・黒曜編・
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【ギギィィッ!!!!!!】
「!?どーしたジジ!!」
【ギ…ギ……ッ】
【―――あー…
間に合ったか】
「……え…?!」
聞き覚えのない声に驚いてモニターを見ると、
【気に入らなかったら助けてやんなかったんだけどな。まぁ、いんじゃねーの?
別に気に入ったわけでもねーけど】
「あ…!」
後ろで山本が、声を洩らした
【よお、ボンゴレ10代目】
おぞましい双子に代わってモニターに映ったのは、真っ赤な髪の男の人だった
「え?!」
「お、お前…!助けに来てくれたのか?!」
【あぁ?!勘違いすんな、つかてめぇ誰だ!】
「や、山本知ってるの?!」
「ああ!夏休みにイタリア行った時、愛羅と…「ば、馬鹿な!!!」?」
「何故ッ…!何故、
悪魔の片割れが居る?!」
【ああ?―片割れ、ねぇ。】
【?あ、あの…?】
【ああ、いいからお前ら早く帰れ。忠告しとく。絶対に1人になるなよ。】
【な、なんなのあんた?それにそいつ、何?】
【答える義理はねぇ。
ほら、殺人現場見たくなけりゃ後ろ振り向かないでさっさと行け】
【……?い、行こ、京子!】
【あ、うん……】
「あ、悪魔―…?」
「!あ…双子の悪魔、で、赤髪っつったら……!」
「………?」
獄寺くんの声が震えているのがわかった。
や…ヤバイ人、なのかな…
「っ、片割れがこっちに居るのなら…ま、まさか…!」
大きく映ったもう片方、ハルのモニター。
そこには、同一人物かと思う程そっくりな真っ赤な髪の男の人がいた
【―――せーかーい。
馬鹿にしちゃよくできたんじゃねぇの?】
「っ……!!!!!!」
にやりと笑うその人を見て、バーズが真っ青になる
【は、はひ…?】
【ああ、いいからお前早く帰れ。忠告しとく。絶対に1人になるなよ。】
【な、誰ですか貴方?!】
【答える義理はねぇ。
ほら、殺人現場見たくなけりゃ後ろ振り向かないでさっさと行け】
【っ、は、はい……】
「よ、よかった…!」
【【―――さァて。それじゃあ、悪趣味なてめぇにチャンスをくれてやろーか。】】
一度に喋っていることがわからないくらい、同じテンポで話す2人
【【―――問題、
どっちがレイで、どっちがレンでしょーか?
ああ!ちなみに当てずっぽうはなしな。ちゃんと理由も添えてどーぞ。】】
「ふ、ふざけるな!そんなの判る訳がない!!
大体何故貴様らが居る?!この事は誰にも知られてないはずだ!」
【【―――はァ?誰にも?
ああ…残念。てめぇ、ほんっと馬鹿だよ】】
「な?!」
【【そっちに居るんだよ。
俺らに電話で命令してくれたボスがな。】】
「電話…命令……ボス…?」
「だ…誰だ……」
【【―――愛羅さんだよ】】
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