・日常編・
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並盛空港内・売店
『…兄さま。
やはりジャッポーネですから、羊羮の方が宜しいのでしょうか』
「……」
『お饅頭ですかね?』
「激しくどうでも良い質問だな」
『どうでもよくないです!
ジャッポーネではお世話になる際菓子折りを、と…、お蕎麦でしたっけ』
「それは隣に引っ越した奴がすることだし、第一古い。
ほら行くぞ」
『え、ま、待って下さい!私まだマリモ羊羮を買ってません!!』
「うん、行くぞ」
『マリモ羊羮んんん…』
「…落ち着いたらまた来るか」
『!はいっ!』
と、
少年に引きずられたまま笑顔で答えた少女と
そんな少女に呆れながら微笑う少年は
まるで恋人のように寄り添いながら空港を後にした
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