・未来編・
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「ちゃおっス」
見慣れたスーツ姿におしゃぶりを下げた、そいつ。
最近見てなかっただけなのに、こんなにも懐かしい気がして、視界が揺らぐ
「…リ………リボーン…」
「抱き締めて~っ」
「?」
は?と思った時には、………もう遅かった。
「こっちよ!!」
「ふげ―――――ッ!!」
痛々しい音を立てて、頭に衝撃が走った
「あででででで!!」
「大丈夫っスか!?」
「後頭部に土ふまずがフィットしたぞ。」
フィットしても嬉しくねーよ!
「な、なんなんだよこのふざけた再会は!!こっちは死ぬ思いで、お前を探してたんだぞ……!
また変なかっこして!!」
全身白タイツのような格好をしたリボーンをもう一度見る。
でも、無事でよかった。生きていたんだ、やっぱり。リボーンは。
「しょーがねーだろ?このスーツを着てねーと体調最悪なんだ。
外のバリアも俺の為に作らせたんだしな」
「!?どういうことだよ、」
「俺には厳しい世の中って事だ。」
「?…そ…そーだ!おかしいんだよ!過去に戻れないんだ!」
「それくらいわかってるぞ、おかしいところはそれだけじゃねーしな。
10年バズーカなのに、この時代は撃たれてから9年と10ヶ月ちょっとしか経ってねーんだ」
「え…!?」
「なんでこんなことになっちまってんのか、俺にもさっぱりだ」
「!そんな…やっぱりリボーンにもわからないんだ」
「まあわけのわかんねー土地に飛ばされなかっただけでもよかったけどな」
「土地…?」
「そーだ!ここって…ここってどこなんだよ?!」
「ん?そんなこともわかってねーのか?」
「だから色々大変だったの!」
「モニターに映るか?」
「ああ」
山本が壁にある大きなモニターを操作してくれる。
そこに映ったのは、町のようだった
「これが地上だ」
「?」
「暗くてよく見えねぇ…」
「こいつは見覚えあるはずだぜ」
モニターに映ったのは、
「!?
なっ、並中―――!?
ってことはここ並盛なの!?」
「日本だったんスか――!?」
「そーだぞ、そして過去に戻れない以上…ここで起こってることは、お前達の問題だぞ。」
「……現在、全世界のボンゴレ側の重要拠点が同時に攻撃を受けている。もちろんここでも、
ボンゴレ狩りは進行中だ」
「ボンゴレ…」
「狩り…?」
物騒な単語を反芻する。
「お前達も見たはずだぞ、ボンゴレマークのついた棺桶を」
「!それって俺のこと!?」
「――――てめぇ!」
今まで殆ど黙っていた獄寺くんが、突然山本を殴り付けた
「何してやがった!何で10代目があんなことに!」
「獄寺くん!」
「――………すまない。」
「てめぇすまねーで済むわけ…!「やめろ獄寺。
10年後のお前も居たんだぞ」!…く……そ……」
「敵であるミルフィオーレファミリーの恐ろしいところはもちろん戦闘力の高さだが、
それよりもやべーのは目的がただ指輪を得るための勝利や制圧じゃない事だ。」
「…!?」
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