・ヴァリアー編・
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「……しっかし珍しいよな、
お前のアレ」
『ゔっ!いっ…言わないでください…!』
「あー…あの冷ややかな声と顔は録画もんだったな。雲雀に見せてやりてぇ『やめてください』
つかお前にそんな表情させるとか鎖煌凄いよな」
『わっ…私だって怒る時はあるんですよ…』
「そうだな…、…で、どうする?」
『骸さん達に一度逢いたいんですけど……さすがに無理そうですね…』
「あいつらなら普通に元気だったから大丈夫だろ。」
『逢ったんですか?!』
「どこぞの誰かを捜し回ってる時にな」
『…愛羅……怒ってます?』
「怒ってないとでも?」
『す、すみませんでした…』
…愛羅が笑顔になる瞬間は、確実に怒っている時なんですよね…、怖いです…。
黒いオーラを発している愛羅から少しだけ離れる、…ゔう、まだ笑ってます!
「…はぁ…ま…とりあえず、」
『?』
愛羅が立ち止まったので、私も追っ手が来ていないことを確かめて立ち止まる
「…怪我、無くて良かった」
そう言って頭を撫でてくれる――兄さま。…やっぱり、落ち着きます。
「骸達は大丈夫だから、一旦本部に戻るぞ。」
『え…?あ、はい……』
すぐにでも日本に戻ろうとしていて、忘れていた。
そういえば、私は1ヶ月も“行方不明”だったんですよね。
「いろいろと…話す事があるからな…」
『…!………』
――――――1ヶ月
その間に、…何かあったのだと、悟った
「……とりあえず羅針盤座使って本部行くか」
『え、骸さん達は……っ、くしゅっ!』
「!」
…そ…そういえば私、水槽に入っていたから全身濡れてるんでした……!
「…早く行くぞ」
兄さまがシャツを脱いで羽織らせてくれる。あれ?でも、兄さまはシャツしか着ていなかったから……
『!いっ、いいいいいです大丈夫です!兄さま着てください!』
「あ゙ぁ゙?!何言ってんだ馬鹿かお前!」
『だっ、だって兄さま上半身…!』
「アホか!んな事気にしてたら風邪引くだろーが!」
『兄さまだって風邪引いちゃうじゃないですかぁ!』
「引かねーよ!暑さも寒さも感じねーよ!」
『で、でもそんな格好してたら捕まっちゃいますよ!』
「だから羅針盤使って直で本部帰るんだろーが!?」
『…はっ!』
「(……此処ガ復讐者内ッテワカッテルノカ…?)」
「(…ワカッテイナイナ)」
「(ダナ…)」
…影で復讐者達がそんな話をしていたなんて知りませんでした。
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