・未来編・
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「散り散りになった7人の守護者を集めるんだ」
「え!?」
「歴代ボスもずっとそうしてきたんだ。
ボンゴレに危機が訪れる時、必ず大空は守護者を集め、どんな困難をもぶち破る」
「だ…だけど、集まったところで……」
「逆だぞ、奴らと勝負できるのは、お前達しかいねーんだ。
この時代の戦い方は特殊だが、だからこそお前達にも分があると俺は思ってる。」
「何…言ってんだよ…わけわかんないよ!
それより俺達の知人もボンゴレ狩りの的になるって言ってたけど…それって母さんや京子ちゃん達も入ってんのか?!」
「ミルフィオーレが抹殺する対象は拡大し続けている。彼女達も恐らく…」
「そんな…!大変だ!どうしようリボーン!」
「手はうってある」
「俺がラル・ミルチを迎えに行くと同時に、イーピンとランボが笹川とハルを探しに行ったんだ」
「!あいつらが?」
「そうか!イーピン達、こっちじゃチビじゃないんだ!」
「今は連絡待ちだ。
ママンは五日前に家光とイタリア旅行に行っていてな、状況が掴めねぇ」
「!イタリアって…!
まさか……母さん…?」
「ビアンキとフゥ太は情報収集に出ている。他の仲間だが……
この二日間でロンシャン達や持田は行方不明……10年間にできた知人の殆ども消された……」
「!!」
「山本の親父もな………」
「そ………そん…な…っ」
――――なんて世界なんだろう。
なんて残酷な、世界なんだろう。
なんでこんな、世界なんだろう。
なんでこんな――――――……
「っ………!」
「聞いてんのか、ツナ」
「いっでぇぇえ!!!」
リボーンの強烈なパンチが頬にめり込む。痛い、けれど、
「いつまでも心配ばっかしてたって、何も始まんねーぞ。守護者を集めることが最善策だ」
「!!」
……目が、覚めた。
「そう…だね、うん。そうだ。…ごめん」
「もっかい言うぞ。
あれから山本と話し合ったんだが、最初に欲しい守護者は即戦力…つまりつえー奴だ。」
「!強いって言ったら……
……でも、」
頭に浮かんだ、あの子は。
「そうだ、
愛吏の生死がはっきりしない今の現状じゃ、守護者No.2
ボンゴレ10代目雲の守護者、
雲雀恭弥だ。」
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