神野事件編
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爆豪と天野が攫われた翌日。
怪我を追った生徒は入院、警察とプロヒーローたちは迅速に彼らの行方を追っていた。
その中には奏の職場体験先であるステラ事務所の構成員の姿もあった。
そして、その翌日。
誘拐された爆豪、天野の救出ならびにヴィランの捕獲作戦のために多くのプロヒーローが呼ばれていた。
『なんで俺が雄英の尻拭いを…。こちらも忙しいのだが』
「まあそう言わずに。あなたもOBでしょう」
『雄英からは今、ヒーローを呼べない。対局を見てくれ、エンデヴァー。今回の事件は、ヒーロー社会崩壊のきっかけにもなりうる。総力を持って解決にあたらねば』
塚内の言葉にエンデヴァーは返す言葉がないのか不機嫌そうにそっぽを向いた。
「私は以前、爆豪の素行を矯正すべく、事務所に招いた。あれほどに意固地な男はそういない。今頃暴れていよう。事態は急を要する」
「ほほう、貴様が変えられなかったのか」
「毛根までプライドガチガチの男だった」
「我が同士、ラグドールが奪われている。個人的にも看過できぬ…!」
「同じく。うちの天野ちゃんを攫うなんて」
「リキッドさん、天野はまだ正式にうちのサイドキックじゃないです」
「うわ、師匠のくせに冷たーい」
『所長が指名したなら近いうちにうちのサイドキックになりますよ。ね?所長』
「ああ。あの子はうちの子だ。絶対に取り戻す」
『おお、所長本気っすね』
塚内の元にはハルカとアジャスト。
ジーニストの方にはヒカル、リキッド、そして所長のステラの姿があった。
プロヒーローたちの話にコホンと塚内が咳払いをし、話を進める。
『生徒の1人が仕掛けた発信機では、アジトは複数存在すると考えられる。我々とピークの調べで、拉致被害者が今いる場所はわかっている。主戦力をそちらへ投入し、被害者の奪還を最優先とする。同時に、アジトと考えられる場所を制圧し、完全に退路を断ち、一網打尽にする』
その言葉に、プロヒーロー全員が気合いを入れ直す。
『今日はスピード勝負だ!ヴィランに何もさせるな!!さぁ、反撃の時だ!!流れを覆せ!ヒーロー!!』