その言葉に
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『……………………』
…え、なにこの状況
なんで真っ正面に伊達さ…政宗の顔があるの?
ていうかなんで私政宗の隣で寝てんの?え、なんで同じ布団?
しかもなんで私政宗に腕枕されてるの?
いろいろ疑問が浮かんできたのでとりあえず昨日の事を思い出そうとすると、ずきりと頭が痛んだ
えええしかも頭痛い!なにこれ私どういう状況に居るの、政宗起こした方が良いの?!
『…ま…まさ…むね…』
「……………………」
起きない!!!
『あの…政む、ねっ!?』
背中、というか腰を思いきり掴まれて、横になったまま政宗に抱き締められた
「Good morning.聖夜」
『…おはよう…
…政宗、起きてたの?』
「あぁ。」
『狸寝入りかよ
ていうか離して、苦しい』
政宗の腕のなかでもがくと、余計力を込められた
「嫌だ」
『嫌だって…って、重ッ!足乗せないでよ政宗!』
「…お前の髪…………俺の匂いがするな?」
『な、なにっ、言って…
って、頭を嗅ぐな!!!』
「…あぁ、髪だけじゃなくて
首もか」
『っ…!!』
びく、と自分でも解るほど体が跳ねた
だって私、首弱いんだから!!!
成実の時とかほんと死ぬかと思ったんだから!
「城主を前に考え事はよくねぇなぁ、なぁ、聖夜」
『っ…政宗…くすぐっ…た……しゃべ…んっ…ないで…』
「Hum…昨日みたいなのも良いが…
こういう無理やりっつーPlayもなかなか……………」
「なかなか……なんですか?」
て……
天の助け!!!!!!
ものすごい怖い顔した小十郎さんが居た!
『こ、ここ小十郎さん!助けっ、助けてぇええ!!!』
「………小十郎、もう少し空気をだな…」
「そんな空気を読む必要などありません!!!早く起きなされ!
聖夜!来い!」
『わっ!』
小十郎さんにひょいと軽々と抱き上げられて、背中に隠された
「おい小十郎っ」
『こっ、小十郎さんなんで私っ、ふ、ふとっ』
「落ち着け聖夜…
……………………政宗様。」
「…なんもしてねぇよ…」
「していても、していなくても、なりませぬ。貴方は嫁も「Stop.小十郎……そいつの前で下らねぇ話すんじゃねぇ」
『(……嫁…?)あ、えと、私出てくからっ…』
立ち上がった時、政宗と目が合った
『……………っ。』
「…聖夜?」
戸惑った
動けなかった
どうして良いかわからなくて、立ったままずっと政宗と目を合わせてたら
「…………それで良い」
そう、ふっと政宗が笑ったから
『―――~~~~~っ!!!』
慌てて座って小十郎さんの後ろに隠れた
『(だ、だって政宗があまりにもかっこよく笑うから…!!!
うわぁああああなんか恥ずかしい凄い恥ずかしい小十郎さん居てくれてよかった………!!!)』
小十郎さんにくどくどと説教されてる政宗を、背中からちらりと覗くと
また目が合ったから、またすぐに小十郎さんの後ろに隠れた
『(………心臓に悪い…)』