・未来編・
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『…少し1人にして』
「………アイリ、勘違いするなよ。
俺はお前がなんだろうと、否定なんかしない、お前はお前でいい。
…だから、『知ってるわよ』」
『…だってアイラはいつだって、私の一番の味方でしょ?』
愛吏の部屋に、1人残して俺は深く息を吐き出した
気が狂ってしまいそうだった
「どうすりゃいーんだよ…」
問題点が多すぎて眩暈がする。
そもそもなんで俺はまだ身体を維持していられるんだ?愛吏は10年前の世界にはいっていない。
だが、今のアイリで、俺を維持することが可能なのか、あるいは、それも無意識に力を出しているだけなのか…
「…愛吏がこの状態なことだけが計算外だな…」
ひとまず、アイツに頑張ってもらうしかないだろう。
もともと、綱吉達が強くなるためのものだ。
メローネ基地に俺やアイリは参加しない手筈だし、あいつらが無事メローネ基地で暴れてくれれば、あとはイタリアのヴァリアー達に託すだけ。
その間に、この状況を変えられるか…?
「…白蘭に辿り着くまでに、どうにかしねぇとな…」
「…愛羅」
思案しながら歩いていると、綱吉に声を掛けられた。真剣な表情で。
「、…綱吉?」
「アイリは…?」
「…ああ…今は…1人にしといてくれ。」
「…そっか…、
クロームは、無事だよ。今は自分の幻覚で…、でも…骸が。」
「…そうか。で、決めたんだろ」
「…うん、」
「…そうか。」
「成功させるよ。…だから…待っててほしいんだ」
「…俺は、強いぞ?」
「知ってるよ。でも、愛羅に頼ってちゃ駄目だから。
だから、アイリのことは…任せるから。」
「…わかってるよ」
綱吉の頭をくしゃりと撫でてやると、綱吉は情けなさそうに、笑って見せた