・未来編・
御名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
―――…
あの日…あの日に、
全てが始まったんだ。
―――…
「…リボーンが帰ってこない?」
『10年バズーカに打たれたまま…ですか?』
「そうなんだ…何がどうなってんだか…」
バジルくんとランチアさんの見送りに行った時、ランボの10年バズーカに当たったリボーン。
10年後のリボーンが現われるかと思ったけれど、そこには誰も、現れなかった。
1日経っても現われないリボーンを不安に思って、隣の家に住む、愛羅と愛吏に相談した
『そ……それは、つまり…』
「…10年後に、リボーンは存在してないって事だな」
「……え…?」
「……いや、…まさか…そんな……」
難しい顔をする2人に、更に不安が募る。
愛吏が察してくれたのか、
『とにかくリボーンさんを探しましょう?』
「う…うん…」
「…だな、
獄寺達に言ってくる」
『私はリボーンさんの隠れ家を当たってみます』
「ありがとう!じゃあ俺も他のところ見てくる!」
2人の家を飛び出して、とにかく捜し回ろうと、走る
…2人が見せた難しい顔が、頭から離れなかった。
元はと言えば10年バズーカが原因で。…かといってランボに10年バズーカのことなんて聞いても、何もわからなさそうだと思う
「!あ!」
そこで思い出す、もう一人のランボの存在。
「あ!大人ランボに聞けば、何かわかるかも!」
―――…この時、俺は
まさか俺が10年バズーカに当たるなんて、考えもしてなかった―――…。
+++
10年後の世界。
気が付くと真っ暗な場所に居た俺は、そこが棺桶と気付くのに時間は掛からなかった。
その時会った10年後の獄寺くんは、写真を渡し、この男を消せと言ってきて。ビャクランだとか、よくわからないまま、獄寺くんは入れ替わってしまった。
加えて、5分経てば戻ると思っていた計算は、何故か崩され…、
そしてそこで、ラル・ミルチという人に会った。
ラル・ミルチは俺達に何の説明の無いまま、この時代の戦いだとか、リングだとか野宿だとか…勝手に進めていってしまう。
やっと一息ついたかというところで、ラル・ミルチは静かに話始めてくれた。
この時代の、ことを。
.