・日常編・
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夏祭り当日。
お祭りが行われている場所までは兄さまと行き、京子さん達と合流する
「はひっ?!あ、愛羅さん!ちゃんと締めましょうよ!」
「んあ?どこを?」
「前です!前!」
兄さまが自分でやった浴衣の着付は緩くて、腰で帯一本で止めているような格好。もちろん、上半身がはだけて見えるわけで。
『ハルさん……私も言ったんですけど、無駄でした……』
「は、はひ……」
「……堅っ苦しいの嫌いなんだよ」
そのまま、4人で綱吉さま達の出店に向かう。売っているのはチョコバナナらしく、美味しそうな香りがする
「あ、ありました!
チョコバナナくださーいっ」
「?!みんな!」
「遅せーよ月影!」
「どっちだよ」
「お前に決まってんだろ!」
「手伝いさんきゅーな、愛羅。浴衣いいじゃねぇか!」
「それはこいつに言え。買ったのこいつだから」
兄さまが私を指差す。…人に指差しちゃいけないんですよ。
その指に沿って、綱吉さまと獄寺さん、山本さんの目線が一気に私に刺さる
「「「…………」」」
『…あ、あの…?』
「(かっわいッ!!!)
愛吏…さすがなのな…」
「おいてめぇ何人の妹見て興奮してやがる」
「いや、愛羅…仕方ないだろ…」
「開き直ってやがる…」
「(…浴衣似合うなー…愛吏…)」
「…………」
「ひっ!(殺気―――!!!)」
「(……………)」
「獄寺、やらんぞ。」
「な、何をだよ!?」
「お前には絶対やらん。」
「だから何をだ!!!」
「嫁に決まってんだろ」
「んなぁっ?!」
『?』
何を話しているのか、兄さま達がこそこそと話している
しかも何故かその光景を、京子さんとハルさんは黒い笑みを浮かべて見ていました
『??』
よく、わかりません。
「…さて、さっさと売るか。」
兄さまが私達を見ながら、にやりと笑う
「?なんで?」
「みんなで花火見ようって言ってたんです」
「花火…」
「時間までに売りゃいけんだろ」
「そうか…が、頑張って早く終わらせちゃわない?」
「10代目のお望みとあらば!」
「そーだな」
『頑張ってくださいっ!』
「またね」
「愛吏、迷子になんなよー」
『な、なりませんっ!』
いきなりチョコバナナ屋の前に並びだしたお客さん達に少しぶつかりながら、京子さん達と歩きだした
そういえば、どうして傍にあった出店が半壊していたんでしょうか
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