再会の狼煙
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遠く懐かしい記憶の夢を見た
俺達3人がまだ子供だったころ。
母さんや父さんやアルミンのじいちゃんがいた頃。
皆がいた、頃。
「ジスも調査兵団に入るんだろ?」
「そうだね、お前たちを残していくのはとても心配だけど…
いい子にしていなよ、特にエレン。」
「なんで俺だけなんだよ!」
「お前が一番やんちゃだろう、なぁ、ミカサ、アルミン?」
「でも…心配だな、調査兵団なんて…」
「…私も、そう思う。考えを改める気は…無いの?」
「無いさ、僕にはあっていると思うよ。憲兵団とかよりもね」
「合う合わないの問題じゃないよ、ジスさん」
「でも、ほら、お前たちがもし巨人に襲われていたら…僕が一番に助けに行きたいと思うからさ」
「俺はジスよりもっと強くなるからそんな必要はねーよ!!」
「あははは、頼もしいね。
じゃあ待っているさ。だから、…生きるんだよ」
遠い遠い、昔の思い出。
―――……
「おいジス、やりすぎだ」
「そうかな…だってたくさんいるし。
それにこの1体で終わらせるから。悪いけど、後は任せたよ、リヴァイ。」
「あ?何言って…、…あの馬鹿が」
獲物を捕らえて、正確に深く切る。
返り血は蒸発した。
「エルヴィン!巨人が北上してる。
もしかしたらウォール・ローゼが危ないかもしれない。先に行ってるね。」
「?!ジス!単独行動は…!!またか…!
撤退だ!!ジスに続け!」
馬を全力で走らせる。
今朝方出たばかりだからそれほど遠くは行っていなくて助かったかもしれない。
巨人を避けて、逃げながら確実に壁を目指した
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