始まりと云うのか
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「エレン!!」
エレンの傍に駆け寄り、風が落ち着くのを待つ
「ジス!どっ、どうし、…!俺!今は何も!!」
「エレン、大丈夫、大丈夫だよ。僕がいる。」
エレンの目を塞ぐように抱きしめる、
一番落ち着かなきゃいけないのはエレンではない
「エレン!どういうことだ!!何故今許可もなくやった!?答えろ!」
「エルド待て」
「エルド、声を荒げるんじゃない」
「答えろよエレン!どういうつもりだ!」
「いいやそれは後だ!俺たちに、いや人類に敵意がないことを証明してくれ!!」
「エレン、聞かなくていいよ」
「証明してくれ早く!!お前にはその責任がある!」
「ジスさん!兵長!エレンから離れてください!!近すぎます!!」
「離れるべきはお前らのほうだ、下がれ」
「リヴァイ、これ以上は、」
刃を向ける4人を一瞥し、腕の中にいるエレンを強く抱きしめる
「ジスっ、ジス…ッ…!」
「大丈夫。落ち着いて、さあその腕を抜いてごらん、」
「あ、ああっ…」
その後、ハンジにより、エレンは明確な理由を条件に巨人化に成功するのではないかと推測された
―――……
「お前たちは本当にいい子だよね」
「え?」
エルドが尚も焦燥の顔のまま、聞き返す
その手にある噛み跡。
あの時エレンを信じられなかったと懺悔の証。
ぺトラもオルオもグンタもエルドも。
だから僕は生きて来られたんだろう
エルヴィン、あの時君を選んだ僕に…一切の後悔もない。
あるのはただ、感謝のみだよ。
こんな仲間に会わせてくれてありがとう
こんな使命を賭してくれて、ありがとう
さあ、身体の神経、筋肉、細胞、全てを行使して
「この女型の巨人を始末しようか」
「またスイッチが入りやがったな…」
始まりと云うのか
この、悲劇は