・日常編・
御名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
恒例のように雲雀さんに突然呼ばれ、授業中だったのでどうしようかと迷っていると
先生が真っ青な顔で「早く行け」と言うので、躊躇いながらも静かな廊下を小さく走る
…また風紀委員会の仕事でしょうか。度々呼ばれては、ただ雲雀さんのお茶を淹れたりしているだけなんですけど…。
(雲雀さん曰く、それが風紀委員会の仕事らしい。)
とりあえず、応接室について、ドアをノックする
「いいよ、愛吏」
…雲雀さんも、個人の気配がわかるんですかね…?
『し…失礼、します…』
入ると、雲雀さんが何故か微笑んだまま座っていた
「ねぇ、愛吏」
『は、はい………?』
「夏祭りの日のこと、覚えてるかい?」
夏祭り。その単語だけで、顔が熱くなる
「……今返事、聞かせて欲しいんだけど」
『へ…んじ、って…』
声が震えて、雲雀さんが見れない。恥ずかしくて、なんとなく、後ろに退がってしまう
雲雀さんが椅子から立って、ゆっくり私に近寄ってくる
『う…ま、待ってくださ「待たない」っ…』
応接室から逃げるわけにもいかず、そのまま、雲雀さんに挟まれるようにドアに追い詰められる
「……愛吏。」
『、は、い…』
その先の、言葉は。
「…好きだ。
…僕の恋人になってくれるかい?」
その目に見据えられて、逸らせるわけがなく。
『………っ、
…はいっ…………!!!』
答えた瞬間、
食らうようなキスをされた。
.