かなりの長編になるため連載はするのは現状の作品が完結してからになりそうです…



巫族（ふぞく）

大昔から精霊を崇め奉り、精霊からの寵愛を受けた一族
それ故、精霊を使役するという特別な力を得る
精霊を本格的に使役する場合その精霊と契約を交わす必要がある
契約を交わすとその精霊と硬い絆で結ばれ、更なる力を出すことができる
契約をすると手の甲に契約の証の文様ができる
複数契約の場合は別の場所にできる
精霊の力を借り、自然を操り、攻撃力の高く、海楼石などの確実な捕獲方法のないため政府から危険視されている
特に女の巫族は美しくオークションでも高値がつき、巫族の瞳は移植をすると下位精霊の光が見えるということもあり、狙われることがある



精霊
大昔から存在している自然やものの核と考えられている存在
下位精霊と高位精霊と種類が分かれている

・下位精霊
それ程、力を持たない精霊
基本、人には認識できず攻撃は効かない
人間界におり、巫族にのみ様々な色の球として見ることができる
契約は巫族であれば誰でもできるほど簡単であり、多重契約をしても力が弱いため干渉し合うことはほぼない
そのため多重契約をして生活に役立てる者が多い

・高位精霊
高い戦闘力になり得る精霊で精霊界と呼ばれる異界に動物または人の姿で住んでいる
エネルギーが強いため巫族以外にもその姿を見ることができる
一定のダメージを負うと消滅し、力が使えなくなる
素質がある者は高位精霊を一時的にアクセサリーに変形させ、契約精霊への直接的ダメージを防いだり、アクセサリーの状態で精霊を回復させることができる

契約には精霊界へのゲートを開く必要があり、開くにはそれなりの技量が必要
複数と契約することも可能だが、力が大きいため契約精霊どうしが干渉しあい、本来の力を発揮できなくなるため1体が普通である
複数契約をしており、制御もできるとなるとかなりの使い手
呼び出すのには召喚式を必要とする



マナ
巫族が精霊を使う際に必要とするエネルギー
体力のようなものであるがこの力が備わっているのは巫族のみである
大技になれば大技になる程、マナを消耗する
聖精霊での回復の他に、他人に同意を得て体に触れて受け渡すか時間と共に回復する
量は遺伝や人によって異なり、マナが多い程大きなことを成せる
初期生成量は人によって違うが特訓で生成量を増やすことができる



エレメン島
巫族とその家族が住む北の海付近の凪の帯にある島
大部分が森であり、泉や湖などもある
離島があり、そこには精霊界に続くゲートとなる大きな精霊樹という大樹がある
この島の王は精霊であるというのが皆の認識
貴族などの身分階級は無い
フルーツが特産物
世界政府非加盟国であり、攻撃してくる者は容赦なく精霊の力で消してきた



精霊界
高位精霊が住む世界
見た目は人間界とさほど変わらないが自然と生物に溢れている
ゲートを開く力のある選ばれた巫族とその巫族が心から信用している者しか入ることができない



精霊樹
人間界と精霊界を繋ぐ大樹
精霊界の精霊樹にはマナを生成する力があり、そのマナで精霊たちは生きている



精霊属性

・風属性
風を操る
他の人を強い風で飛ばしたりでき、かまいたちを作ることも可能
風を圧縮した銃弾や壁を作ることもできる
風に乗ってきた言葉を集め、情報収集をすることができる
文書などを正確に相手の元に送ることができる
風精霊の特徴として契約者と距離を取っても活動することができるのが特徴



・火属性
炎を操る
火の威力や温度を自在にコントロールすることができる
操った火は付けたもののが消すまたは水、氷をかける必要がある
そのためランタンなどの光にも使える
火の球を放ったり、刀に纏わせたりなど攻撃にも使える
高位精霊は炎を焼き尽くす炎や水や氷すらものともしない紅蓮の炎を出すことも可能



・水属性
水を操る
水の玉を発射することができ、攻撃にも使える
水で鎖などを作ることができ、相手を拘束することもできる
水の上に立ち、水面を歩くことができる
汚い水を飲み水などにすることができる
訓練をすれば水の中でも息をすることができる




・地属性
大地を操る
地割れを起こしたり地形を変えたりすることができる
大地で自身を包んでガードをしたり、相手を壁に拘束したりなど攻撃にはあまり向かないがサポートなどに向いている



・聖属性
光の力及び治癒の力を操る
他人の傷を癒したり、マナの回復を行える（自身のものは行えない。あくまで他人を回復するものである。病は直せない。あくまで直せるのは外傷である）
長い時間をかけて死した者を人型の精霊として復活させることもできるがその場合多大なる負担がかかるのと同時にかなりの修行を必要とする
光の壁や光の矢など攻撃、防御などにも富んでいるが精霊自体が少ないため契約できるのは稀



・闇属性
闇の力を操る
他人のマナを吸い取ったり、視力を一時的に奪ったり、自分より力のないもの（精神力の弱いもの）を操ることができる
また、攻撃は黒い雷や黒炎なども出すことができる
精霊自体が少ないため契約できるのは稀な属性である

以上が6大属性
他に氷属性、音属性、木属性、剣(鋼)属性など検討中