インターン編
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仮免許試験の翌日。
昨日で夏休みは終わり、普段通りの学校生活が始まる。
まあ、夏休み中も学校にいた+個性訓練などをしていたためあまり変わらないかもしれないが……。
そんな日に緑谷と爆豪は全身傷だらけだった。
話を聞けば2人は昨夜寮を抜け出し、殴り合いの喧嘩をしたのだという。
喧嘩をして少しは気持ちを吐き出すことができたのか、2人は特別険悪というわけではなくいつも通りという感じだった。
緑谷は3日、爆豪は4日の謹慎らしい。
共有スペースを掃除する彼らを横目に学校へと登校した。
長い始業式を終え、教室に戻る。
本日より普通の授業が始まるのだが、始業式にて話が出ていたヒーローインターンというものが気になっていたところ、梅雨ちゃんがまさにそのことを聞いてくれた。
平たく言うと以前行ったプロヒーローの下での職場体験の本格版とのことだ。
校外活動は生徒の任意で行う活動となり、体育祭で得た指名をコネクションとして使うため体育祭で指名を貰えなかった者は活動時間が困難とのことだ。
元々は各事務所が参加する募集する形だったが、過去、雄英生徒引き入れの際にイザコザが多発したため現在の形になったとのことだった。
先日仮免を取得した私たちはより本格的・長期的なヒーロー活動が行える。
しかし1年での仮免取得はこれまであまり前例がなく、敵の活性化も相まって私たちの校外活動への参加は慎重に考えている段階らしい。
後日改めて体験談なども含めて説明と方針を話すと相澤先生は説明を締め括った。
(ヒーローインターン……)
当分の私の課題は天元の複数操作。
水と光は大分この前の職場体験で学べたが他はそれほどでもない。
かと言って学ぶのに適任の人もいない。
何せ現在、全ての力を使いこなすことはもう出来ているのだ。
炎の究極、エンデヴァーの赫灼熱拳。
その技ですら昔親に似たものを教わって仕組みやコツなどはものにしている。
あとは複数の個性をどう混ぜ合わせるか、あとは片方と片方で違う個性を出す練習。
ひたすらそれに限る。
となると複数個性待ちのヒーローに心当たりがないため誰のところに行っても同じだ。
となれば恐らく、私はまたステラさんのところに行くことになるだろう。
皆には言っていないが、私は卒業と同時にあの事務所に所属になることが決まっている。
なら、早いこと慣れておいた方がいいだろう。
私は自身のチョーカーをそっと触った。