H×H夢/World×Wonder
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
外仕事が思ったより早く終わったので、モモは商会に帰る前に街をぶらぶらすることにした。特に目的はない中、店のウィンドウを眺めながらのんびり歩く。
子どもの頃は、こんな平穏が訪れるなんて思ってもいなかった。日々充実し、信頼できる仲間もいる。最近は自分で売り歩くこともあり、顔見知りも増えた。
モモにとっては、すべてが楽しいことだった。
(ここ何日かは、ホンマに濃い人物ばっかりに会っとるな~。マフィアのボス、A級犯罪者…なんか人は見かけによらんというか、肩書きによらんというか…。まぁ、あたしの立場からしたら、真っ当な商売相手やしな。)
つい2日ほど前に出会った人達の顔を思い出し、くすっと笑う。なんだか楽しいと思えるのだから、良い出会いだったのだろう。
ただ、また商品を仕入れないとなぁと、今夜開催されるオークションに思いを馳せる。
(かなり良い品手放したしなぁ。
オークションだけじゃなくて仕入れも行かなあかんかなぁ)
オークションで出る品も良いものはたくさんあるし、掘り出し物もある。ただ、どうしても値が張ってしまう。
高いものを高く売るより、安く仕入れたものを高く売る方が当然儲けは多い。ヨークシンの露店とか行こうかな、なんて考えながら歩いていたら甘い香りが漂ってきた。
たまには、部下にお土産でも買っていこうかと目に入った店の中に入っていく。
ピンク、赤、イチゴ柄、レースなどで彩られた包み紙で包装されたお菓子が並ぶ店内。
モモ自身も甘いものは好きだが、部下のセンハは特に甘い物には目がなかったはずだ。いつも事務仕事を押し付けているし、お礼も兼ねてプレゼントしようと店内を見渡す。
ガラスケースに入ったお菓子を選んでいると、カランカランと扉の開く音、靴音が響き、モモの隣で止まった。よく来ている客なのか店員は客を見て、いつもありがとうございますと声をかけた。
モモは別段気にせず部下の好きそうなものを選んでいたが、この店に不似合いな男性の声が聞こえ思わず顔を上げてしまった。
「イチゴショートとラズベリーパイとミルフィーユケーキ3個ずつね。」
その男はガラスケースをチラリとも見ず、店員に声をかけていた。黒の長髪がさらりと揺れる。
(うわ、キレイな人やな。でも、背高いし、声低かったし男やんな。9個も食べるんかな。
甘い物好きってことは最近流行りの草食系男子?!)
モモは予想しなかった光景に、思わず顔を上げ男の横顔を見つめてしまった。
メンズモデルのような綺麗な顔立ちの男だが、目にはあまり生気を感じない。そんな男がピンクと白レース、そしてイチゴ柄の包装紙を選び、ラッピングを頼んでいる。
そして、店員から手渡されたところでモモがあまりにも凝視していたからか一瞬だけ目を向けた。男の表情が一瞬変わった気がしたが、何もなかったようにそのまま颯爽と店から出ていった。
そんな一瞬の出会い。
(いやぁ~貴重な出会いやった!草食系イケメン!あとでセンハに話そうっと。)
ーでもどこかで見たような?ー
(……あれって、ムーンリット商会のトップだよね。驚いたな。)
子どもの頃は、こんな平穏が訪れるなんて思ってもいなかった。日々充実し、信頼できる仲間もいる。最近は自分で売り歩くこともあり、顔見知りも増えた。
モモにとっては、すべてが楽しいことだった。
(ここ何日かは、ホンマに濃い人物ばっかりに会っとるな~。マフィアのボス、A級犯罪者…なんか人は見かけによらんというか、肩書きによらんというか…。まぁ、あたしの立場からしたら、真っ当な商売相手やしな。)
つい2日ほど前に出会った人達の顔を思い出し、くすっと笑う。なんだか楽しいと思えるのだから、良い出会いだったのだろう。
ただ、また商品を仕入れないとなぁと、今夜開催されるオークションに思いを馳せる。
(かなり良い品手放したしなぁ。
オークションだけじゃなくて仕入れも行かなあかんかなぁ)
オークションで出る品も良いものはたくさんあるし、掘り出し物もある。ただ、どうしても値が張ってしまう。
高いものを高く売るより、安く仕入れたものを高く売る方が当然儲けは多い。ヨークシンの露店とか行こうかな、なんて考えながら歩いていたら甘い香りが漂ってきた。
たまには、部下にお土産でも買っていこうかと目に入った店の中に入っていく。
ピンク、赤、イチゴ柄、レースなどで彩られた包み紙で包装されたお菓子が並ぶ店内。
モモ自身も甘いものは好きだが、部下のセンハは特に甘い物には目がなかったはずだ。いつも事務仕事を押し付けているし、お礼も兼ねてプレゼントしようと店内を見渡す。
ガラスケースに入ったお菓子を選んでいると、カランカランと扉の開く音、靴音が響き、モモの隣で止まった。よく来ている客なのか店員は客を見て、いつもありがとうございますと声をかけた。
モモは別段気にせず部下の好きそうなものを選んでいたが、この店に不似合いな男性の声が聞こえ思わず顔を上げてしまった。
「イチゴショートとラズベリーパイとミルフィーユケーキ3個ずつね。」
その男はガラスケースをチラリとも見ず、店員に声をかけていた。黒の長髪がさらりと揺れる。
(うわ、キレイな人やな。でも、背高いし、声低かったし男やんな。9個も食べるんかな。
甘い物好きってことは最近流行りの草食系男子?!)
モモは予想しなかった光景に、思わず顔を上げ男の横顔を見つめてしまった。
メンズモデルのような綺麗な顔立ちの男だが、目にはあまり生気を感じない。そんな男がピンクと白レース、そしてイチゴ柄の包装紙を選び、ラッピングを頼んでいる。
そして、店員から手渡されたところでモモがあまりにも凝視していたからか一瞬だけ目を向けた。男の表情が一瞬変わった気がしたが、何もなかったようにそのまま颯爽と店から出ていった。
そんな一瞬の出会い。
(いやぁ~貴重な出会いやった!草食系イケメン!あとでセンハに話そうっと。)
ーでもどこかで見たような?ー
(……あれって、ムーンリット商会のトップだよね。驚いたな。)
6/6ページ