・未来編・
御名前変換
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「でも雲雀さん、今どこに…?」
「……雲雀は…、」
山本が口をつぐむ。
「…あいつ、…愛吏がミルフィオーレに出向いたきり戻らなくて、…すっかりおかしくなっちまってな………」
「「!」」
……そうだ、雲雀さんは、愛吏を…あんなに…
その愛吏が戻らない、ましてや生死がわからないだなんて状況なら、雲雀さんはきっと荒れ狂うだろう。
「手掛かりなら、ある。」
山本が一枚の写真を見せる。
そこには、
「なぁ!?これってバーズの鳥じゃなかった?!」
「今は雲雀が飼っていてヒバードっていうらしいぞ」
「(誰が名前付けたの―――!?)」
「愛羅がいつも雲雀の傍に居たのを見て、からかいがてらに付けたらしい」
「愛羅だったー!!」
何やってんだあの人!
「て、手掛かり…それ…だけですか…?」
「まあ、雲雀なら今頃愛吏を血眼になって探してるだろうな。愛吏が見つかれば雲雀も見つかる。一石二鳥じゃねぇか。」
「い、一石二鳥っていうのか…?」
「俺はいけねーがな」
「!お前…そんなに外だと体調ひどいのか……?」
「余計な心配すんな。いずれこの話はしてやる。準備しろ。」
「…………」
「それに山本がついてるぞ。奴はこの時代の戦いを熟知している」
「え…そ…そう…だけど」
「なーにびびるこたぁないさ。
お前達はこの時代の俺達が失ったすんげー力を持ってんじゃねーか」
「!?」
「失った…すんげー力…?」
山本の言葉に首を傾げる。
「……お前達は希望と共に来てくれたんだ。
ボンゴレリング、っていうな。」
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