・日常編・
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…昨日の一騒動があって、まあ、自分的に落ち着いて。
あの時は、雲雀に愛吏を取られるなんて心底怖くなって。俺の目的を忘れていた。そうだ。俺は、愛吏が幸せになる為に、いるんだから。
取り残されるとかは…関係なくて。愛吏だけでも出られたなら、それは、俺が出られたことにもなるんだから、関係ないんだ。だから。
「…………雲雀、いいか。あいつ泣かせたら即殺すからな。」
「……」
「…あと、
……愛吏が何であっても、…拒絶すんな。頼むから。」
「…………?……わかったよ」
「…ていうかお前
あいつのどこがいーの?」
「全部」
即 答 か よ 。
「どこが良いとかは、わからない。興味ないね。………そうだな、あの子の存在が、大切なんだ」
「…どんな惚気だよ。つーか、言っとくけど、まだ付き合わせてないからな。」
「そうだね。僕もこのままにしておくつもりはないよ。…だから、
今、訊く。」
「………は?」
何を言ったかと思えば、雲雀は机の上にあった電話で放送をかけた
「愛吏。今すぐ応接室。」
それだけ言って、切った
「てめぇ俺の妹をなんだと思ってやがる………!?」
ペットみてぇに呼びやがって!
「?」
しかも無意識だと…?!
「ほら、早く出てってよ。もうすぐ来るだろうし」
「ほんとお前人をイラつかせるの得意だよな」
青筋が浮き立つのが自分でもわかった
「愛羅だけでしょ?」
「…はあ…ほんと、なんでこいつなんだか………
フラれちまえ」
そう呟いて応接室を出た
…なんとなく、嫌な予感がしながら。
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