その言葉に
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『………疲れた…』
ばたりと畳に寝転んだ
あれから喜多さんが小十郎さんより怖い形相で現れて
(朝食を早く食べなさいってお怒りでした。ちなみにこっちでは、朝ごはんは朝餉と言うらしい)
自分の家では椅子で食べてたから正座が少し辛かった
でも
『……美味しかったなー…』
食べる時、何故か政宗が隣に来て小十郎さんに怒られてたけど
『(…1人じゃない朝ごはん……何年振りだろ………)』
思い出すと顔がにやけてしまいそうだったから、座布団を抱き締めて顔を隠した
『(あと、誰かが作ったごはん…これから、少しかもしれないけど…毎日食べられるのかなぁ…そうだと良いなー…
あ…あれ誰作ったんだろ…美味しかった……金平牛蒡とお味噌汁……)』
「随分機嫌良いな。」
『わ、政宗。…あれ?政務は?』
「……………休憩だ」
『間がありましたが』
「良いんだよ、大体は終わらせたしな」
『…小十郎さんに怒られても知らないからね』
「そん時はお前も同罪だ。」
『なんで?!』
「で?やたらHappyだったじゃねぇか。どうしたんだよ」
『…………
……朝ごはんが美味しくて…』
「…………お前な…
……そんなに美味かったか?」
『うん、美味しかった!あ、隣に政宗が居たのも嬉しかったよ』
「っ…!! それはFoul(反則)だろ…」
『?』
外方を向いたままの政宗を黙って見ていたら、政宗が何かに気付いたように勢い良く振り返った
「聖夜」
『ん?』
「今日の夕餉、お前が作れ」
死刑宣告された
『むっ……
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ッ!!!!!!!!!』
「Had no choice.(他に選択肢はねぇ。)」
『はっど…の………って
あるでしょ!他に選択肢も拒否権もあるでしょ!』
「いいから作れ」
『無理だよ!ていうかなんで!』
「お前が今日の夕餉作らねぇなら
俺は今日の夕餉は食わねぇ」
『なんっ……!!!』
それは困るけど!
『で、でもそんなの…皆許してくれないって…』
「何言ってんだお前
城主は俺だぜ?」
こんのワガママ国主!!!!!!!!!