短編小説
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「キルアー!一緒に寝よー!」
「は…?」
ゴン、キルアと一緒にビスケの修行を受け終わった夜、少し離れたところで野宿しようとしているキルアに駆け寄ると、嫌そうな顔をされる。ゴンはもう寝てる。早っ
まー少し拒否されたくらいで、めげませんので!
「まーまー!嫌がらないで!寒いし、くっついて寝た方がいいよ!」
「オレは別に寒くない」
相変わらずの塩対応。あんまり詰め寄ると木の上とかで寝ちゃいそうかも…。
「じゃー。近くで眠るならいい…?」
一緒に…の距離感を広めに取る。間に人が2人くらい入れる距離。これならどうだ!
「…」
拒否の言葉はない。ということは、それなら許容範囲ってことらしい。私はいそいそと横になる。キルアは毛布をかぶって、私とは反対を向いている。
距離はあるとはいえ、すぐそばにキルアがいるなんて、手を伸ばしたら届いちゃう距離!ドキドキしちゃって寝られないかも!
それにしても今日寒いなー。私も毛布くらい持っておけばよかったかも…薄手のタオルケットしか持っていなかった私は手足を縮め、赤ちゃんのようなポーズでできるだけ暖かくして眠りにつく。野宿にも慣れたもんよ。
「起きてー!!朝だよーー!!」
「!!!」
突然のゴンの大声に飛び起きると、すっかり朝日が昇っていた。おはよう〜!と笑顔で挨拶をしながら、寒かったはずなのに夜中に起きることもなくぐっすり眠れてしまったことに驚いていると、自分に毛布がかけられていることに気が付いた。キルアが使っていた毛布だ。
キルア自身は当たり前のように身支度が済んで、すでに修行を再開している。こちらには一瞥もくれない。
「キルアー!!!ありがと!!」
「ばっ…!」
私は手をブンブンと振りながら大声をあげる。あまりに嬉しそうなわたしを見て、バカと言わんばかりの「ば」をいただいたが、修行を再開したキルアの横顔は少し赤く見えた。
ー 次こそ一緒に寝ちゃうんだから ー
「は…?」
ゴン、キルアと一緒にビスケの修行を受け終わった夜、少し離れたところで野宿しようとしているキルアに駆け寄ると、嫌そうな顔をされる。ゴンはもう寝てる。早っ
まー少し拒否されたくらいで、めげませんので!
「まーまー!嫌がらないで!寒いし、くっついて寝た方がいいよ!」
「オレは別に寒くない」
相変わらずの塩対応。あんまり詰め寄ると木の上とかで寝ちゃいそうかも…。
「じゃー。近くで眠るならいい…?」
一緒に…の距離感を広めに取る。間に人が2人くらい入れる距離。これならどうだ!
「…」
拒否の言葉はない。ということは、それなら許容範囲ってことらしい。私はいそいそと横になる。キルアは毛布をかぶって、私とは反対を向いている。
距離はあるとはいえ、すぐそばにキルアがいるなんて、手を伸ばしたら届いちゃう距離!ドキドキしちゃって寝られないかも!
それにしても今日寒いなー。私も毛布くらい持っておけばよかったかも…薄手のタオルケットしか持っていなかった私は手足を縮め、赤ちゃんのようなポーズでできるだけ暖かくして眠りにつく。野宿にも慣れたもんよ。
「起きてー!!朝だよーー!!」
「!!!」
突然のゴンの大声に飛び起きると、すっかり朝日が昇っていた。おはよう〜!と笑顔で挨拶をしながら、寒かったはずなのに夜中に起きることもなくぐっすり眠れてしまったことに驚いていると、自分に毛布がかけられていることに気が付いた。キルアが使っていた毛布だ。
キルア自身は当たり前のように身支度が済んで、すでに修行を再開している。こちらには一瞥もくれない。
「キルアー!!!ありがと!!」
「ばっ…!」
私は手をブンブンと振りながら大声をあげる。あまりに嬉しそうなわたしを見て、バカと言わんばかりの「ば」をいただいたが、修行を再開したキルアの横顔は少し赤く見えた。
ー 次こそ一緒に寝ちゃうんだから ー