積み木遊び
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「ねぇなんでそんな喧嘩っ早いの?喧嘩しないと死んじゃう生き物なの?これ何回目?ねぇ聞いてる?」
「……」
青葉城西高校、男子バレー部部室。
1、2年が見守る中、床に正座させられてるのはあたし。
そして正面に立って説教垂れてるのは主将の及川。
周りもデカイ3年連中に囲まれてるから、逃げられない。
「及川、こいつも反省してるっぽいし解放してやれよ」
「マッキー!そうやって甘やかすからいつまで経ってもマイがこんなんなんだよ!それにほら見てよ!全然反省してる顔じゃないだろ!」
「…月咲、せめてもうちょい申し訳なさそうな顔しろよ」
花巻が呆れたように溜息をつく。
いや、だってあたし悪くねーし!!
及川のファンが悪いんだし!!
「わたしは悪くない、って顔だな」
「言っても無駄だろ。はやく練習始めよーぜ」
「ちょっと?!みんなこいつに甘くない?!」
「おめーが厳しすぎるだけなんじゃね?ホラ、早く立てよマネージャー様」
一際デカイ松川に手を引かれて立ち上がる。
ナイス松川〜。
「そうだよー。いつまでもこんな事してたら部活始まんないよ?」
「誰のせいだと思ってんのさ!!」
「え?普通に及川じゃね?」
「及川だな」
花巻と岩泉のフォローが入る。
ホラ!皆そう思ってんだよバァァカ!
「いやなんで皆マイの肩持っちゃうの?!今の問題そこじゃないでしょ?!」
「ハイハイ喧嘩しないー」
「マッキーやっぱりマイに甘すぎだよ!弱みでも握られてんの?!」
「逆にお前はなんでそんなに月咲に謝らせたいんだよ」
「こいつが無駄な喧嘩買うから、俺が監督に怒られんの!マネージャー降ろすよ!」
「出来もしねえ事を言うんじゃねえ」
ちらっと正面の及川を見ると、だいぶお怒りの表情であたしを見つめている。
だからお前のせいだって!
「マイ、反省の言葉は?」
「…ごめんなさぁーい」
「ぜんっぜんダメじゃん!!なんでそこまで心こもってないの?!」
「だってあたし悪くないし!ハイ練習〜〜」
「なんでそこでお前が仕切るんだよ」
岩泉のツッコミを華麗にスルーして、今日もあたしのマネージャー業は始まる。
青葉城西高校3年6組月咲マイ、ポジション・マネージャー。
今日も元気に皆んなに迷惑かけてます。
「で、どっちが勝ったわけ?」
「あたしが負けるわけないだろ花巻バァァカ」
「…キャプテーン、やっぱこいつ反省してませーん」
「……」
青葉城西高校、男子バレー部部室。
1、2年が見守る中、床に正座させられてるのはあたし。
そして正面に立って説教垂れてるのは主将の及川。
周りもデカイ3年連中に囲まれてるから、逃げられない。
「及川、こいつも反省してるっぽいし解放してやれよ」
「マッキー!そうやって甘やかすからいつまで経ってもマイがこんなんなんだよ!それにほら見てよ!全然反省してる顔じゃないだろ!」
「…月咲、せめてもうちょい申し訳なさそうな顔しろよ」
花巻が呆れたように溜息をつく。
いや、だってあたし悪くねーし!!
及川のファンが悪いんだし!!
「わたしは悪くない、って顔だな」
「言っても無駄だろ。はやく練習始めよーぜ」
「ちょっと?!みんなこいつに甘くない?!」
「おめーが厳しすぎるだけなんじゃね?ホラ、早く立てよマネージャー様」
一際デカイ松川に手を引かれて立ち上がる。
ナイス松川〜。
「そうだよー。いつまでもこんな事してたら部活始まんないよ?」
「誰のせいだと思ってんのさ!!」
「え?普通に及川じゃね?」
「及川だな」
花巻と岩泉のフォローが入る。
ホラ!皆そう思ってんだよバァァカ!
「いやなんで皆マイの肩持っちゃうの?!今の問題そこじゃないでしょ?!」
「ハイハイ喧嘩しないー」
「マッキーやっぱりマイに甘すぎだよ!弱みでも握られてんの?!」
「逆にお前はなんでそんなに月咲に謝らせたいんだよ」
「こいつが無駄な喧嘩買うから、俺が監督に怒られんの!マネージャー降ろすよ!」
「出来もしねえ事を言うんじゃねえ」
ちらっと正面の及川を見ると、だいぶお怒りの表情であたしを見つめている。
だからお前のせいだって!
「マイ、反省の言葉は?」
「…ごめんなさぁーい」
「ぜんっぜんダメじゃん!!なんでそこまで心こもってないの?!」
「だってあたし悪くないし!ハイ練習〜〜」
「なんでそこでお前が仕切るんだよ」
岩泉のツッコミを華麗にスルーして、今日もあたしのマネージャー業は始まる。
青葉城西高校3年6組月咲マイ、ポジション・マネージャー。
今日も元気に皆んなに迷惑かけてます。
「で、どっちが勝ったわけ?」
「あたしが負けるわけないだろ花巻バァァカ」
「…キャプテーン、やっぱこいつ反省してませーん」
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