・日常編・
御名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「なんだか、更に女の子らしくなったね」
『…!…』
―…浮かんだのは、雲雀さんで
「気になる男の子でもできたのかな?」
『う、ううう…あの、その…
!あ、で、でも、ちゃんと任務は全う致します!』
「いいんだよ。愛吏は今、自分が幸せだと思うことに挑戦してみなさい。」
お祖父様の手が、ゆっくりと私の頬に添えられて、撫でられる
兄さまと似た、けれど少し異なった、安心感。
『…いい、んで…しょうか。』
「いいんだ。皆それを許す。」
『…そう、でしょうか』
「そうだ。皆それを望む。」
『…私は、』
存在していていいのでしょうか?
―――――………
「はあ…」
パスタを食べながら重い息を吐く。すると、ディーノがおもしろそうに
「お?妹が居なくて寂しいのか?」
「うるせぇ黙れヘタレ」
「なっ、ヘタレって…」
「…なあ、愛羅。愛吏って好きな奴とかいんのか?」
「ああ…いるんじゃね?
雲雀とつきあってんだし」
「「?!」」
「な、愛羅?!なんだそれ初耳だぞ?!雲雀って誰だ?!どんな奴だ?!」
「ひ…雲雀とぉ?!マジかよ…」
「あー、どんまーい」
半泣きのディーノを片手で押し戻し、山本を横目で見る
……こいつ、意外と腹黒なんだよなあ
「…ま、関係ねーか。」
「…………」
な?
「お前も山本見習えよ、」
そう、ディーノに向き直ると
「俺の愛吏がぁああああ~~~~~!!!」
テーブルに突っ伏して泣き喚いていた
「オイいつテメェのモンになった」
その頭をわし掴みにしてぎりぎりと締めれば、謝罪を連呼してきたので、まあ、放してやった
「にしてもお前もさぁ、あいつのどこがいーの」
「ん?かわいいだろ。なんか、ちっこくて、ふわふわしてて!
でもたまに見せるキツい表情がまたいいんだよなー…」
「……へえ
ディーノは「全部」お前も即答かよ」
「そりゃあ、愛吏はちっちぇ時から見てたしな。
嫌なところも、まあ、1つくらいはあるけど、許せるくらい好きだ。大好きだ。嫁に欲しい「やらん」ちっ」
「にしても雲雀ってのは…意外っつーか……雲雀…」
「…因みに告ったのは雲雀だからな」
「マジか」
「マジだ」
「…なぁ、その雲雀ってどんな奴だ?」
「…僕様何様雲雀様。唯我独尊。」
「なんだそれ?!」
「あ、風紀委員長」
「そんな奴に愛吏を任せられんのかよ~…」
ディーノが頭を抱えた時
「「そうですよ愛羅さん!」」
…任務帰りであろう、血の匂いを纏ったレイとレンが息を切らして現れた
「「なんであいつなんですか?!あんな鳥!ムカつく!」」
地団駄を踏む2人を無視してパスタを食べきる
こいつらが突然現われるのはいつものことだし、それがイタリアなら尚更だ。仕事の殆どは、こっちの地方だから。
「愛羅、こいつら知り合いか?」
「「部下だ!!!「違う」?!」」
「俺らがいつお前らを部下にしたんだよ…
俺らはボンゴレ、お前らはフリーの殺し屋だろーが」
あの時から、ついてくるようになっただけで。
.