・未来編・
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昔話でもしようか、
否、彼らにとっては未来の話。
「…また随分大掛かりだな」
「仕方ないよ、彼を止められるのはこの方法しかない」
「大体、元はと言えばお前が早合点したからだろ?ったく」
「あのなぁ、ああしなきゃ、この争いの他にも抗争が起こったままだったんだぞ?」
「んなもん全部ぶっ潰せばいい話だろうが」
「話通じね―――!!!」
「2人とも落ち着いてくれよ…
しかし本当にうまくいくのかい?」
「君の研究の出来次第じゃないの」
「う…お腹痛くなってきた…」
「研究には問題はない。
あれは…歪みは生じるが、そもそも10年バズーカが存在してる時点でそんな理論とか要らないんだからな」
「そう…じゃあ、その研究のせいで愛吏が傷つくことはないんだね」
「「「……」」」
「本当に…いいのかい?愛吏さんにはこの作戦を伝えなくて」
「…伝えないよ」
「あいつに言ったら…綱吉と同じように反対するだろう。
現に、未だ迷ってるこいつが居るんだから」
「何、君まだ迷ってるの?」
「そりゃそうですよ…皆を、巻き込むんだ」
「…心配しなくても、やばくなったら俺達がなんとかするさ。
恭弥と俺と愛吏は暫くは入れ替わらない予定なんだしな」
「その入れ替わりだって、最終手段みたいなものだしね。」
「やるしかねぇんだ、いい加減腹決めろ」
「…うん」
4人の男達が集い、深刻な顔で進む作戦会議。
紛れもないそれは…
「――ミルフィオーレを、白蘭を、倒すために。」