えが収まった気がしたけど、河田君の質問に胸がぎゅっとなった。
やっぱり気付いてなかったんだ。河田君が、好きだから、仲良くなりたくて話しかけ続けてたこと。毎日あんなに話しても、私を意識していなかったってことだよね。
『………』
ナ「…まぁ、無理に話せとは言わねぇけ『1年生の体育祭で、河田君がリレー走った時さ…』
俺の言葉を遮るように、震えた声でコイツは話し出した。久しぶりに聞く声が、こんな震えた声だなんてよ……そうさせたのは、俺自身なんだけどな。
『ゴールで、1位の旗持ってたの私だったんだ。』
ナ「………」
『…私、河田君の走る姿に見入っちゃってて…河田君が1位でゴールしたのに、動けなくって。』
力なく笑ってそう話してるコイツは……俺の知らねぇコイツみてぇで…だけど、その姿から目が離せなくてよ。
『そしたら、河田君の方から私のとこに来てくれて…“俺1位なんだけど”って。ごめんなさいって謝ったらね―。』
【どーよ?俺、最高にかっけぇだろぉ?】
『そう言って、勝ち気に笑ったんだよ。…私ね、その時からずっと……っ…っっ………!!』
ぽたっぽたって、涙がコイツの太ももに何粒もこぼれ落ちた。俺以上に、コイツの方が苦しかったのかもしれねぇな。
『っ…ずっと……ナホヤ君が好きだったっ……!』
ナ「おいおい、どこ行くんだよぉ?」
ソ「ん…もう少しで着く。」
ナ「なんだよ、公園かよ☆なんだってこんなとこ……!?」
ソ「ごめん、兄ちゃん。俺、用思い出したから、行くね!……揉め事しないで帰ってきてよ!」
目に入ったのは、ブランコに座ってうつ向いてるアイツだった。アングリー、まさかアイツがいること知ってて俺をここに…?しばらくその場から動けなかったけど、モヤモヤしたもんがいい加減イヤで、静かに足を進ませた。
『………』
忘れなきゃ…河田君のこと、好きな気持ち。だって、もう戻れないもん。……席替えして、きっと清々としたよね。隣の席、私よりもずっとずーっと可愛い子だし…だからかな?河田君、最近ちゃんと学校来てるのって。
河田君、好きになっちゃったりして―。
ナ「ブランコなんて、お前ガキかよ?」
『っっ!!河田君…!!』
何で…ここにいるの?いつの間に…?帰らなきゃ…なにこれ…?体が震えて動けない……!!
ナ「…んな顔すんなよ。ちっとだけ付き合えよ。」
隣のブランコに腰を下ろすと、すぐにコイツは目をそらした。胸の辺りが、柄にもなくズキッとしたのがわかった。あんなに俺にかまってちゃんしてたコイツが、今は、俺を全力で避けようとしてる。
ナ「…お前よぉ…なんで俺にあんなに絡んできたわけ?」
あの時とは違う、ちょっと優しい声。少し、震えが収まった気がしたけど、河田君の質問に胸がぎゅっとなった。
やっぱり気付いてなかったんだ。河田君が、好きだから、仲良くなりたくて話しかけ続けてたこと。毎日あんなに話しても、私を意識していなかったってことだよね。
『………』
ナ「…まぁ、無理に話せとは言わねぇけ『1年生の体育祭で、河田君がリレー走った時さ…』
俺の言葉を遮るように、震えた声でコイツは話し出した。久しぶりに聞く声が、こんな震えた声だなんてよ……そうさせたのは、俺自身なんだけどな。
『ゴールで、1位の旗持ってたの私だったんだ。』
ナ「………」
『…私、河田君の走る姿に見入っちゃってて…河田君が1位でゴールしたのに、動けなくって。』
力なく笑ってそう話してるコイツは……俺の知らねぇコイツみてぇで…だけど、その姿から目が離せなくてよ。
『そしたら、河田君の方から私のとこに来てくれて…“俺1位なんだけど”って。ごめんなさいって謝ったらね―。』
【どーよ?俺、最高にかっけぇだろぉ?】
『そう言って、勝ち気に笑ったんだよ。…私ね、その時からずっと……っ…っっ………!!』
ぽたっぽたって、涙がコイツの太ももに何粒もこぼれ落ちた。俺以上に、コイツの方が苦しかったのかもしれねぇな。
『っ…ずっと……ナホヤ君が好きだったっ……!』
