・未来編・
御名前変換
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――――……
「「……………」」
ガン見する京子ちゃんとハル(+ランボとイーピン)に
『………………』
俺の脚にしがみついて、それを見上げるアイリ
「…ツ……ツナさん……!!
このハイパーキューティーな子は何ちゃんですか?!」
『ひっ!』
「ハル…お前恐がられてるぞ……」
「はひっ!?」
「私は笹川京子。初めまして!」
『…ぅ、あ、』
困ったように俺の手を握るアイリの頭を撫でて、笑いかける
「大丈夫。2人は俺の友達だから。」
『……………………アイリ…』
「(随分渋ったなぁ………)」
「はひ?愛吏ちゃんと同じ名前「し、親戚なんだ!ほら、似てるでしょ?」た、確かに…」
『?』
「三浦ハルっていいます!仲良くましょうね、アイリちゃん!」
「この子がイーピン。で、こいつがランボ。」
『……………うん』
「新入りはランボさんの手下にしてやるもんね!」
『……(イラッ)』
…あ、今絶対イラッてした。
アイリを見ているとおもしろくて、つい、そんな変化を笑ってしまう
「ああ、アイリ様、ここに……、」
『あ!』
入ってきたのは“アイラ”で、京子ちゃん達を見ると、一瞬何かを考え込んで、京子ちゃんとハルにずいっと顔を近付けた
「?!」
「はひぃっ!」
「……………」
アイラは口元だけで微笑すると、
「…Buonasera,signorina.」
「は、はひ……ぼ…ぼなせーら?」
「せにょりーな?」
『……ブォナセーラ、スィニョリーナ。こんばんは、お嬢さん方、って言ったの』
「アイリちゃん、イタリア語がわかるんですか?!」
『い……、一応………』
「わあ、凄い!ねぇ、アイリちゃん。良かったら私達に教えてくれないかなぁ?」
『?!、…で…でも…、』
ちらりと、アイリが俺とアイラを不安そうに見上げる
「大丈夫ですよ。いってらっしゃいませ、アイリ様。
…よろしくお願いしますね」
「はいっ!」
「いこ!アイリちゃん!」
離れていく皆を見送ると、“愛羅”は少し焦ったような口調で言った
「…アイリと俺が居なくなった事…………
白蘭にバレた」
「んな―――――?!ば……
バレた―――――?!」
「いやぁ、まあ、そりゃいつかはバレるわな。」
「軽いよ!」
「寧ろこんな長時間バレなかっただけでもいい方だ。」
「そ、それで……白蘭は…?」
「怒り狂ってる」
「ヒィィィィィ!!!」
「ってのは嘘」
「なんで?!?!」
なんでこの状況で嘘吐いたの?!
「まあ……荒れてるには荒れてるけど、白蘭もすぐには動けないだろ」
「……?どうして?」
「物事には順序がつきものだろ?ミルフィオーレの最優先は、ボンゴレ狩りだ。
ンな大それた事やってる最中に、簡単に隊なんて動かせねぇんだよ。」
「な…なるほど……」
「動くんなら…俺とアイリの存在を知る、一部の人間。
白蘭直々か、直属の従者辺りだろうが…その中で動ける奴は、今、ミルフィオーレに居ない。
俺達を連れ戻す機会があるのは、
日本支部のミルフィオーレと俺達が、戦う時だ」
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