・日常編・
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並盛中央公園に着くと、一帯は桜並木が満開だった
『…!!!』
「……よかったな」
『はいっ!』
くるくる回りながら桜を見回している愛吏から目を離すと、沢田達が揉めていた
……なにあのリーゼント。
あ、獄寺に潰された。うわ弱ェ
『…?』
愛吏も気付いて俺と一緒に沢田達のところに戻る
「…なにこいつ」
『り、リーゼント…!初めて実物見ました!』
「愛吏、関心を持つのはそこじゃない。」
『あ、』
「なんか…花見場所は占領したから出てけって言ってきてさ」
「…ふぅん
じゃあアイツはこれの仲間か」
「…え?」
視線を流した先には
「何やら騒がしいと思えば君達か」
学ランの男が、桜の木に体を預けて立っている
「雲雀さん!!」
「…?知り合い?」
『…あ…そういえば…
ほら兄さま、綱吉さまのファミリーの方達を調べている時…』
「今んとこは、まあ…獄寺、山本、笹川か」
『へ?兄さま、この雲雀さんは…』
「…いや、こいつ明らか敵キャラじゃね?」
『えっ』
「絶対正ファミリーになんかなるキャラじゃねぇよ。除外だ除外。」
『や、でも…何度か綱吉さま達と手合せしているようですよ?』
「ならビアンキの方がファミリーに近いだろ
てか俺こいつ無理。だから調べん。」
『一番の理由それですよね?!』
『………って、』
「あー…あれか」
「……そこの2人…見かけない顔だね」
『初めまして、月影愛吏と申します』
「おい愛吏、」
「どうでもいいけど…帰ってくれない?」
『へ…?』
「僕は群れる人間を見ずに桜を楽しみたいからね、彼に追い払って貰っていたんだ」
『………』
「でも君は役に立たないね。あとはいいよ、自分でやるから」
「い…委員長」
「弱虫は
土にかえれよ」
雲雀がトンファーを振り上げた時
『やめてください』
驚いたのは、沢田と獄寺と山本と
雲雀。
愛吏は雲雀と風紀委員の間に入って、雲雀が振り上げたトンファーを掴んでいた
「…何?君」
『………』
愛吏が雲雀をただ見つめていると、場にそぐわない声が聞こえた
「いやー絶景!絶景!花見ってのはいいねー♪」
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