・日常編・
御名前変換
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岩影の辺りまで行くと、複数の気配がした。…やっぱりな…
その時、足が引っ張られた
「…触ってんじゃねぇよ」
水の中には2人のライフセイバー?が俺の足を掴んでいる
獄寺と間違えたんだろう。
やってきた男はどうしたといわんばかりの顔をしており、獄寺は俺がいることに驚いていた
蹴りあげ、2人を水の上に引きずり上げる
「よぉ、ハゲ。こいつらお前らの…お仲間サンだろ?」
「なっ…くそっ!」
男はそのまま泳ぎだす
岩に上がり、2人を放り投げて獄寺に向かう
「何惚けてんだよ、ここにいる奴等全員潰すぞ」
「う、うるせぇ!当たり前だ!」
遠くで、沢田が泳いでくるのが見えた
―――――……
『綱吉さま、岩影に気を付けて下さい』
愛吏に耳打ちされて、確信した。
やっぱり何かされてたんだ…!
「さあ行こうか、ツナさんよ」
「!そんな…まじで~!?
つーかぶっつけで泳げんのか?!」
忌々しい記憶がよみがえる。沖に流されていく恐怖。
でも、頑張らないと…京子ちゃんが危ない。それに
あの時、先輩に触られた時の愛吏が見せた拒絶の顔。あんな顔、させたくない。
泳げていることに感動を覚えながら進んでいると、
「誰かー!うちの子を助けてー!」
「!?」
「ちっ」
見ると、子供が流されていた
「ああっ!子供が流されてる!
ライフセイバーの出番です!一時休戦にしましょう!」
「はあ?
ナンパ目的のライフセイバーで危険な沖まで行くわけねーだろ!
あーゆーバカなガキが溺れ死ぬのは自業自得っつーの」
「なっ、そんなー!?」
―――…怖いんだ。
すげー怖いんだ。
「っ、あ~も~!」
「やだねー、ヒーロー気取りか?海はそんなに甘くねーぞ。バカが」
「奴の言う通りだぞ。死ぬ気弾は撃たねーからな。当てにするなよ」
何でお前がいるんだよ、と思ったけど、いつものことだから無視した
あいつらにはわかんないんだ。流されてく怖さなんて。
「お兄ちゃん!」
「もう少しだから…」
もう少し、あと、少し。
「も…大丈夫!」
手を伸ばし、女の子の手を掴んだ
「あれ…?体が……もう…動かない…」
何故かどんどん沈んでいく体。…体力の限界なのかな
「お兄ちゃんっ」
「うそ~…」
「えー!!!」
やっと助けれたのに。
「ボンゴレ的だな」
ズガンッ
「復活!!!死ぬ気で救助活動!!!」
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