断片
「何かさ、いいよね。容姿かわいい子たちはそれだけで勝ち組じゃん」
「……あなたも可愛いと思うけど」
「ハッ!? どこがぁ!?」
「うん、ちょっと盛ってみた」
「毎日私はあんたの言動に静かに傷付いてること、いい加減気付いて?」
「容姿が可愛くなりたいなら努力すること」
「そういうのめんどいじゃん。学校の勉強しなきゃならないし」
「本当は容姿可愛くなりたいわけじゃないのよね。あの子たちを蔑んでるのよ、あなたは」
「日々私はあんたの放つ矢に心臓刺さりまくって矢を抜くのに大変なのよ。分かってる?」
「大丈夫よ。あの子たち、不幸になるわよ」
「うっ……!? てか何で決定事項なの!?」
「仕方ないじゃない。同じ人生をずーっと繰り返してるから分かってるのよ」
「お?」
「あなたも同じ人生繰り返してるのよ。覚えてないみたいだけど」
「え……? ね、まさか、あの子たちも?」
「そうよ。一人残らず人間全員、というか生き物全員、同じ人生しか歩めないことになってるの。死んだらゼロからやり直し。全く同じ人生が始まるわ」
「ちょっと待って。何とか違う人生にしようと気張っても、その気張った事項は前の人生と同じ……ってわけ?」
「そういうことになるわね。あなたが鼻の穴と口に折った割り箸を二本装備して踊りだそうと、それは何回も繰り返したあなたの人生と同じなのよ」
「フリですね、それは。私に踊れってことですね?」
「……あなたも可愛いと思うけど」
「ハッ!? どこがぁ!?」
「うん、ちょっと盛ってみた」
「毎日私はあんたの言動に静かに傷付いてること、いい加減気付いて?」
「容姿が可愛くなりたいなら努力すること」
「そういうのめんどいじゃん。学校の勉強しなきゃならないし」
「本当は容姿可愛くなりたいわけじゃないのよね。あの子たちを蔑んでるのよ、あなたは」
「日々私はあんたの放つ矢に心臓刺さりまくって矢を抜くのに大変なのよ。分かってる?」
「大丈夫よ。あの子たち、不幸になるわよ」
「うっ……!? てか何で決定事項なの!?」
「仕方ないじゃない。同じ人生をずーっと繰り返してるから分かってるのよ」
「お?」
「あなたも同じ人生繰り返してるのよ。覚えてないみたいだけど」
「え……? ね、まさか、あの子たちも?」
「そうよ。一人残らず人間全員、というか生き物全員、同じ人生しか歩めないことになってるの。死んだらゼロからやり直し。全く同じ人生が始まるわ」
「ちょっと待って。何とか違う人生にしようと気張っても、その気張った事項は前の人生と同じ……ってわけ?」
「そういうことになるわね。あなたが鼻の穴と口に折った割り箸を二本装備して踊りだそうと、それは何回も繰り返したあなたの人生と同じなのよ」
「フリですね、それは。私に踊れってことですね?」