pkmnの世界なのでカタカナ名前推奨です。
pkmn短編
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キルクスタウンのジムリーダーは母と息子の交代制だ。
今日は母メロンが用事があるからよろしく〜と出かけたので、マクワはジムのリーダー室でジムチャレンジャーを待ちながら相棒のセキタンザンの石炭を磨いていた。実際、キルクスタウンはジムチャレンジの最後の方なので、開会式が終わったばかりでジムチャレンジャーが来ることはほぼない。いつもならジム所属トレーナーと手合わせをしたりもするが、妹モモの様子が気になりあまり身が入らなかったのでリーダー室に引き篭もっていた。
モモにはまだ早いんじゃない?と母は言っていたが、「お兄ちゃんどうしてもお願い」と言われると断りきれず推薦状を書いてしまった。
モモと相棒のバニプッチとワシボンとは幼い頃から仲が良く、バトルも頑張り、実力も付いてきたのを見ていたからこそジムチャレンジに参加してみてもいいのでは?と思ったが、実力は大丈夫でも妹は無鉄砲なところがある。
(無謀なことをしていないといいけど…)
なんて思いを馳せていたら、ジムリーダー室がノックされ扉が開いた。
「よぉ。今日はマクワなんだな」
「キバナさん?…珍しいですね」
キバナはドラゴンタイプが相棒だからか、母メロンが少し苦手なようだ。用もないのにキルクスタウンに来ることはまずない。何か用事があるのかと促そうとするとキバナが先に口を開いた。
「それがさっき久しぶりにモモに会ってな〜。
あいつどこにいたと思う…?"きょじんのぼうし"エリアだぜ?」
新人が行くところじゃないよなぁ、なんてキバナは笑ったが、マクワはそれどころじゃなかった。
「モモが?!
あいつは大丈夫でした?!」
「いや、大丈夫じゃなかったから、送ってやったよ。
…まあ、と言っても町まで送ることは断られたけどな。一端のトレーナーになってるじゃねぇか」
それを聞いてマクワはホッとする。
「…助けてくれたんですね。キバナさんありがとう」
ナックルシティのジムリーダーキバナこそ、ジムチャレンジの最後の砦だ。
ジムチャレンジャーが来るのが1番最後になるのもあり、特訓がてらワイルドエリアを巡回しているのは周知の事実だった。
「…ま。それだけ言いに来ただけだ」
そう言って去っていこうとするキバナに???が飛ぶマクワ。モモの生存報告のためにわざわざ来た?キバナさんが?頼まれてもないのに???
「モモ、あいついつの間にかあんなに可愛くなってたんだな…」
「!!」
「ポケモンに対する愛情やポケモントレーナーとしての熱意を感じたぜ」
「……」
一瞬驚いたが可愛いってそういう意味か。キバナはチャンピョンを目指してずっと頑張っている。それこそ意識高い系だ。
モモもいつかガラル1のジムリーダーになる!とか言っているので、その辺りのギラギラした感じが気に入ったのだろうか。
(それにしても、可愛いという言葉が出たのは…自覚ありか…?なしか…?)
(モモが可愛いのは当然として)
マクワはキバナが去っていった扉を見つめながら、もし将来、可愛い妹がキバナを連れてきたら断固拒否しようなんて思っていた。
ー 妹が可愛いのは当然として ー
--------------
(マクワはキバナさんのことを「さん」付けで呼んでるみたいなので一部修正しました。)
今日は母メロンが用事があるからよろしく〜と出かけたので、マクワはジムのリーダー室でジムチャレンジャーを待ちながら相棒のセキタンザンの石炭を磨いていた。実際、キルクスタウンはジムチャレンジの最後の方なので、開会式が終わったばかりでジムチャレンジャーが来ることはほぼない。いつもならジム所属トレーナーと手合わせをしたりもするが、妹モモの様子が気になりあまり身が入らなかったのでリーダー室に引き篭もっていた。
モモにはまだ早いんじゃない?と母は言っていたが、「お兄ちゃんどうしてもお願い」と言われると断りきれず推薦状を書いてしまった。
モモと相棒のバニプッチとワシボンとは幼い頃から仲が良く、バトルも頑張り、実力も付いてきたのを見ていたからこそジムチャレンジに参加してみてもいいのでは?と思ったが、実力は大丈夫でも妹は無鉄砲なところがある。
(無謀なことをしていないといいけど…)
なんて思いを馳せていたら、ジムリーダー室がノックされ扉が開いた。
「よぉ。今日はマクワなんだな」
「キバナさん?…珍しいですね」
キバナはドラゴンタイプが相棒だからか、母メロンが少し苦手なようだ。用もないのにキルクスタウンに来ることはまずない。何か用事があるのかと促そうとするとキバナが先に口を開いた。
「それがさっき久しぶりにモモに会ってな〜。
あいつどこにいたと思う…?"きょじんのぼうし"エリアだぜ?」
新人が行くところじゃないよなぁ、なんてキバナは笑ったが、マクワはそれどころじゃなかった。
「モモが?!
あいつは大丈夫でした?!」
「いや、大丈夫じゃなかったから、送ってやったよ。
…まあ、と言っても町まで送ることは断られたけどな。一端のトレーナーになってるじゃねぇか」
それを聞いてマクワはホッとする。
「…助けてくれたんですね。キバナさんありがとう」
ナックルシティのジムリーダーキバナこそ、ジムチャレンジの最後の砦だ。
ジムチャレンジャーが来るのが1番最後になるのもあり、特訓がてらワイルドエリアを巡回しているのは周知の事実だった。
「…ま。それだけ言いに来ただけだ」
そう言って去っていこうとするキバナに???が飛ぶマクワ。モモの生存報告のためにわざわざ来た?キバナさんが?頼まれてもないのに???
「モモ、あいついつの間にかあんなに可愛くなってたんだな…」
「!!」
「ポケモンに対する愛情やポケモントレーナーとしての熱意を感じたぜ」
「……」
一瞬驚いたが可愛いってそういう意味か。キバナはチャンピョンを目指してずっと頑張っている。それこそ意識高い系だ。
モモもいつかガラル1のジムリーダーになる!とか言っているので、その辺りのギラギラした感じが気に入ったのだろうか。
(それにしても、可愛いという言葉が出たのは…自覚ありか…?なしか…?)
(モモが可愛いのは当然として)
マクワはキバナが去っていった扉を見つめながら、もし将来、可愛い妹がキバナを連れてきたら断固拒否しようなんて思っていた。
ー 妹が可愛いのは当然として ー
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(マクワはキバナさんのことを「さん」付けで呼んでるみたいなので一部修正しました。)
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