第二話『雌火竜狩り』
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準備を整え、二葉と信之は雌火竜リオレイアの住む樹海へ辿り着いた。
「準備は良いか。」
「は、はい!!」
「手分け・・・と言いたいが一緒に来い。」
「すみません、お世話になります!!」
緊張した面持ちで敬礼する二葉に、信之は目を細める。
「心配するな、無理はさせない。」
そして、信之は自分のお供に合図を送り、先へ駆け出した。
「行くぞ。」
「「はいですニャ!!」」
「よし、私達も行くよ!!」
「はいですニャ!!」
二葉の合図に返事をしたのは黒子一匹で、二葉はもう一匹の玉子を探す。
「あれ?玉子は?」
「旦ニャさん、あそこで薬草を拾っていますニャ。」
「玉子行くよ、薬草はいいから。」
「しかし、旦ニャさん、今回のモンスターは雌火竜ですニャよ。」
積み取った薬草を握り締めガタガタと震える玉子に、二葉は優しく言った。
「不安なのは分かるけど、信之さんを待たせる訳にはいかないからさ。」
「・・・わ、分かりましたニャ。」
「よし、行くよ!黒子、信之さん達はどっちに行った?」
「こっちですニャ!!」