第二話『雌火竜狩り』
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その後の二葉の活躍は無く、2回火だるまになり、そして、また毒をくらっていた。
リオレイアは信之一人で倒され、帰りのアプトノスの荷車の中で二葉は深々と頭を下げる。
「まったく役に立てなくてごめんなさい・・・。」
「いや、こちらも良い経験をさせて貰った。」
「?」
良い経験なんて1つも無かったと思いますが・・・。
頭の中が疑問符で一杯になっていると、信之は言う。
「狩りは、親父殿か弟の幸村、あとは家康ぐらいとしかしてなくてな。」
「そうでしたか。」
私みたいなのと狩りは初めてだったんだろうな。
「今日の狩りは楽しかった、また狩りに誘ってくれないか。」
「へっ?」
次は無いと思っていた二葉は、目を丸くし驚きの声を上げた。
「え、い、いいんですか!?見ての通り足手まといですよ!?」
「構わない。」
「・・・・・・。」
二葉は信之に疑いの視線を向け、ある結論に辿り着く。
「まさか、信之さんって、義輝様と同じ。」
モンスターに襲われる姿を見て楽しむ方!?
「いやでも、危ない時には助けてくれたし・・・。」
チラリと信之の方を見て、二葉は深々と頭を下げた。
「私も今日の狩りはとても勉強になりました、また、よろしくお願いします。」
うん、義輝様よりも優しい方だ。
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