・日常編・
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『や…やっと終わりました…』
午後から兄さまと2人で一所懸命やった甲斐あってか
掃除も片付けも晩ご飯までに終わりました
上半身からへにゃりと力が抜けていき、ふらりとソファにぼふんと倒れこむと…
ね、眠気が…
「おーい、寝んなよ」
頭上から、兄さまの声
『う、ぅうう…』
「…お疲れさん」
兄さまが頭を撫でてくれました
『…気持ち良いです』
「そうかい」
『はい…』
「しゃーねぇな、晩飯は俺が作ってやる
ほら、風呂沸かしてあるから入ってこい。……寝んなよ」
『さすがにお風呂場で寝ません…
…い、いってきます…』
「…………」
重たい身体を奮ってお風呂に入っていると、うとうとしてきて…
(うう……なんで兄さまは平気なんですか…)
湯槽のなかで目を閉じてしまった時――――…
どたどたどたっガチャッ
「やっぱり…
寝る直前じゃねぇか!!!」
『ビクッ)ひっ、ひゃああああ!!!ごめんなさいぃい!!!』
兄さまの怒声で起きました
『ひ、久しぶりに兄さまが怒りました……』
普段声を張らない兄さまが怒ると…威力が凄いんですよね
『兄さま、もう少し普段から声出しましょうよ』
「疲れる」
『ええぇ!』
「滑舌さえよけりゃいんだよ」
『ええぇぇえ!』
そ、そんな、声張る事が疲れるなんてお年寄りみたいな!
「誰が年寄りだ?頬取るぞゴルァ」
『ごめんなひゃいぃ…』
兄さまには適いません
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